2016年11月アーカイブ

前稿で鳩山一郎氏の付き添い青年に興味がある方は11月29日のサンケイ新聞5面をご覧ください。薫子夫人の顔の後ろにいる方だと思います。
私が小さい子供のころ鳩山一郎首相には屈強の青年が身近に付いていた。ちょうど小児麻痺の後遺症を持つF.ルーズベルト大統領の身辺を介護する青年がいたように。息子の嫁の石橋家の方らしい。そのかたはご健在のようで孫が首相になった時分にごくわずかにコメントが聞こえてきたように記憶している。鳩山一郎首相は脳に大きな障害を残しており身辺の処理や思考力にも大きな影響があった。囲碁は依然好きで対戦もしたが、発病以前も対戦し たプロの棋士は「あの鳩山さんが」と絶句し涙を浮かべるような内容の碁であった。思考力は推して知るべしであった。ロシア人の広い意味での外交能 力、それは相手の思考能力の隙をつく事もふくまれるのだが秀逸であるようだ。あるいは単に幸運なのかはわからない。今回もおおいに楽であるだろう。
私が叫び続けていた健康保険の外国人による悪用が続出している。民主党政権の時の健康保険制度の改悪だ。住民登録は外国人でも3か月日本に滞在す れば可能で、登録すれば健保に参加できるというものだ。改悪はそれだけでなくローラのパパが逮捕された外国での治療費が支給される制度もそうだ。 日本人が営々として老後の治療に備えて積み立ててきた財源があっという間に外国人に食い荒らされる制度改悪だ。民主党が外国勢力に食い込まれた結 果であろう。長妻昭氏なら厚労大臣も務めたのだから体を張って阻止すべきだった。一見真面目そうだが健保制度を破壊する面々の助っ人と言われても 仕方があるまい。ただしこの事態を放置した自民党も同罪に近い。マスコミたるや恥じて自裁すべきだ。詳しくは今週の『SPA』22ページからの 「来日中国人が医療費を不正受給している」の特集記事を読んでください。

SPA!(スパ!) 2016年 11/29 号 [雑誌]
安倍首相だが、トランプ次期大統領に金色のゴルフセットを用意して渡米した、TVに詳細をリークして番組がつくられたのであろう。感覚を疑う。最 初にヒラリーに面会、このツー・ショット写真は「効いた」。もちろんラスト・ベルトの有権者にだ。数十万票以上がトランプ候補に向かった可能性も 否定できない。結果が出て責任転嫁だ。外務省特に「有名な」杉山次官に対してである。同じ稲門の岸田外相も含まれよう。世間はその毒消しとしてのトランプ訪問 を注視し囃しているが、米国マスコミの多くが日本政府提供の会見写真をシカトだ。米国世論のかなりの部分を敵に回した。要するに外務書の報告がど うあれ、他国の選挙に介入めいたことをするな、ということだ。責任転嫁は醜悪だ。杉山じゃない、責めは安倍さんが一人で負うべきだ。第一次内閣の 「官邸崩壊」から9年、いよいよ日本崩壊なのか。

常軌を逸した内閣総理大臣の執務ぶりである。賛成のかたもあろうが。しかし私なぞ政策こそ違え、民主党時代の鳩山総理の執務レベルに近づいている と感じてしまう。近々の内閣改造でも、農水相はともかく、私益で国会質問したと報じられる大臣は同種の過去の事件(稲村左近四郎氏や民社党議員の 事件)より悪質性が強いだろうし、猛スピードの交通違反大臣の弁明は「任命前ですから」だ。靖国参拝の決断が迫られる時期に右翼政治家と海外から 誤解されている女性政治家を防衛相に任命、米国国務省の下級役人から参拝をけん制されるとジプチ派遣だ。彼女が軍事知識ほぼゼロだったのは国会審 議で明白となった。努力されているのだろうが、なおさら勉強に時間が必要だったろうと思われる。首相の一挙手一投足が日本を貶める可能性が極めて強い。努力はわかるのだが。そこでタイトルとなる。事実上、麻生副総理以外に後継はいなかろう。りーマン・ショックの時はあらゆる外国指導者より 果断で適切な判断と態度を示した。岸首相(当時)は事実上内戦となりうる自衛隊出動を赤城防衛庁長官に説得され中止した。文字上は表れていない が、このままでは内乱状態という黒雲が徐々に水平線の下から登りかねない。
