2014年5月アーカイブ

岡崎久彦氏が韓国に参事官として赴任される時から必要にせまられて勉強された成果が『隣の国で考えたこと』だ。中公文庫にもなりエッセイスト クラブ賞ももらった。その中で日本の封建制の長所を語っている箇所がる。。考えてみれば一理有る。地方を領有し、子孫が領主として続けていく ためには善政することが合理的だからだ。それが王国の地方官の政治との違いというわけだ。さて八幡和郎氏が夕刊フジに連載し始めた『日韓の深層』第3回で「封建主義に郷愁を感じる韓国」という記述があるが誤りではないか?重箱の隅を突く趣味は一切ないが 、ここで封建主義が出てく るのはまずいと私は思う。懐古趣味だけで十分だ。八幡氏の素晴らしい学識を高く評価してきたので一言申し上げる。なお、前回の拙稿で北条時宗 を得宗とするより素直に執権と表記すべきだった。
日々「政局」とでも言おうか。市井の個々人の内心にとってもだ。安倍さんにこのまま首相をお願いして良いのか?ほとんどすべての日本人の心に浮 かぶ問いであろう。祭日の「山の日」制定も判断の材料のひとつだ。さなきだに(それがないとしても)多すぎる祝日、一見遊びがちと思うイタリーの 約2倍の日数と聞いたとがある。国内は老齢化による人手不足が一部業種に聞かれる。酪農業を一例としてほとんど休暇が取れない根深い不平等の実態 もある。この方に、とても多く見える「軽躁」な判断の典型ではないのか?しかし隣国が暴慢の限りを尽くし、また常識をはるかに超えた言いがかり をつけてくる隣国もある現状で、たとえば元(げん)の国使が脅迫を言外に示した国書を持って日本に来ている時に北条時宗を得宗(とくそう)から外 す判断がありえようか?実は当時でさえ京都を中心に公家衆などにその種の動きがあったようなのだが。さらに政治をみると甘利大臣の粘り腰は意外 であったが、第三の矢がへなちょこであることは政府主導という根源的な弱さから来ていることを、ある程度自覚済だろうが、皆が感じるところだ。と もかく「山の日」制定は安倍政治への信頼を増すものではなかった。
先日、福島県出身の知人と飲んだ。彼の母校は津波による遺体の仮安置所になったとのことだ。浜通り出身とのことで、会津とは同県人という共通点以 外には特に感じることは無いとか酔うにつれ彼の本音が出てきたのだ。そのうち明治維新前後の薩長勢力への反感が吐露されたのには正直驚かされた。三島通庸が会津はともかく浜通りにも鉄拳政治をおこなったのだろうか?しかし半月後になって私は彼に言いたいのだ。民主党の玄葉(福島)がまた なにか党内で言っているようだが、史上最悪の外相として彼がおそらく岡田(三重)の助言のもとで行なった対中外交の拙劣さは、明治の三島が福島県 人他に為した悪政(?)をはるかに凌ぐ実害を日本人全体に与えているということだ。当時の野田首相は、外交は外相に任せ消費税に専念するとの趣旨 の発言をしている。だから、対中外交の責任は玄葉が負うべきだろう。安倍首相の性急な政治で自民党がどうかなって岡田、玄葉らがウンヌンという悪 夢の再来はなかろうが、人の恨みというのは、実に意外な形で現れるものだ。自戒が必要だ。(付言)おそらく浜通りの方の記憶は維新直前の東征軍に よるものだろう。また、福島は浜通り、中通り、会津にほぼ三分されるらしい。
東京電力はともかく、他の8電力会社の社長たちは現在の状況をどう捉えているのか? 全くと言って肉声が聞こえてこない。どなたもこれで良いとは 思っていないと私は推測する。ではなぜ意見を積極的に述べないのか?これでは経営責任を果たしているとは誰も思わないだろう。一体、このままで 電力は安定的に供給できるのか? このままでは債務超過の恐れはないのか?どなたも表に出て話さないから国民が誤った安心感を持っているのでは ないか?どなたも自分が思っている真実を訴えないのだからどうかしている。原発の話をどうして訴えないのか? 国民は判断の材料を求めてい る。社長たちが勇気を持てずに、と言うより当たり前のことを回避しているから一方的な話が横行しているのだ。水野明久さん、八木さん、苅田さん、 久和さん、海輪さん、柿木さん、瓜生さん、川合さん、やるべきことをおやりください。倒産を避けるために電力料金がどれだけ上がり、それで若者の就職先がどうなるのか、包み隠さず自分の考えを述べてください。判断は国民がします。
