2015年9月アーカイブ

インドネシアが自国の高速鉄道を日本でなく中国製に決定した。ここで中国の製造技術を飛躍させた新幹線のサンプル輸出を問題とすべきだ。JR東海の葛西氏も強く反対していたようだが、それを上回る政治勢力もしくは官僚が実質的な産業スパイ政策を推進していた訳だ。これは売国行為だ。徹底的に真相を究明すべきだ。
熊谷市で起こった悲惨な連続殺人。国民は誰を批判すべきか?いたずらに対象を求めているのではない。まず構造的には主に自動車産業が工員不足を補うために日系外国人を入国させる法制度を考案し実定法とした。彼らは政治工作組織をつくり自社のために国益を侵害することもいとわなかった。 最重要の同盟国の労働者を失業に追い込むことに直結するこれらの人員補給策は強欲のそしりを免れない。彼らの国益侵害の一例を挙げるなら北米ブリストル湾における200海里準用への同意工作がさしずめ当たると私は疑っている。ただ、これらの工作と今回の悲惨な事件は直接性を欠く。やはり、 法務省の入国管理局に適切な情報を流さなかった駐ペルー日本大使館の責任は重大だ。日系とわかる彼の実兄は17人を殺害している。その情報を収集せずに放置した当該大使館員そして当該日本大使は懲戒免職でも軽すぎる。なぜなら、すでに先年にヤギ・某という幼女殺人犯を日本に入れている先例があるからだ。この怠慢は開戦時の駐米大使館と同罪だ。厳重な処罰を国民の一人として要求する。
今回の安倍イニシアチブで安倍さんは全体の議論に長島昭久議員の登用が少ないのを怪訝に思ったようだ。長島議員ご本人の数少ない登場のときに不正規的に安倍氏が洩らした言葉と表情をTVで実見した。岡田党首が辻元議員を手駒に多用したからともいえる。どちらが良かっただろう。逆に自民党サイドでは石破大臣の関与がなかった。あったかもしれないが私は見ていない。ま、関係のない担当に意図的にはずされていたのは確実に見える。彼が安倍イニシアチブに協力するかは極めて疑問で安倍氏のもくろみは成功なのだろう。しかし日本全体からみれば安倍・石破の閣内での激論こそ国家としてあるべきだったのだろう。私は安倍内閣において閣議に価するものは存在していないと推察している。
今回のフォルクス・ワーゲン社の行為については詳細がわからないので発言は慎重になる。米国人以外は驚きあきれる罰金の巨額さが課される事案がここ10年ほど続いているが他国からの反撃はありうるだろう。日本のおもに自動車産業関連の在米会社員たちが米国司法省の陰険なゲシュタポ並みの捜査の対象になって久しい。ほとんどまったく報道させずいまでも十人程度がひっそりと服役しているという話もある。報道機関との接触を事実上禁じているのだから噂が噂を呼ぶわけだ。罰金や課徴金なら税金と考えても良いが人身の不公正な拘束は断じて許せない。オバマ政権では黒人の司法長官が続いている。私は911事件の隠蔽がオバマ政権の影の使命であるとの印象をもっている。前司法長官(エリック・ホルダー氏)は米国の名誉を傷つけた米国人への大統領特赦(プレジデンシャル・パードン)に官僚として深く関与した経歴がある。その犯人は911事件には関係していなかろうが、率直に言えば911事件でWTC第7ビルの倒壊(プル)を指示したシルバースタイン氏が米国の法の執行を免れているのと同じ理由が彼にもあるのではないか? まさかユダヤ系米国人が米国の法の網を逃れる特権を持っている筈がない。現にジョナサン・ポラード受刑者は度重なる他国政府の保釈要求にもかかわらず受刑中である。私は他国の閣僚の肌の色にまったく興味を有しない。しかし自分たちが受けてきた不公正・暴力を他の弱者に味わわせよう という人類にありがちな心理に注目しているのだ。世界的に見て随所にそれは見られるが、顕著なものにイスラエル・パレスチナ関係に顕著だ。つまり 我々日本人は米国の黒人閣僚にとってパレスチナ人に類した存在に写っているのではないかとの危惧を私は持つのだ。今回のVWの事案はかなり悪質なのだろうか?そうだとしても初犯ならばノック・アウトにしてはならないだろう。ラッパロ条約の種を播いてはならない。
