朝日ジャーナルの終刊は下村満子さんが編集長だった。ご本人は自分の名前を音読みするネタで笑いをとるおおぶりの人柄であるらしい。その終刊号の近くの号で昭和天皇のなくなったときインド政府が3日間の国喪に服したとの短報が載っていた。
かなりの傑作である。作者もそう思っていると推測する。私が小学生(以前?)の時の記憶で鳩山一郎首相の背の高い角ばった顔立ちの秘書が脳溢血で体の不自由な首相の介護をしていた。その方が健在で作者のインタビューに応えている。
ニューシティー・レジデンスの破綻は、一昨年の末の事だが、余資の運用先だったしリートの資産は消えないだろうからと静観していた。翌年春の総会から猛然と怒りが湧きだし裁判というまったく予想もしない体験をする事となった。本書では、188ページから、この問題を論じているが、著者は、「金融庁が認めるように、金融機関が理不尽な行為をしない限り、リートは破綻することはない。ニューシティは破綻したのではなく、運用者が私利私欲を図るために破綻させたとしか考えられない」と記している(197ページ)が、私も同感だ。被害者の方たちも同じと思う。ぜひ、読んでいただきたい。一般の方も優良リートの購入に参考になるだろう。
一気に読んだ。アメリカ史上空前絶後?の4選大統領は、多くの国民への報告義務を果たすことなく政治活動を執り行った。ラヂオの時代故に許されたことと後世の歴史家は評する。彼の国民に報告すべき事は何だったか。隠された妻への背信か。しかし、彼の愛娘は、母エレノアを裏切って、父大統領のために愛人との逢瀬をつくる。なぜか。確実な敵国の攻撃の情報を得つつ、部下の軍人には通知せず、怠慢のゆえに軍事法廷への召喚を準備させる最高指揮官とはそも何ぞや。もろもろの疑問に応えるための良書である。
現代のブラジルを知るための最良の本。著者イシ氏は日系3世で日本とブラジルの両国事情を熟知しているし、ラテン的のりも十分なので実に楽しく読める。このシリーズは70冊を超えたが、ベストの本の一つだろう。紹介したもう一つの理由は、本書113ページのテレビニュース番組の章だ。ブラジルの人気ニュース番組『ジョナール・ナショナル』は米国の9.11事件の報道の際、自前の取材でNYに住むブラジル人生存者を探し出し、さらに世界各国の反響を特派員がリポートした。日本のマスコミも日本人のサーバイバーを取材すべきだ。けっして今からでも遅くない。謎を解く努力を日本の視点ですべきだ。
民主党の渡部恒三氏から、家出老人と揶揄された新党だが、シルバー新党と居直れば、これはこれで逆に存在感を誇示できうる。人間は若者だけではないのだから。で、与謝野氏本をご紹介する。実際の取材は小菅尚氏のようだ。本は平成20年9月の福田(康)総理辞任後の自民党総裁選で始まる。私など5人立候補したのも忘れたが、麻生・与謝野・小池・石破・石原であった。351・66・46・25・37票の結果だった。
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