国際政治・経済・問題・文化の最近のブログ記事

朝日新聞の新シリーズによると日本の国債発行の余裕は10年で終了、国内で消化するのは不可能という。刷りも刷ったりだから当然であろう。ところがとんでもない事態が出現した。ブログの園田義明メモによると中国国債が香港で発行され好調な売れ行きだという。
ある名門出版社から妙な本がでたことがある。近代日本のノンフィクションぽいのだが、妙に胡散くさい。日本を誹謗しているのだが、少数民族の問題もからめ実に手が込んでいる。たまたまその社の人と出会ったので、妙な本を出しましたねと聞いてみたら、ある年配の社員が頑固に出版を主張しましてね、という答えだった。お里は知れた。
寿司屋で寿司を頼めば、たしかに品物はでてくるが問題は勘定だ。摩訶不思議な数式で計算される時もあろう。これが日米安保になると勘定はほぼわかっているが、品物が曖昧模糊としている。安全という注文なのだが、具体的に北朝鮮からミサイルが飛んできたら何をしてくれるのか判らない。
安全保障に大甘の鳩山総理だが、日本は日本人だけのものではないそうだから、言葉をかえれば侵略OKに通じかねない。次回の選挙で鉄槌を下そうと思う人もおおかろう。それはさておき、一国の安全保障はあらゆる可能性を考えるのが当然である。小沢民主党代表(当時)がインド首相との会見をドタキャンした事は、その意味でも驚異的な国賊ぶりであった。
アメリカ下院はレベルが低い、とはよく言われることだが、こんな事もあった。フォーリーさんが下院議長だから、相当前だ。スペース・シャトルの事故は、日本のせいだという珍説を演説した議員がいた。あまり上院とちがって見識に期待はされないのだろうが、それにしてもひどかった。外国の工作も容易なのだろうが、ふざけた事をしたら、米国の国益に重大な支障をきたすとおしえたらどうか。ノムヒョン大統領の裏工作で下院は、日本非難決議をしたが、賛成した議員は、そらみろ日本から何の反撃もなかったろうとその後豪語したという。ま、今回のトヨタ騒動は私は中立だ。これ以上は許せないが、この程度なら黙っているというレベルだろう。第三国が関与しているかを調査すべきだ。
先日の朝日新聞で日本航空が過去日本国民を緊急退避させるためのミッションの例を5つほど例示した記事があった。私はイラン・イラク戦争時のJAL(の一部組合)による緊急飛行の拒否を理由として、救済を疑問視した。この意見はネット上でもおおく見られた。だから、公平に見る必要は感じていたのだ。たまたま写真家の故並河万里氏の『地平線 光と影』日本テレビ1988年刊を読んで印パ戦争で負傷した並河氏がアリタリア航空の避難機に、カラチ空港から乗って退避した感動的な記述を読んだ。やはりJAL機は着陸しなかった。イタリア機は着陸した。
通信を勝手に盗み聞きする複数の国家の集団がある。おおむねGoogleへの中国政府の干渉に反対する国家群である。私は中国政府のこの点に対してもっとも辛辣な意見を持つ者だ。しかし、通信の自由の侵害と無断盗聴とどちらもけして望ましい事とはいえない。
トヨタに物申したい事はわかる。痛いほどわかる。しかし米民主党が、ほんとうにアメリカの労働者の職を大量にうばった事を意識せず、認識さえしていない。まずこの事実を知る事から始めるべきだ。クリントン大統領は、アメリカの労働者を守るため、それはあたりまえのことだが、円高政策をおしすすめた。そのスピードはけっしてゆるやかでなく、思慮深いというよりサディスティックな調子だった。その事が大変な事態をうみだした。
今日の新聞で、韓国の李大統領が原発のトップセールスを盛んにしているという記事があった。そのセールストークに稼働率のことがあるという。韓国は92%、他は70%台。たしかに日本はそうなのだが、安全をみて3か月の休止期間のせいだ。日本人の悪い癖はルールを決めたら、その後何の検証もせず、ルールをまもり続けることだ。はっきり言って3か月の休止は長すぎる。1か月で十分ではないのか。他国の規則も参考にして、変えるべきだ。李大統領は、別に嘘を言っている訳じゃない。重要な示唆を与えてくれたと考えよう。新しい原発から変更して、石油の輸入を確実にへらしましょう。