安倍さんの集団的自衛権論議だが、これが実現すると、国際政治のかなりのパワー・チェンジとなる。その認識が安倍政権には薄くはないか?薄いか らこそ中露の結束強化に対する予防措置がなされていない。安倍政権は、ロシアに対して疑念を解く努力を早急にすべきだ。中国に対してはいかなる説 明をすべきか判断に迷うが、相手方の意見をまず聞くべきなのだろう。
去年の初冬に安倍首相と日枝会長が都内某所で密談をしたという報道があった。その約一月後にめでたくも日枝氏への叙勲が決まったわけで、常々ネット民の「非国民」攻撃を受けている氏への何よりの力添えとなった。しかし安倍さんが何故?という疑問もあったようだ。その答えになるか もしれない記事が5月23日付けの日刊ゲンダイである。愛弟の岸信夫氏の次男が今年4月にフジテレビに入社、なんと首相番になるやも、という記事 だ。先日、偶然に鹿内信隆氏のウィキを読んだのだが、いまや鹿内といっても知らない人が大半だろう。日枝氏はたしかエジプトのナセルのようにフジ の「王族」を排除して実権を掌握したはずだ。その後にフジが「韓波」による大波を受けたのはホリエモンの買収工作の副作用というのが定説のよう だ。いずれにしてもどこぞの新聞の老害のようにならず、氏のさわやかな進退を期待したい。本来は善良な人物だと推測している。
アメリカの司法省がトヨタのリコールで課したのが1200億円。GMのリコールは規模が拡大しそうだが今のところ35億円である。なぜかGMには司法省以外の規制当局が課金している。多少はGMに対する課金は増えるかもしれないがなんともアンフェアなやり方だ。

防衛省は水陸両用の上陸舟艇を購入するようだ。米国では生産をやめているので、ライセンス生産している韓国サムスン系の企業から購入する可能 性が ある。私は防衛省の例えば銃器生産・購入政策に不満だ。狙撃銃が国産できないとは思えない。何故努力の機会を国産メーカーに与えないのだ? さらに住友系 を参入させるのは競争を導入させるために理解で きるが100年前の機関銃をライセンス生産させて何かの進歩があるのだろうか? 装備の根幹である銃器でさえ性能の不正が発覚している。真剣に銃 器の技術向上に取り組んでいるか疑われてもしょうがない現状だ。上陸用舟艇にもどれば、我が国には「大発」の伝統がある。200トン程度の船 舶に 超大型タイヤを両舷に付け戦車を載せる。戦車が「大発」を出るときは自走して船の前部の傾斜を進めば重量で船は前屈みになりスムースに出車でき る。納車の時も走行板を装備して簡単に「大発」に入れることができる。これは防衛省案への私の対案だ。我が国の状況を真剣に考えていたなら慌 てて 他国に装備を求めることは不要だったはずだ。尖閣有事の際、防衛省案では、紙上の性能はともかく5キロメートル以上の自力航行は非現実的と推測す る。しかも荒海なら海の藻屑になりかねない。輸送船も必須だ。これに対して広瀬案だと1000キロ近い自力航行が可能で戦車砲はいつでも使用 可能 だ。現在直径3メートル程度のタイヤが市販品で存在する。前浜に船ごと上陸し、船内を前進させた戦車の重量で前かがみにさせるのだから複雑な構造 は一切不要だ。これで戦車砲を英国と同じライフル砲に交換すれば立派な小型砲鑑でしかも上陸用舟艇になる。結論として自衛隊には新しい斬新な 装備を考え出す部局がないに等しい。自衛隊装備を20年単位で見据 える部署が必要だ。一年ごとに防衛装備ドクトリンを発表して国民の意見の基礎にすべきだ。そして国民の意見の聴取も必要だ。あとマイナーだが、戦車砲を滑 腔一辺倒から脱してライフル砲との互換体制の構築が喫緊に必要だ。