前稿など出来が悪かったのを反省している。NHKラジオなどでは中国の行動を理由にすべきなのに少なかったという意見も紹介された。たしかに谷垣さんの説明は人柄もあって説得力をもっていたようだ。さて今回の安倍クーデターだが、前述の説明不足とともに安倍首相の最大の欠点である論理性の不在(不足?)が目立った。それは合法性の有無に直結する。さて、国際条規は憲法に優先するかとの議論は以前からあった。今回のクーデターは 国際条規のさらに上位の感さえする国連憲章により密接に関連づけて合法性をアピールすべきだったのだろう。そうすれば上位法・下位法の問題がクリアできるし、際限ない政権党の違憲立法を制限できたはずだ。岡田民主党党首が今国会で多用した辻元さんでは今のところその点での議論は無理だったかもしれない。この種の議論はあったのだろうが徹底的に掘り下げるべきだった。そうすれば日本が国際的・国内的な合法性を政策の根底に置いているとの信頼を得ることができた。
上位法を無視した、もしくは上位法概念を無視した今回の安倍クーデターは政治の混乱の原因となる。衆議院で三分の二以上取った政党(の連合)は事実上憲法の制約がないからだ。仮定の話だが鳩ぽっぽ党が政権をとって自衛艦から大砲を除去してチューリップの切花に替える法律の制定も可能だ。問題はそのほうが現憲法により適合していることだが、その話は措く。ともかくえらいことになるだろう。三重県の方を中心に違憲訴訟を集団で行う動き があるようだが、全国的な動きになるのは必至であろう。
前稿では、今回の安倍イニシアチブを実質的に超法規的な改憲と喝破した。安倍クーデターといっても良い。中国の無法に対抗するために自国の硬性憲 法(著しく改正が困難な憲法)秩序に対しクーデターを実行したものだ。法秩序が上位法・下位法の区別で成り立つ部分もあることからその無視による 弊害が今後有形・無形に露呈する可能性がある。表題に関する一層の考察はまとまりしだいお知らせする。
現在の「不磨の大典」である憲法が制定されたときに憲法学者の宮沢俊義は合法的な改憲過程では説明がつかないので「革命」とした(私の解 釈)。も ちろん合法性をよそおう仕掛けはされていたが。実際に改憲作業に取り掛かった22,23歳くらいの米軍若手将校は他国の憲法をつくることに違和感 を抱くことが多かった(シロータ女史は 例外で民間人)。ただし彼らはどうせ数年の命(憲法が)と割り切って作業を続けた。ちなみに改憲をも企図したであろうルーズベルトにとって他国の改憲は初 めてではない。興味のある人はオリバー・ストーンのアメリカ史を読まれたい(ハヤカワ文庫版第一巻)。要するに出生に関してはとんでもな い憲 法ではある。後生大事にする人をあながち私は非難するものではないが、いい加減サンマの頭の信心はよしてもいいと思っている。だから安倍さん がやや強行的改憲をしても国際的非難は少なかろうと見ていた。いろいろな手段がありうると考えていたのだが、何のことはない、現在の政治 過程 が実質的な改憲作業なのである。とくに終戦直後の改憲がよくて現在が悪いとみるべきだはなかろう。いずれも不完全な人間のやることだ。私の個 人的感想だが爺さんやひい爺さんが銃後の母さんとともにとてつもない頑張りを戦争でしめしたから日本の平和は守られてきたという要素はあ る。 その遺産はほとんど消滅した。グアム島にある数百発の10メガトン水爆に他国のものとはいえ頼ることは現状況では致し方ないのかもしれない。 といって「現」憲法9条を信奉する人々をさげすむことはしたくないのである。