UAEの原発は韓国へ、ベトナムはロシアに発注される事となった。原因は日本の休日の多さにある、といえば驚かれよう。たしかに直接の原因はない。しかし、一月から祝日がめじろ押しだ。こんな働いているのやら、休んでいるのやらわからない国に莫大な経費の危険一杯の原発を発注したくなる国があろうか。悪しき自民党の遺産という他ない。電機やその他の産業でアドバンテージのあった時期のなごりだ。抜本的に改めるべきだ。国がきめるのでなく個人が決めて休む原則をつくりたい。
反捕鯨船の船籍国の一つ、NZだが、国家的詐欺をはたらいた歴史をもってい る。経済不況にあえいでいたNZは、イギリスが永久債(パーペチュアル・ボン ド)でうまく日本などを欺いたのにヒントを得たのか、NZ Developing Bankなる銀行をたちあげて三洋証券など日本勢の 出資を集め、あっというまに倒産させた。国家のバックがあるからと信じさせたのだから、悪質である。おそらくこれほど国家が前面にでて詐欺同然をはたらいたのは歴史的にも珍しいだろう。その後経営危機におちいった三洋証券には若干の返金があったが同社は、この痛手もあり倒産した。
社長就任以来、F1からの撤退、米国NUMMIの閉鎖、部品価格の3割削減などの重要な決定を発表したが、後の2つの決定は正しい判断なのか疑問である。失礼ながら、ここ10年ほど企業イメージは好転していたが、その前はごりごりのエゴイスト企業、自社の利益以外は眼中にない、というイメージが支配的だったと思う。報道にはあらわれないが、政治部門が、日本の国益と自社の利益の微妙な「交易」に携わっていたという推測も一部にあった。その点、奥田社長以来、イメージの改善につとめられ大きな成果があった。新社長になり、莫大な宣伝費もあり、奥歯に物が挟まった報道ぶりだが、強圧的で部下が自由に発言しかねる雰囲気があるようだ。
地元の方には大問題なのはわかるが、果たして米国にとって戦略上どの程度の意味があるのか。極端に言うとゼロに近いだろう。勿論、戦略上沖縄の位置は重要だが、同島内には、占拠しているスペースは半端じゃなくある。むしろ表現はえげつないが、この基地自体の価値よりこの基地を担保にして、日本政府から引き出す価値、つまり担保物権としての価値の方が上だ。トルコは、親米といわれてきたが、イラク戦争の時に、自国領土の通過を米軍に許さなかった。どこの国も自分の国が、第一なのだ。そうでないのは日本政府だけだ。外国軍基地は、20年ほどで全廃にする。そういう大方針を立てれば、おのずから道は通ずる。その前に首相の交代が必須だが。