私には、そして多くの人にとっても理解しづらいことがわかった。集団的自衛権についてである。結論から言うと、安倍首相はご本人が意識し てい るか否 かにかかわらず、日本を国際政治の主要なプレイヤーの一員にしたいのである。集団的自衛権の実際の適用例について一見子供っぽい議論をしている。これまた 意識・ 無意識にかかわらず韜晦しているのである。本筋はあくまで前述のことだ。親戚の松岡外相が1940年に日独伊三カ国条約を推進・締結したが、安倍氏は日・ 米と他のいずれかの国(国々)との多国間同盟を目指している。米国を唯一の中心とした放射状同盟からの脱却と言ってよい。1940年の条 約だ が、1937年の日中戦争(第2次上海事変が主)勃発時ではドイツは親中国一辺倒で、日本の敗北を指向していた。日中戦争で想定以上の日本の 軍事力をドイツが実見することにより最初は微妙に後は積極的に日本との同盟を画策してきたのだ。日本としてはルーズベルト大統領の偏執的 な反 日オタクぶり(日本からみて)がなければそれはありえない選択であった。安倍氏は日本がそれなりの世界的なプレイヤーになるために、松岡がとった誤った選 択を排して、かれが思う 正しいステップを踏みたいと考えているのだろう。東條内閣を事実上倒した母方の祖父と大政翼賛会に反対した父方の祖父の血が騒ぐのか、なかなかの構想だが 国民のヒヤヒヤ感も相当なものだ。
ソニーの電器部門だが、ウォークマン以来目立ったヒット商品はない。失敗の連続と言って良かろう。それでいて社員の給料は高止まりしている。永遠 に続けばいいがそんな訳があるはずも無い。電器部門を分離して日本電産の永守社長に経営の采配を振るってもらうのが結局社員のためになるのではな いか? 社員の能力を最大限に発揮させることが経営の使命だ。多少給料が下がっても自己実現できる経営者が結局社員とその家族の幸福を守る。ドラ スティックな改革がなければ早晩に死を迎えるだろう。
今年の1月9日のBBCでの日中大使の対論だが興味深いので少し論じたい。背景は圧倒的に日本に有利なはずである。しかし劉大使に林大使が分が悪 かったというのが一般的見方だろうか。勝ち負けはともかく、まず対論と仮に記したが正確な対話ではない。白人の司会者がま ず林氏に次に劉氏に話を聞いたわけだ。当初の林大使の表情は前途の暗さを暗示している。これが外交官の表情とは非常に残念だ が到底思うことができない。私 は外交官の資質としてまずamiable という英単語が浮かんでくる。人間的魅力と言い換えても良い。外務省の新人の入省審査に決定的に欠 けているのがこれだろう。それと同時に人間としての存在感だ。amiableだがdignityも感じさせるためには人間力 が必要だ。戦前読売の欧州特派員がナチスによりトルコ大使に任命されていたパーペン大使(元ドイツ首相)にインタービューした時に感じたのが彼の人間 としての器の大きさだ。次に語学力は当然だが説得力が外交官の命だろう。劉氏は圧倒的に自国に不利な条件下で万遍なく自国の 主張 を述べている印象だ。外交官としての最低限の説得力の水準を軽くクリアしている印象だ。今回は日本外務省の実力を冷酷に示したケースと私 は見る。林氏の発言は法律用語が多く、訥弁で、人の気持ちを掴む努力が決定的に不足している。工夫が無いといって良い。中国 の山ほどある欠点から世界にアピールすべき部分を選択し効果的に、かつ印象的に発言する。当然の職務ではないか。それは林氏が自ら遂行するこ とで司会者に期待してはならない事だ。ただし私の酷評は行き過ぎかもしれず、岡崎久彦氏の御高評をいただきたい気持ちだ。付言すれば、 私が日本大使なら宗教の自由に対する抑圧が他国にも及んでいると批判し、尖閣には米軍が射爆場として数十年使っていたこと、そして中国が一切の苦情をしていなかったことを言うだろう。最後に劉大使の立ち上がって司会者を迎える当然とはいえそのマナーに注目したい。 これらはYouTubeで簡単に見ることができる。