陛下の譲位に関する一連の動きに対して宮内庁人事が連発されている。この慣例を無視した首相の強硬な人事権行使は事の真相を明快に示す助けに なっている。数年さかのぼって習近平氏が皇居を訪問したさいに小沢一郎が宮内庁の「木っ端役人」を痛罵した歴史を顧みてほしい。「2か月ルー ル」の順守など習近平の重要さ、自分の権勢に比すれば屁でもないと思ったのであろうか?その際の怒りは人事には反映されなかった。だからこ そ安倍首相の怒りが余計に異様に感じられるのである。さらに歴史を遡ろう。陛下の重要放送といえば昭和20年8月だ。今年の事態はこう比喩で きる。陛下の録音盤をNHKに運んだ裏切り者は我々継戦派(戦争継続派)がぶった切ってやる。平成28年には同じような仕事をした者たち(宮 内庁最高幹部3人)の皺首は斬られたが、ありがたいことに退職金もあり修辞上の斬首となったのは芽出度いかぎりだ。さてこれだけ陰険な人事が 3名、3回にわたってなされた真相はこうだ。日本史をかじった者なら知っている、陛下の譲位は時の政権に対する最後の抗議であることが圧倒的 に多い。それを知り尽くしている安倍氏もしくはその周辺が報復人事をしないわけがない。私の意見はこうだ。あくまで私見である。陛下の御意見 は推察できるが、またやむにやまれるお考えのすえであろうが、この経緯では宮内庁長官の辞任もやむを得ない。しかし連続してさらに一名、さら にさらに一名の退任は陰険極まりなく断じて許しがたい。戦前なら逆賊であり、逆徒として処断されたのではないか?とはいえ私は別に戦前が良いとは思っていない。また、にぎにぎしく譲位の会議をやるのも良かろう。しかし、政治は明るくやって欲しい。この日本は安倍さんのためだけの国家ではない。菅(すが)さん、萩生田さん(?)よろしくお願いします。
クリントンの絶対優位をたとえ外務省が報告しようが大統領選挙の激戦中に一方の候補と会うなど常軌を逸している。番狂わせはいくらでもある。 デューイVSトルーマン再選選挙などだ。安倍氏も失態と考えたのか外務省に責任転嫁しようとした形跡がある。それに対して岸田派閣僚を激減された(5人から2人)岸田氏は「トランプが外国指導者に電話したのは日本が4番目だ」と自己弁護だ。いったいいつから日本はこんな情けない国になった のだ?最近でもミャンマー政府「顧問」に栄誉礼、8000億円供与だ。おいおいついさっきミャンマーの軍事政権に援助したのはどこのどいつな のか?軽躁な外交行為は数限りない。本人は世界のVIP気どりなのだろうが。さらに安全・安保を主導しているつもりだろうが、世界中の空港や都 市で日本のパスポートが危険を意味しだしたのは安倍さんの言動のせいだ。尖閣の漁場を事実上台湾漁船に明け渡したのも安倍さんだろう。金の話に戻すが世界気候変動機構に一国が、つまり日本がすべてに近い費用を拠出するなんて完全に間違っている。すべての国が少しづつでも供出して痛みを分か ち合うべきだ。個人的な思い入れ(詳細は略)は解るが、とんでもない事だ。ウクライナ紛争に現地入りしロシアを激怒させる。ロシア人もあっけにとられて「竹島が火 を噴いたとしてロシア大統領が韓国に行って加勢するのと同じ」と怒っていたがこれまた日本の力を誤算している。。要するに日本の日本人の安全保障 の最大の問題は安倍首相の能力が一番問題だ。戦艦と艦船の区別がつかない人を防衛相に任命し、米国国務省の次官補あたりからクレームをつけられる と靖国参拝を出来ないようにジプチに派遣だ、衣装のセンスも最悪という世評だ。第一次安倍内閣は「なんとか還元水」「絆創膏大臣」で官邸崩壊したが、このままでは日本崩壊だ。