オリバー・ストーンが語る もうひとつのアメリカ史 1: 2つの世界大戦と原爆投下 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
作家の小島政二郎といえば、今は『食いしん坊』(朝日文庫)で知られるくらいだが、森鴎外と直接話したこともある古い方だ。とはいえ大変長命で晩 年まで文筆を振るった。彼は自著『食いしん坊』第二巻87ページ以降で興味深い事を書いている。詩人の堀口大学は長岡の出身で小島が河井継之助を 誉めたところ激怒したという。堀口の祖母は河井と親しく口をきいた仲なのにである。どれだけ河井の短慮が長岡の人たちを苦しめたかと嘆き恨んでい たのだ。官軍が長岡の町を焼き払った史実もあるようだ。まったく河井という人は後代の山本五十六と酷似している。河井の場合は事前の交渉も官軍側 と懸命にやった上での決断だが、山本のバクチはどうだろう。軍令の側からは、オランダ東洋艦隊のみを攻撃する意見もあったようだが、山本がその策 をとらずにとり返しのつかない政戦略上の大失策を犯したというのが正解であろう。


食いしん坊〈1〉 (朝日文庫)
国連総長の行動につい て自民党だけでなく大島衆議院議長がわざわざNYまで出かけて国連総長に翻意を促したとのことだ。結果的に無駄となった。国連総長が大量破壊兵器の行進を賞賛するという驚くべき光景が現実となった。これを阻止できず大島さんの努力を水の泡にした主務官庁の大臣は恥じて 辞任すべきだ。岸田さん、あなたの言っていることと現実との差は大きすぎる。
最近知ったのだが、長崎のオランダ・カピタンは1609年の第一代から1860年に任務終了の166代目まで251年間続いた。その なか で ウィキペディアで項目になっている人物はかなり少ない。161代目のヨハネス・E・ニーマンも立項されていない。この人物は学者肌でおべんちゃらは一切 言わず、相当の皮肉屋だ。というか本当のことを歯に衣きせず幕府の役人に話している。渡辺崋山が書き残している。『鴃舌或問(げき ぜつ わく もん)』で調べるか、杉浦明平著『小説 渡辺崋山』(朝日文庫全6巻、該当は第5巻83ページ以降)で読める。175年前ほどと日本・世界は本質的に変わっていない。日本の本質的弱点も変わっていない。 


小説渡辺崋山 1 失意 (朝日新聞社の文庫版シリーズ)
私は軽減税率導入に反対だ。しかし給付金導入により生保(生活保護)と低年金生活者のとんでもない格差を是正できるかもしれない。今全国で月5万円弱で生保を受けず歯を食いしばって生活している方が大勢いる。かたや医療費ゼロで月13万以上受給している生活保護受給者がいる。これは誰が見てのおかしいと思うだろう。その格差是正のきっかけになるのだろうか。みなが意見を出すべきだ。我々の国のことなのだから。
9月3日の北京における大量破壊兵器の行進を閲兵した一人が国連総長である。彼の職務は広島や長崎の悪夢を数十倍に拡大するこの兵器の配備や威嚇 を奨励することなのだろうか?常識をもつ人類の一員ならば否定するだろう。
自由民主党は国連総長に対し中国の抗日70年行事参加への抗議の論拠として国連の「中立性への侵害」を挙げた。それに対して総長側は「公平・公 正」を挙げたとのことだ。これではどうどうめぐりだ。自民党が主張すべきは大量破壊兵器の残虐性を知り尽くししているのにその行使を前提とする配 備の公知を目的とする行動への参加が著しく不当という一点だ。広島・長崎の再現どころかその数十倍数百倍の被害を招来する兵器の行進の閲覧は少な くともその兵器の存在を承認し勇気付ける行為以外の何物でもない。閲兵した外国人首脳のうち主要人物はロシア・カザフスタン国籍者以外では韓国籍 が2名という異常さも公言しないまでも我々の記憶にとどめたい。
今回の自民党の未成年者への酒とタバコの拡販提案だが、JTや酒メーカーがどの程度関係しているのか無関係なのか今のところ不明だ。それとは別にサントリー製品の国民的ボイコットを考えるのは次の理由だ。商売で楽なものはあるまい。ただ会社運営の基礎を造り終えた酒や薬そして喫煙商品の会社は比較的高い利益を生み出しやすい傾向にある。だから我々が気持ちよく消費するかわりに企業も納税に励んでいただきたいのだ。私は社会にその黙契があると思う。あうんの呼吸といっても良い。しかるにサントリー社は馬鹿高い金額で米国の酒造メーカーを買収し、これまた納税のきわめて少ない三菱銀行から1兆4000億だと記憶するが借金をした。合法的な脱税もしくは悪質な避税とかんぐられてもしようがあるまい。しかもウィスキーを値上げするのだから現経営者は日本と日本人に宣戦を布告したようなものだ。おなじ避税会社と見られる ソフトバンクは孫さんが日本人へのヘイトスピーチをしたように何らかの理由があるのではないか。ユニクロのファーストリテイリングも理由は似 ているのだろうか。サントリーがその仲間入りしたということは悲しいことだ。なお孫氏のヘイトスピーチはユーチューブで閲覧可能だ。
民主党政権時の暴政に驚いた我々だが、昨今の自民党はそれをしのぐと思う国民もおおかろう。安保関係では意見はさまざまだが今回は一致して呆れただろう。あろうことかタバコと酒を18歳以上の青少年に売りつけようというのだ。酒でアメリカのインディアンが滅んでいくのを冷静に観察したのが「フランクリン自伝」だが、自民党も自国民を酒で狂わせ若者を肺ガンにかからせようというわけだ。許すことができない。このグループの全氏名と選挙区を周知させて全員の落選を実現させよう。

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