人口減が続く日本だが、工業を支える数理的能力を持つ学生たちも減少している訳だ。その中で特には数学を必要としない分野なのに最優秀の頭脳を集 める分野がある。医学である。勿論数理的才能が全く不要というわけではないが物理や工学部門のように必須とは言えずむしろ人間的なサムシングが必 要な分野だ。外科なら他に器用さが必要なのは明らかだ。5月11日の日経15面サイエンスで井口在屋(いのくち・ありや)工学博士の明治日本が世 界に誇る「渦巻きポンプ」の理論と製品が紹介されていた。井口東大教授は畠山一清と組んで荏原製作所の前身を設立、以来何十万人の日本人に職を与 え全世界に便益を提供してきた。その基礎にあったのが高等数学の素養だ。1905年に発表した300ペーを超える論文は高等数学を駆使したもの だ。仮に彼が医学部に進んだとしたらどうだったろうか。ゼロではないが何十万分の一の影響力であったろう。東大と言わず国公立大学でまず医学部入 試の数学を一挙に廃止は過激だが配点を半減することを提案したい。その代わり、なぜ医学に進みたいかの気持ちの真摯さを測ってもらいたいものだ。 以上は日経記事に多くを依拠した。
政府がようやく技術の不正流失防止に本腰を入れそうだ。30年は開始が遅れたがやらないよりは良い。不正競争防止法だけでなく職業安定法などすべ ての取締法規を活用すべきだ。スパイ要員の大使館員は国外追放、あやしいリクルターも徹底的にマークして欲しい。対策の一つだが、例えば村田製作 所から集団で渡韓した売国奴6名は再来日禁止処分が妥当だろう。こんな例は枚挙に暇がないのが実情だ。甘えるな、と言いたい。さて、警察の監視は 強まりそうだが、自社で防衛するのが本筋だ。自社の技術防衛に専念する部署を持つ企業がいかほどあろうか? ほとんどが総務で無きに等しい兼務体 制が関の山だろう。強い権限を持つたとえば社長直属の技術防衛専門の部署が必要だ。皮肉にももっとも強力な保安体制を持っているのが隣国のS社だ。会社の実務者は経済雑誌『ダイヤモンド』でまず知識を持っていただきたい。具体的な『ダイアモンド』誌のバックナンバーだが、たとえば 2013年11月16日号などだ。この分野では同誌がピカ1だ。
5月12日付けの日刊ゲンダイに重要な記事がある。5面なのだが、風俗業界には、きちんと登録して税金を払う一派と無届出で税金も払わないモグリ 派の2種が混在して「両者がいがみ合っている」とのことだ(蛯名泰造氏)。記事はその後、警察へのリーク合戦やらネットへの書き込み作戦やらのアングラ戦術に移ってどちらが善で悪やら判然としなくなる。勿論、これは税金支払い派が勝つべきだ。一見あまり重要性が無く感じられるかもしれな い。しかしこれは国家存亡の大事といって良い意味を持つ。ことは風俗業界だけではなく、全業界に当てはまるからだ。たとえばコンビニで狡猾に売上 を誤魔化している店が近くにあったなら正直店は競争は長期的に難しくなる。正直派が店仕舞いすれば脱税店の天下だ。近頃、優しさが目立つ税務署だ が、無法者には徹底的にきびしくしていただきたい。時には警察との共同作業も許されるのではないか。徹底的にやっていただくしかない。
NSAの職員だったスノーデンの日本関連も含めた暴露本が5月14日に日本でも発売される。それにつけても不審なのはウィキリークスのアジア関連情報がいっこうに報道されないことだ。一体どうなっているのだろうか?