久し振りに空白の一日という言葉を聞いた。元祖空白の一日が、第二次世界大戦の米軍制服組トップのマーシャルに関してある。1941年12月7日(米国時間)がその日である。戦後すぐ合衆国議会は真珠湾の悲劇の真相を究明するため委員会をつくり要人の喚問を始めた。FDR亡き後、スチムソン、ハルは健康上の理由で(ピンピンしていたようだが)除外、さすがに制服軍人のマーシャル元帥はそうもいかず喚問された。共和党議員の質問は、開戦の日、貴官はどこにいたか? だった。答えは、記憶にない。ありえない事である。私は下司の勘ぐりだが、彼は、ホワイトハウスでFDRとともに息をひそめて事態の推移を待っていたのではないかと推測する。
1月22号の週刊朝日に9.11事件のビル倒壊が飛行機以外の爆薬によるものではないか、という記事がある。よくある「とんでも」記事かと読み飛ばしていたが、これは怖ろしい記事だ。ただ記事中の磯部准教授の話の扱いが爆破説を擁護するのか、しないのかがわからないので天木ブログ最新記事を読まない限り重要性に気づかない。揺り戻し(スプリングバック)が飛行機衝突のせいであり、爆薬の可能性への言及がない。くわしくは両者(朝日、天木)を読んでいただきたい。私がこれを書いたのは個人的な記憶があるからだ。9.11の翌日だと思う。東京のある国の大使館前を偶然通りかかった時に、大使館の前にその国の人たちが20人ぐらい集まって集会を開いていた。趣旨は正確にはわからないが、どうやら「どうだ、この種の暴力に悩ませられられている苦労がわかったか」、という感情が哀悼の意とともに感じられた。この種の集会は極東の地だけでなく全世界的にみられたのだろうか。いつも警察が警備しているのだが、その日は特に警官の数が多かったのも記憶に残っている。人数はもっと多かったか、公安部が写真撮影しているのは確実と推測する。さて、いい機会なので、東芝機械事件について語ろう。
案がでてきたが、被参政権が外国人にない、等でこれならいいという人もでてくるかもしれない。しかしあくまで反対する。いったい誰のためのものなのか。活動家の意見は判ったが、これは全体の希望なのか、何の検証もない。単なる韓国政府の希望かもしれない。朝鮮籍は与えない、というが韓国籍の人で要らない人に無理に与えるのか。日本の選挙権を無理強いしてどうするのだ。地方にとってもっとも重要な成員の資格の決定を地方に押し付けるのは民主党の党是に真っ向から背反するものだ。さらにもっとも重要な反対点は外患の誘致の危惧なのは言うまでもない。李大統領の兄が来日して小沢幹事長に会ったが、物事を頼むのに贈り物をするのがかの国の流儀だという。
在日米軍に関して日本の論壇は、その歴史的な分析の議論が不足していないか。私は、東西冷戦の終焉を象徴するベルリンの壁の崩壊が東アジアで見られるとすると在日米軍の大幅撤収がそれに当たると思う。なんで瀬戸内海の岩国に外国の基地があるのか、なぜ日本の中央の巨大な空域を外国軍が管制するのか。中国の軍拡があるにしろそれでは説明しきれない。要するに自民党政府の怠慢の積み重ねである。徹底的な仕分けが必要である。この絶好の機会をのがしてはならない。ゲーツ国防長官の一連の発言は戦時下の事とて理解する努力も必要だが、威嚇的な意味合いが強い部分については容認できない。一体どこまで協力せよというのか。タリバン掃討がなぜ必要なのか、勿論テロ組織の首脳を事件前後に匿ったこと、政権時の国政に問題があったのだろうが、それで日本に全面協力せよともし言われても応じられない。

福島大臣が、沖縄海兵隊のグアム移転を主張している。野暮を承知でいうが、日本の政治家がいえるのは、国外へということであって、行き先まで指定するのは越権だ。協議したいと先方様がいえばアドバイスできようが。この海兵師団の駐留地は、つきつめると合衆国大統領が決定する。勿論、それがアメリカ以外ならその国の了承を必要とする。こういうセンシチブな問題は筋をとおす事が最低限必要だ。話を転じて、鳩山さんだが、抑止力としてある数の海兵隊は必要と発言した。岡田外相と同意見だが、岡田さんがいうのも興味深いが友愛の海をめざす鳩山総理が語るのは解せない。この人を理解する努力は徒労だろうから本稿ではよす。彼は決断力を来年は示すらしいが、中味が悪ければ決断しないほうが良いのは当然だろう。中味で最良なのは「辞任」。これが国民のいまやコンセンサスだろう。ともかく大変な方が総理でおられる。就任前からダメと思っていたが予想をはるかに超えるダメぶりである。

藤崎駐米大使がクリントン国務長官に呼び出されたとして国務省の前でTVクルーの取材を受けたとのことだ。それが、国務省の発表で怪しくなった。STOP BY という表現は知らなかったが、ぶらりと足をとめた、ぐらいの意味らしい。日米関係を憂うのは十二分に理解できるが、すぐわかる仕掛けで歌舞伎ショーは、笑止だ。国務省がわもアウンの呼吸で合わせてくれると思ったけど、高圧的な印象を与えることを当面避けている米国が、お付き合いしなかった、というのが真相であろう。任地と大使の人柄のマッチ、ミスマッチは永遠の課題だが、もう少し重厚な性格の人選もありうるだろう。バターン死の行進の拙稿もあわせてお読みいただくとありがたい。なお天木ブログでも言及がある。

