2015年5月アーカイブ

昨夜、池上教授(東工大)のTV番組を見た。内容は参考に十分なる努力が見られた。しかしトルコは親日国というタイトルはどうだろう?そうならトルコにオリンピックを譲っても良かった。逆にトルコはそう思っているだろう。さらに安倍首相の無様な近東訪問は広くイスラム圏諸国の不興と疑念を増やしたはずだ。たしかにいまだそのタイトルは誤っていないかもしれない。しかし、国家と国家の間の感情は流動的な側面も多い。まして賢いとは思えない指導者が松岡修造ばりに世界中を動けば意図しない反感を意外な国や人々から買う心配は十分あるのだ。付言すれば松岡氏のパフォーマンスには敬服する部分がある。安倍首相の行動力には賛辞をおしまないが、親戚の故松岡外相の行動力もすごかった。後者はおおいなる悲劇を加速させたことは 間違いなかろう。前者については予測不能だ。
福田康夫元首相だが、2ヶ月ほど前に日経新聞にヒマネタではあるが大きなスペースで採り上げられた。「裏に何かある」が私の直感だ。この方、よほど少年時代に日本の悪行をGHQ指導下の報道・教育で刷り込まれたと私は推測している。ひとにもよるが終戦時に15歳以下だと鋭敏な批判力をもたないかぎり「真相はかうだ」に参ってしまう。山田風太郎は20歳を超えていたし特異な批判力を持っていたからむしろGHQお膳立ての「真相はかうだ(こうだ)」その他を楽しんだようだ。ぜひ、山田氏の終戦前後の日記群をお読みいただきたい。大部分は小学館文庫で簡単に入手できる。さて本論だ。福田氏が小泉内閣の官房長官時代に首相に事実上気づかれないようにさまざまな悪行(私の評価による)を国政上為した。その代表的事案がブッ シュ(息子)大統領の靖国神社への参詣の申し出へのお断りだ。これは日本にとって何のリスクも生じない奇特な申し出であって、パパ・ブッシュが日本を苛め抜いたことへのブッシュ息子氏の配慮であったろう。これを外務省の馬鹿を糾合してつぶしたのが福田だと私はにらんでいる。そうなら国賊に近い。もうひとつ村山の談話の10年後に上塗り談話をだす必要などまったく無いのに出させたことだ。ばかげたことだ。福田と飯島秘書官は当時相当 やりあった仲とのことだ。飯島さんの週刊朝日のコラムは続行中だろう。ぜひ暴露していただきたいものだ。なお、首相談話だが、1937年の日中戦 争とくに上海事変では日本が被害者だ。これは暴論に聞こえるだろうが少なくともその初期に大量に戦死者を名古屋第三師団が出したのは中華民国が練 りに練った作戦計画にもとづいて先制攻撃したからだ。この事実を談話でやんわり出すのが歴史に対する誠実さだ。


戦中派闇市日記 (小学館文庫)
なんとも理解不能な安倍首相の心事である。一体アメリカとの関係で戦前の日本はどう評価されているのか、さっぱり理解できないのだ。しかし、私は 理解のすくなくとも端緒を発見した。加藤廣著「信長の棺』(文春文庫下巻)の解説で縄田一男氏は書いている。「ーージョン・ダワーが『敗北を抱きしめて』の中で喝破したように、〈戦後のナショナリズムを満たすべく日本の指導者たちに唯一の現実的方法は、経済面にしかなかった、〉ーー結果、 史上最低最悪の拝金主義を生み出し、ーー」とある。この文のなかの拝金主義を拝米主義に変換するとどうやら見えてくる、というのが小生の発見であ る。論理をこえているから普通の人には想像も出来ないだろう。私自身意外な解釈の発見であり自信はないが読者の皆さんにご披露する。勿論拝米をよ りマイルドな親米と表記しても良いだろう。

信長の棺

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