『第9地区』で映画ファンの度肝を抜いたブロムカンプ監督だが、次作の『エリジュウム』もDVDで楽しめる。その中でジュディ・フォ ス ターの扮する保安長官がやや大胆で無謀とも言える行為をする人間を「かれは子供がないのだろう」と推理する場面がある。失礼ながら自国の現首相の顔を思い出 したのは事実のことであった。英国映画『レイルウェイ』は見ていないが、いい加減自国のご先祖がアジアで何をやったのか反省が必要で はな いの か?その上での映画なら鑑賞したいものだ。同様に泰緬鉄道(タイと旧ビルマを繋ぐ。例のクワイ川を通るもの)をテーマにしたのがご存知『戦場にかけ る橋』だ。そこで将校役をやったのが早川雪洲だ。当時は彼を売国奴として見る風潮もあったのだ。不愉快な英国映画だったがオファーが 来た ら演 じる のが俳優の宿命なのだろうか?もっとも敢然として断った日本人俳優の例もあった、たしかこれも英国映画に絡むものだったはずだ。さてある雑誌で、 反日映画『フラワーズ・オブ・ウォー(金陵十三サイ)』でこれも日本軍将校役をやっているのが渡部篤郎氏と知った。彼は『外事警察』 の映画版で主演してい ると のこ とだ。めちゃくちゃな反日映画に仕立てられていて不愉快極まりない、というネットでの批評を見たことがある。NHKのTVドラマはどうだったの か? キムチ・マネーがNHKを席捲していた最盛期だからこれも相当な物だったのだろうか。とにかくNHKからの映画版『外事警察』 への 応援 は目 立ったようだ。これらの人間関係が渡部氏の例の反日映画への出演のきっかけだったのは想像するまでもない。日韓を結ぶ文化工作だが、渡部氏が出演するきっ かけとなった韓国側が実は反日映画自体のプロデュースの全部あるいは一部を担っていた可能性もあり得よう。この映画の中国公開と同時に人気者で少数民族出身の韓紅が日本 製品排撃をブログで訴えておおきな反響を呼んだのが引っかかる。第三国の関与が匂うのだ。6億元(78億円)という制作費の出処が興 味深い。勿論、全額中国で賄い、企画も中 国という可能性はあるのだが。例の反日映画には渡部篤郎、山中崇、小林成夫の諸氏が熱演(特に小林氏)されているとのことだ。例のNHK関係の諸氏と共に 今後のご成功を祈りたい。『外事警察』映画版は後ほど報告したい。
私は、JR北海道の労組(複数)の最高クラスの幹部に外国の謀略機関が接近していなければ機関員の現地(日本)トップは怠慢の罪に問われるだろう と書いたことがある。今回の破壊活動の容疑者だが札幌の警察が容疑者に接触したのが当初何の罪の容疑だったのか注目される。模倣犯と称される連続 事犯の正体も不明だ。視野を広げれば、Tなど野党国会議員、現地新聞社員等々、道内には危ない人物が山積ではないのか?北海道の公安警察の能力が 試されているのだろう。オウム事件級との最悪の想定で動くべきだ。
日本とEUとのEPA協議でEU側が「人権条項」を要求していることが報道された。条項の要求は相手側の侵犯を予想したものだ。これは、ヨーロッ パに住む白人の有色人種にたいする酷い思い上がりの典型ではないか?。言うまでもなく、ここ500年以上地球上の人類はヨーロッパ人による他の人 種の奴隷化、そして多くの場合絶滅への暴力に瀕してきた。一例を挙げれば、中国も多くの人口があったので絶滅しなかったがアヘンの輸入をヨーロッ パ人の一部からアヘン戦争によって強制されあらゆる苦難を味わった。インドネシア人に言語に絶する被害を及ぼしたヨーロッパの一国は他国に対してはまるで被害者のように振舞っている。この歴史の不公正は許しがたい。日本の昭和天皇が死去したとき、ヨーロッパのある島国の影響力のあるTV放 送局は世界に彼と彼の国の暴挙を放送した。しかしインド共和国は昭和天皇のために3日の国喪に服した。放送は記録されていて見ることは可能だ。そ してインドで実際に国喪に服したかも検証できる。ヨーロッパ人はどちらを信ずるべきか? 過去は過去だ。しかしEUの議員たちに自己の歴史に対す る反省があれば自ずから慎むべき行動規範はあるだろう。より良い世界を作るために我々は協力すべきだ。
