日本の近未来を暗示する衝撃の第2弾、が帯のあおりだ。今回は、民営化された巨大奨学金会社・サリーメイのゆがんだ現状、崩壊する社会保障、医・薬・保複合体の猛威、刑務所産業の豪華4本立てである。多少著者と表記が異なる。貧困本といえば、「女工哀史」や性格は異なるが「職工事情」いまどきの「蟹工船」があるが、読んでいて自分もいつ、というスリリングさがあって一気によめる。父が蔵書していた、茶色のクロス装丁の改造文庫をおもいだす。もう神保町の古書店でもみかけないが。発売から1月で3刷りだから結構な売れ行きである。内容もおもしろい。
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