過去原稿:天木ブログと藤崎大使
詳細の検討は、専門家にまかせるが第一印象は、結論だけを強調する例によってせこい手法を相手にとられたという事だ。テーマがテーマだが、総体的にも大国になりつつある中国のもっとも弱い文化系学問が史学だろう。人民共和国は、前朝の事跡を評価する正史を編む能力のない中国史上異例の政治集団といっていい。清朝の編纂した正史の明史は出色のものといわれているが、人民共和国政府がこの作業に取り組む意志をもつ能力があるのか判然としていない。毛主席がまだ明晰な判断力があった時に本問題を考察したとは聞いていないが、もしあったとしたらユニークな見解がかならずや聞けたに違いない。
日本を離れた習の一団が今度はミャンマー訪問だ。ようするに日王にガンをつけた後はビルマの暫定軍王に会ってやったという事か。中国の周辺国をお披露目興行の途中、俺様の威光で日本のルールなどへし折ってやったという事なのだろう。俺んちにくらべればビルマも日本も同格よ、ということを言いにきたわけだ。ま、中国はシナリオどうりに行動する。いきあたりばったりの日本とは違うという事だ。
習副主席の天皇会見申請の遅延の謎をどう解くか。前回の胡副主席(当時)の外交上の手続きは十分参考にしているからうっかりミスの可能性は極微だ。11月中旬にすべきをほぼ1週間おくらせた。上海閥(江沢民等の反日派)の習に対して中国政府組織(外交部など)が十全な協力をしなかったのが理由かもしれない。しかし一旦会見がきまった後は工作の手はずは万全だ。隣国など他国を揺さぶり、操縦することのノウハウを数千年にわたって外交文化の中心に置いてきたお国柄である。日本で発表された写真よりより習が優位にたつアングルの会見写真が配信された。
小沢幹事長の「天皇陛下もそうおっしゃる」という趣旨の言葉にはビックリした。久しぶりで忖度という言葉を思い出した。勝手に推測は、いい加減にしたほうがいい。今月の忖度第2号は、鳩山さんのヒラリーから「よし、わかった」という思いをいただいただ。言葉をいただいた、のではなく、思いをいただいたらしいが、思いは、言葉以外のどんな手段で伝えられるのか。まさか電波ではあるまいが、瞳でもあるまい。天木ブログでは、とうとう「外交の冒涜」という評価がでてきた。ヒラリー国務長官も、勝手に判られて驚きのまなこだろうが、それはこの怪人を総理にしている日本と日本人への驚きのまなこでもあろう。
JAPAN PASSINGでお座敷のかからなかった海外の日本研究者が、日本情報の収集の手薄さを痛感した各国政府機関の態度変更でうけに入っているようだ。これも奇怪な鳩山さんの神憑り外交のおかげだ。なにせ「よし、わかった」というヒラリーさんの「思い」が(おそらく電波を通じて)いただける、そうなのである。ま、この事態はあまりにも異常で早晩首相辞任で正常化が必要だ。本論にもどって、態度をかえた外国機関にCIA,DIA,米軍諜報機関、作戦立案部局があろう。もうひとつの9.11といわれるチリーのアジェンデ政権クーデターに米国がかなり関与していたのは事実のようだが、ずばり米国は日本におけるクーデターのシナリオを作成済みだろうか。これは難問でわからない。
第二次大戦の戦後体制の終了の象徴がヨーロッパにおいてはベルリンの壁の崩壊ならアジアの日本においては未了ではないのか。つまり沖縄と便宜的にタイトルに書いたが日本全土の米軍基地がソ連の壁と比較対象できるのではないか。米国の国防長官は、言う事をきかねば、土地を還さない、などと威嚇的な言辞をふりまいているが、日米の友好のためには、鳩山の妄言と同じくらい望ましくない。ゲーツさん、あなたの日本にいる軍隊はじゃあ占領軍なんですか。もしそうなら駐留地はお返しください。

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