外国の投資家が日本政府に苦情を申し入れ、それに対応するという条項はなぜサイド・レターという形式になるのか?さすがに安政条約のような不平 等性を本文に練りこませる時代ではないからだ。第一こんな内容を各国政府が認める訳がない。日本政府を除いての話だが。もしこれが安倍首相のいう ように効力(強制力に近い意味)がないのなら米国が無理に主張しないだろう。もし不平等でないというなら同様の保証を米国政府がサイド・レターという形で日本政府に約束すれば良い。しかし米国政府がこんなバカげた約束をするわけがない。主権の放棄だからだ。安政条約による不平等は日本政府 が必死になって努力してほぼ完全に効力を失ったのは昭和12年頃と私は記憶している。安倍首相は数十年いや数世代かもしれない、日本と日本の子供 たちを他国に隷属させる約束に導びいているのだ。
大川小の3.11の犠牲者には言葉もないが、同判決の負担者が納税者なのは冷厳な事実だ。一人一人の小学生に値段があるわけがない。判決の一人あ たり約6000万円だが、妥当なのだろうか?米国では判決の賠償額が大きくカジノのようだ、とよく言われる。社会経験の少ない(私と比し)裁判官が、妥当ではない金額を命じたのではないか?これでは嫉妬するものがでても不思議ではない。もちろん背景に深い遺族の深い悲しみがあるのだが。小学校の教員のミスはあったのだろう。しかし未曽有の大地の揺れだ。完璧を求めるわけにはいかないだろう。この事件を見てまず津波の可能性のある場所の小学校は低地に造ってはならない。PTAに一回も出ないのはたとえ忙しくてもゆるされないのだろう。少なくとも事故後に学校を提訴する ならだ。このことは本事件に限らない。学校での安全を求めるなら自分が強く主張すべきを主張すべきだ」
韓国の検察の大統領周辺(?)捜査を見ていて法務長官に指揮権がないのでは推測した。日本の指揮権の規定はなかなか乱用ができにくい。一つには犬 養法相が指揮権を発動して大きな批判を浴び彼の政治生命を奪ったという歴史的事実があるからでもあろう。さて、今日言いたいことはこれに関する田中元首相の事績である。なにやら時ならぬ「田中ブーム」が書店を中心に巻き起っているがとんでもないと批判すべき側面もある。肯定すべき点が彼にないとは言えない。しかし欠点はありすぎるほどある。とてもまともな首相とは言えないのである。 もっとも後世に害をもたらしたのは日本の政治家にアメリカに逆らえないという気風をもたらしたことだ。米国は日本の占領を終結させるまでに「行政 協定」以外に日本が将来にわたって米国の支配に服するような非明文的な仕組みを巧みに残した。その一端はロッキード事件の裁判でシグ・カタヤマ氏 やらなにやら正体がわかりかねる人物が多く出たのでお分かりだろう。これはあくまで一端である。さて、大まかに言って田中裁判は司法官僚が米国の 協力を得て対米独立派の角栄を刑務所に入れるかの構図を国民一般に想起させた。そして田中は敗北した。このイメージが後世の政治家を委縮させ続け たのである。彼がブルドーザーのように真っ黒から灰色までの金銭をあさらなければ日本国は米国の国内の嵐に巻き込まれることはなく、対米従属の気 風が今日まで(今日がもっともひどいのだろうが)続くことはなかったであろう。さて本論だ。かつての田中支配の典型は法務大臣の田中派独占だ。法務官僚(特に検察)に圧力をかけ続けるために首相下野後も一貫して法務大臣は田中の息のかかる人物が就任した。国家の私物化であり、許しがたい所業と若い私には映った。余計な一言を付け加えれば中国の田中好きは田中の恐るべき無教養にも由来する。毛沢東が漢詩の作法を教える古典を田中に渡す光 景こそ中国人の快哉を喚起させるものだった。田中はしかし奮起してその後安岡氏などの碩学に師事したことは認めるべきだ。ただその成果の一つが、 辞任の時の名言であったことは悲しい。

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