大地震の後、ロシア大統領はこう言った。「シベリアや極東で働かせてやる」、と。これは嫌がらせの類だろう。隣国の惨事のあとの発言を永遠に記憶 しておきたい。
ロシア(北方領土)問題についての最近のブログ記事
ロシアの通信社によるとロシア人の4%が返還賛成だ。菅発言の前は11%であったという。強靭なロシア人の知性はまだあった。サハロフ博士が
そうであったように。
続きを読む: ロシア人の4%が北方領土返還に「ダー」
ロシア人が感じていることを推理する。次期大統領選に誰がでるか、現大統領か首相か首相の傀儡かの3択であろう。それ以外はほぼ無い。現大統領の
差別化作戦を誰が立案したか不明だが、ロマノフ王朝末期のニコライ2世の廷臣中の極東総督のアレクセーエフ大公の存在との類似性がすこし感じられ
る。
続きを読む: ロシア大統領に戦略はあるのか
ロシア大統領の北方領土訪問はたしかに不愉快だが、ロシアが占有しているのは事実だし、馬鹿鳩の祖父が問題の妥協をしているのだ。河野一郎も同行して疑惑の行動もしている。言葉の選び方は大いに疑問だ。
続きを読む: 「許しがたい暴挙」って言っていいの?
北方領土へのロシア大統領、国防次官等の相次ぐ訪問を踏まえて外務省の審議官クラスの折衝がはじまった。大統領訪問時に菅首相がすべきだったス
ピーチを作文してみた。
続きを読む: ロシアとの実務者協議
菅さん、口先番長と揶揄される前原さん、政治主導でロシアにどう対抗するのですか。ロシア人が聞いてもかなり苦しい居直り発言じゃないでしょう
か、大統領の言い方は。私はサハリンのガス権益を中国に売り渡したら思うのです。そもそも液化するのが大間違い。気体のまま大消費地の中国に売ればいいだけの話。エネルギーのロスはやめましょう。シノペックから同量スワップすればいいのです。ただ、天然ガスは国際市場であまり気味で価格交渉が問題です。
ロシアの大統領は中国の誘いに乗って、日本の領土への占有強化の行動をしている。中国の尖閣侵略との共闘路線である。たしかに10年かそこらは中 国を南進させるロシアにとって具合のいい策であり、御自身の再選にも好都合かもしれない。
続きを読む: ロシア大統領は間違っている
ロシア側で鳩山一郎・ブルガーニン署名の日ソ共同宣言を無効とする勢力が増えているらしい。望むところだ。要するに、ハボマイ、色丹も返さないと いうことだ。ロシアも相当右傾化(左傾化?)がはげしいようだが、かなりのものだ。脳内出血後の老耄の(その状況の一つは先稿で記した)鳩山首相 がモスクワに出かけた。行くだけでも肉体的に困難だった。
続きを読む: 日ソ共同宣言の無効化は望むところ
私は『鳩山一郎没後50年』稿でも書いたが、老耄の一郎氏が日ソ交渉にのりだしたのが間違いと思っている。その動機は誠に尊いにしてもである。シベリアに捕虜が多数いたのだから単純な批判はできないが、まずモスクワでは、全北方領土の復帰要求をすべきだった。ロシア側は第二次大戦の結果と強弁しているが喉まででて言わないことがある。ルーズベルトにもらったということだ。
続きを読む: 鳩山と北方領土
独立プロが1974年製作した「樺太1945年夏 氷雪の門」という作品は数奇な運命のすえ幻の映画となった。配給は東宝の予定だったが、当時加山雄三主演の「さらばモスクワ愚連隊」という映画の製作協力とからませてソ連政府が東宝を恫喝し、なんと東宝は「氷雪の門」の配給をやめるという遺憾千万な決定をしたのだ。ただしこの間の経緯は東宝がわにも異論があるかもしれない。映画のあらすじは樺太の真岡(ホルムスク)で最後まで電話交換の責務をはたした9人の交換手の物語だ。
続きを読む: 北方領土返還と映画
今日(2009年6月23日)の日経2面に北方領土問題で「準備」の小さい記事がある。麻生首相とロシアの大統領府長官が40分会談し、新たな解決策が準備されている、との発言がロシア側からあった。
続きを読む: 北方領土に新展開か
麻生首相の有力外交アドバイザー・谷内氏と毎日新聞が言った、言わないでごたごたしているとの事だ。北方領土の面積2等分案である。ロシア人というと、自分勝手で国際法など破り放題というイメージがあるが、意外と合法性にこだわる人たちだ。ロシア管轄の土地で、北方領土は最も法的根拠が薄いことは彼らも知っている。だから第二次大戦の結果と強弁するのだが、大戦の結果が全てなら東ドイツはまだあるはずだ。
続きを読む: 北方領土について
拙稿『Ohne Freude ヒラリーとのサイン』でも書いたが、日本の外相等は外国との文書に実に気軽にサインするようだ。先祖が不平等条約でどれだけ苦労したかの知識はなくなったのか。そういえば、小泉純一郎氏もピョンヤンでまずサインしました。孫崎享氏の新著『日米同盟の正体』でもとんでもないサインの話がある。あれほどもめにもめた安保条約は1年ごとの自動延長となっているが(いつでも、双方とも1年後に解消可能)、2005年10月29日に日本の外相・防衛庁長官と米国の国務長官・国防長官がサインした文書「日米同盟 未来のための変革と再編」で変身したという。国会審議など記憶にない。こんな事でいいのか。航空自衛隊総体の司令部がこともあろうに外国軍基地である横田基地内に移るのだから常人から見れば、この世のことともおもえないことも小泉時代にはおおありなのだろう。著者孫崎氏は外務省の出身。国際情報局長の後防衛大学教授の経歴をもつ。外務省には、91年ごろまで日本の国益を第一に考える真っ当な空気があったが、その後、巧妙で執拗な米国の間接的な人事介入で米国におもねる気風が一般的になったようだ。「影響力の代理人」は日本の各界にいる。孫崎氏もその毒牙にかかったのか。私などあまり米国大使館の工作が小泉時代うまくいきすぎて、シャー時代の駐イラン米大使館とおなじユーフォリアに浸っていると警告しているのだが、はたして効くものか。日米関係への著者の懸念は本書147ページに要約されているが、第8章の核武装に関する見解も参考になる。講談社現代新書 本体価格760円
日米同盟の正体・迷走する安全保障 (講談社現代新書) (新書)孫崎 享 (著)
日米同盟の正体・迷走する安全保障 (講談社現代新書) (新書)孫崎 享 (著)
続きを読む: 『日米同盟の正体』孫崎享を読む
鳩山一郎が没してから50年、孫の2人を中心に50年祭がおこなわれた。明るい性格で人並みすぐれた頭脳の持ち主。しかし文部大臣の時の滝川事件の処理からは反動政治家批判もあり、とはいえ軍の政治関与には反対し、筋をとおしながらけっこう寝技の政治手法にもつうじるという複雑な政治家だった。
続きを読む: 鳩山一郎没後50年
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