いま、文献を提示できないのだが、真珠湾攻撃の報で最も「安堵」したのはホワイト・ハウスだ。この事実は簡単に証明できる。では何故 そう なの か? もっと違う極めて対応策に悩ませられる(もちろん、米側が)方法があったのだ。仏印進駐に続いて蘭印(具体的には現インドネシア他)進駐だ。こ れは国際法上、仏印進駐が一応ヴィシー政権の了解を得ていたのと違い、違った意味があろう。つまり、私にはオランダ亡命政権の他に現 地親 ナチ 政権が 有名無実としてもあったのか、ちと頭をひねっているのだ(ウィキによれば非存在)。なお ホーン ベックがオランダ大使という奇妙奇天烈な役職に変わったのはもちろん亡命側で ある。蘭印進駐だが、オランダ亡命政権が対日原油禁輸に同調したのだから大日本帝国の鉄拳を受ける理由は十二分にある。道義的、法的には断言でき ないが当時に生きる政治責任者の判断として当然至極である。対英米宣戦を避けてオランダ亡命政権への単独の宣戦布告をして現インドネシア近海に屯していたオランダ東インド艦隊(ドールマン司令官、旗艦デ・ロイテル)に南雲・小沢両艦隊をぶつける戦略だ。これは米国・英国・オース トラ リア も判断に苦しめられるところだ。オーストラリアは英国の判断待ちで米国は国内に孤立派があるだけに建国以来最も判断に苦しむ難問の一つになっ たろう。右往左往の(精神的に)の3カ国艦隊とう協力しながら作戦をたてるか、ドールマン提督も悩んだことだろう。まして現地の人の 日本 軍大 歓迎は宣伝ベタの日本を割り引いても確実に世界に伝わるだろう。当時の日本人にとって大東亜戦争の幕開けは建て前6割、本音4割のアジア解放の目的達成の 上々の滑り出しであったはずだ。連合国のアジアでの最大の危機 を救った真珠湾攻撃であった。
自民党副総裁 の高村氏が日中友好議員団 を引き連れて中国に行かれた。その労をねぎらいたいと思う。詳細は不明だが、やはり中国からやや一方的にその主張を言い渡されたとの報道からの印象が残 る。私は高村氏が真に日中友好を希望されているなら、勿論そうだろうが、中国側に言ってもらいたい事があった。「近年の中国のやり方、言い方 でやっと日本人は戦前に中国人が日本に抱いていた感情を理解できるようになった。ただその意味だけに限定して中国指導部に感謝する」。これが それだ。どうだろう、これが圧倒的な日本国民の声であろう。これに類することを代表団の誰かが語ってくれただろうか? もし誰もいないのだっ たなら、真の日中友好に資する働きはなかったと失礼ながら申しておく。
習近平氏がドイツ訪問で語ったのが、3500万人の中国人が日本によって死亡したという言説だ。これは最近中国共産党が毛沢東の孫を出演させた米軍による広島・長崎への核攻撃の解説ビデオで日本への核ミサイル攻撃を示唆する言説とシンクロしている。中国軍は1000発を超える核ミサイルによっても2000万人を超える日本人が生存する(打ち漏らす)可能性があると試算している。日本から高純度プルトニウム約310キログラムの引き渡しをオバマ政権が求めたのは、中国がアメリカを実質的に管理しうるグループと日本攻撃に関する緩やかな同意を得た可能性がある。単にオバマのノーベル平和賞受賞に関する虚栄心のためと解釈しては取り返しのつかないことになる事態もありうる。尖閣で譲歩を得るための脅迫ならまだ良いのだ が真剣に中国は1000発を超える単数・複数核弾頭のミサイル発射を狙っていると考えたほうがより現実にあっている。なお毛新宇による解説はユー チューブで簡単に見ることができる。同様に朱成虎将軍の言説も興味深く見ることが可能だ。韓国の中国連携政策はこれらの事態を織り込んだ上での決断との可能性もありうる。
