米国は、金融業と兵器産業、農業、鉱業に特化した観がある。その金融業がこけて、農業もエチルアルコールがセルロースで出来るようになると、かなりの打撃を受けるだろう。この際、石炭を主原料にし、豊富で安価な電力を必要とする人造石油産業を徹底的に国家の根幹の産業として育成すべきだ。石油を国内で自給し、輸出まで出来るようにしたら様変わりした国になる。技術はすでに確立していて南アフリカなどで盛業中である。日本も米国の足らざる所を指摘し、協力してはどうか。
石油についての最近のブログ記事
アラブ首長国連邦の一国で30年ほど前に、住民からいちゃもんを付けられた人がいる。翻訳すると「お前の国には御木本って奴がいて、おらっち海にもぐって真珠を採って、かつかつ生きてきたのに真珠の値が暴落して大変な迷惑だったよう」。世の中には予想を超える物事の連鎖がある。いま行われている石油生成菌の研究は、世界の仕組みを一変させるインパクトがある。藻類か動物、植物プランクトンを食べて繁殖する石油生成菌は細胞内に油分を貯めこむ。この菌類の大規模な増殖が産業レベルに達したら、その影響は、空中窒素の固定化以来の人類的な大変事となる。1日60億ドルに近い原油取引を直撃するからだ。実は人類の最大の難問は、かつて窒素資源の不足だった。空中には無限の気体窒素があるが、固体では、根粒菌か落雷そしてチリーに偏在するチリー硝石にたよる他なかった。そのチリー硝石が石コロ以下の存在になったのだ。詳しくは「毒ガス開発の父ハーバー』朝日選書をお読みいただきたい。
続きを読む: 石油資源の未来
近未来の日本を経済的に破産に追い込む要素は医療費とエネルギー価格の暴騰だ。原油は尽きる前に、プランクトンの養殖と微生物による石油転換が予想より早く実用化するだろう。その前に米国の膨大なオイルシェール資源が活用されアメリカの復権がなされるケースもありうる。医療費については、アメリカ・ユタ州のケースが参考にされるようになる。コーヒー、タバコ、アルコールなど不摂生なことが教義で制限され、医療行為も神の御手に多くがまかされる。まちがってもいわゆるスパゲッティ医療は行われない。
続きを読む: 医療費と原油高騰
石油産業の憂色が濃い。売り上げは右肩下がりはしょうがないとしても、いつまた原油価格がバレル100ドルをこすかもしれない。そうなればさらなる売り上げの低下はまぬがれない。しかし、日本の重質油の精製技術は世界でピカ一のはずだ。そのアドバンテージを極限まで活用できるような状況をつくりだす努力をしているだろうか。これは米国企業の話だが、銅価格の低下を食い止めようとして、アフリカ・ザンビアの重要な橋を破壊しようとして起訴された事件があった。これは極端かもしれないが、その状況を自己のために作り変えようとする熱意はすごい。似たケースだが、昨年か、ある出版社から、サウジの世界最大のガワール油田の生産の窮状のみをテーマとした本が邦訳・出版された。これは原油価格を暴騰させようとする勢力の努力の一環として日本にも工作の手を伸ばしたと私は推理している。勿論日本の出版社に悪意はない。日本の石油業界も自己の限られた、ほとんど打つ手がない状況と考えがちだろうがそこから回生の一手はないか熟慮すべきだろう。
ピークオイルに関してかなりの本をよんだ。もっとも油の匂いのする本はPanRolling社刊『石油の消える日』K.S.Deffeys著だった。なにせ親の代から原油掘削に携わる人で本人は石油地質学者でプリンストン大名誉教授だ。石油の生成についてもわかりやすい記述がある。膨大な生物の遺骸の集積が酸化されずに地下の適度な地温の層に数千万年閉じ込められ下、上の層が特殊な滲出を防ぐ物質でできていればという何ともむずかしい条件でのみできあがる。
続きを読む: NEDOは米国のオイルシェール開発に資金を
IEAの研究者が世界の大油田のピークが来ていると発表した。一方新潟では収穫多量米のエタノール化を実施してE3政策を提唱している人がいる。このブログも昨年11月の開始の第1回初稿が古米のエタノール化の提唱だった。
続きを読む: ガソリンのエタノール混入を急げ
昭和16年、当時日本への原油のほとんどを供給していたライジング・サンとシェルは米・英両政府の指示により供給を停止した。NYタイムズの本によると7割削減とかいているが、偽史のさいたるものであろう。両社は現在の東燃ゼネラルと昭和シェルにあたる。
続きを読む: 石油業界について
このブログをアレンジしてくれている青年から、このテーマへのアクセスが多いとの報告をうけた。国民の資産をアメリカ国債にすべきか、石油資源に投資すべきかだれにでも容易に判断できる。
続きを読む: 石油備蓄の民活化 その参
本論に入る前に、前項にトラックバックがあり、腎移植で進展があったとの事だ。HIROYUKIさんのご努力に敬意を表します。
続きを読む: 石油備蓄の民活化 その弐
原油の市場価格がバレル140ドルを超えていた昨年の一時期、誰もが日本の備蓄原油の放出を考えていたにちがいない。しかしバレル200ドルは超えるという説も有力で放出はなかった。責任は誰もとりたくなかったのだ。結果的に最高値の3ヶ月を放出原油でまかない、今空タンクに補充するための発注をすれば数兆円の節約になったろう。しかし、はっきり言って原油相場は予見がむずかしく、浮利のためにバルブの開閉をするに適さない。しかしタンク内の原油が国民各層の投資物だったら、各自の判断で処分できたろう。
続きを読む: 石油備蓄の民活化
汚染米と聞くと「黄変米」を思い出すのは、年齢のせいだろうか。団塊世代が小学校低学年の時東南アジアからの輸入米にカビなどで食用に適さないものが大量に発見された事件である。
続きを読む: 汚染米の焼却処分
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