先日行われたゲーツ米国防長官と北沢防衛相の会談をテレビでみたが異様な光景だった。握手するのだがゲーツはそっぽを向きながら握手、北沢もあっちをむきながらだ。欧米ではありえない事だろう。グアム移転費用の増額が要求されたわけだが、むしられる方も大変だが、むしる米国もその心象風景はどんなものか。プライドをかなぐり捨てての無心だ。
雑誌の『WILL』8月号に麻生外相(当時)が米国の知り合いに日本も核武装が必要と説き続けたらライス国務長官が火消しに日本を訪問した、という。日下公人さんの話だ。核武装すれば、米国への依存は激減する。ゲーツの日本むしりも即座に却下だ。とすれば、米国が日本の核武装を阻むのは商売がからんでいる、と見ざろう得ない。
私が沖縄の外国軍基地の永続に反対なのは当然で、くだくだしく言わないのはその必要のある大物ブログじゃないからだ。飛行艇基地の利点は、自然破壊が劇的 に少なくなることが一点だ。海兵隊としても AMPHIBIOUS と自称す るなら飛行艇部隊は世界中に一つくらいあっていい。たとえば、将来に上海で暴 乱が発生したとして、黄浦江のガーデンブリッジ近くの河面に着水して自国民を 救助できるのは、現状では新明和の飛行艇を沖縄に配備するの以外に考えられない。
いま、飛行艇を新しく開発しているのは日本の新明和以外ほとんどないといっ てもいい。今度の辺野古だが、国防総省に海兵隊の飛行艇基地化を提言、協議 すべきだ。航続距離も新型のオスプレーより優る。ヘリ機能はないが、パラ シュート部隊の運用に支障はない。オスプレーの航続距離では、友好国の日本 などの制圧以外に使い道はないのではないか。きつい皮肉はともかく、日本政府はこの線で交渉すべきだ。
今度来日するクリントン長官は、イランがイスラエルを核攻撃したら米国は自分の核兵器で、徹底的に破壊するとかつて述べた。仮定が仮定であって、あまり現実的でない。しかし特定の国を名指しで核攻撃するなどと発言することは過去の核犯罪をまったく反省していない、反省する必要がないという思想を持っておられるのだろうか。NPT参加国に核攻撃しないということは、不参加国を核攻撃する可能性を示したことに通じて容認できない。
この条約は1年の猶予さえ与えれば、日米両国いずれもからも破棄を宣告できる。中国艦隊の先日の動きは、深読みすれば、日本に対して同条約の重要性を認識させ、ひきつづき日本の対米従属を続けさせるための動きと推測も可能である。日本が破棄すれば、防衛予算は全予算の10倍増、戦前の50%近くに漸次高まること事態もあり得ないことではなく、中国にとっても好ましいことと必ずしもいえない。
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