細野氏の祖父がタイタニック号に乗っていたことはある程度知られている。実は女装していて救助されたという非難があった。それを今回の事件で記憶の反芻をしていた。すると栃錦(春日野親方)の現役時代のパリにおける故事がクロスしたのだ。羽織袴で他の力士(名は失念)とパリのホテルのエレベターに乗った栃錦関に「マダーム」と話しかけるホテル従業員がいた。たしかにスカートの一種と見られても不思議ではない。それならば細野 (祖父)氏もそのせいでの誤解ではなかったか。細野(孫)氏に面識はないのでブログ上で私の推理を進呈したい。
先日の国民大 会でプーチン大統領は中露軍事同盟を否定した。これは日本へのシグナルととっても良い。佐藤優氏によるとJNSAのトップである谷地(やち) 氏が仲介の糸口をモスクワで練っているとのことだ。安倍首相もやるものだ。
天然資源からいえば世界でも最貧国なのが日本だ。それが、1億2000万人以上の国民をそれなりに食わしていたのは工業の力だ。ところが一瞬 でも 油断すると例えば電気製品の国際収支が昨年赤字になったように信じられない凋落ぶりを示す。端的に言うと食えなくなるのだ。東京でさえガレージ化 は着実に進んでいる。工業の衰退はソニーの出井のようなペケの経営者だけのせいではない。全世界で原価の一番安い地域で生産するのが当然だか ら産 業のコメである電力代の高い所から逃げ出すのが当然なのだ。誰だって原子炉の暴走は恐ろしい。当たり前だろう。しかし原発を停止して若者が駅頭の 飲み屋の客引きになって良いのか。客引きも職業で、恥ではないが多くの若者が就労できるわけでもない。介護の職も就労者が550万人を突破し た。、意義は否定しないが新たな生活のための資源は生み出さないと言って良いだろう。要するに世界中から資源を得られるというのは今の日本に は幻 想になりつつある。資源国の立場になってみよう。採掘してしまえば、未来永劫に子孫は再利用できないのだ。だから危険をゼロに近づける努力をしつつ化石燃 料の消費を削減しなければならない。福島の教訓は何か? 要するに膨大に発生する熱を取り去る媒体(水)を絶やすな、ということだ。それを ブー ドゥー政権だった民主党が地震学者という学問の世界で最も役に立たない集団を重用して再開を事実上妨害した。自民党も自分で責任を果たすことに臆病すぎ る。活断層ってなんだ。東大の地震学者が赤っ恥を掻いたが、どんな学者も地下数キロで原発のたかだか数十年の寿命のうちに異変が起こるか、起 こら ないか判明出来る訳がないのだ。5重、6重に冷却水の供給を絶やさない用意をして原発再開だ。老朽化した原発、設計思想の解析がむずかしい原発は 即時にそして永遠に閉じる。私は平穏裡(り)に原子炉2基を閉鎖していた中部電力を評価する。原発立地だが、西日本は20年以内に操業禁止 だ。福井で福島だったらダメッジは数十倍だった。フランスの原発は例外なく独仏国境に立地している。地球自転に起因する定常的な風向が事態の 多くを支配するのだ。ただし、海上発電基地で緊急時に海没しうる原発なら西日本もOKだ。放射性廃棄物だが、地球の質量の99%は摂氏 1000度以上だ。つまり放射性物質の崩壊で多くはマグマ状になっているのだ。それを考慮の下敷きにして良いだろう。

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