2013年9月アーカイブ

渡辺氏が政治塾をつくると言う。それなら柿沢未途氏を何故放逐するのか。柿沢の国会質問は極めて優れたものでこの政治家の並々ならぬ素質をいかん なく発揮したものだった。器量を問われる、その一言だろう。政界を引退したはずの小泉純一郎氏が原発廃止の声を上げている。現役時代の拜米ぶりは 国民一同閉口したものだ。彼の横須賀の少年時代、横須賀商工会議所は「タマラン節」という歌を作らせた。 

ジャパン横須賀ワンダフル  ビヤも ガールもベリナイス チェリー咲いてるあの丘に  スウィート・ホームつくりたい  タマラン タマラン 

というのが歌詞の一部である。大宅壮 一に言わせると「日本人のパンパン文化を端的に表現している」ものだ。失礼ながらこの精神風土は彼の精神形成の有力な要素ではないのか。日本の声 望を世界的に地に墜した原因の一つがここにある。これと原発廃止とは直接の関係はない。ただ原発再稼働派は原発の危険性を認識しながら苦渋の選択 として主張しているのだ。そこらへんの事情がこの元首相に理解できるとは思えない。ケンカ純一郎の血が騒いだのだろうがもう結構だ。さて菅直人元 首相だ。遍路の話はいい。尖閣で「沖縄地検の自主判断」のウソが白日の下にさらされたのだ。「テメイも白状しろ」ついそんな言葉を吐きたくなるの だ。

高野秀行氏の本だが、数ヶ月間、読後感想文の後編を怠っていた。本もよく売れたが5刷りで停滞しているかのようだ。しかし事件勃発だ。ナイロ ビのモー ル襲撃はケニヤの「9・11」と言って間違いない。どうやら高野本の後段で主要テーマにしていたソマリアの「アル・シャバーブ」が首謀者で間違いないようだ。練達の旅行人・高野氏だが、私はモガディシオの女性ジャーナリストの件は情報を開示しすぎではないかと危惧していた。ま、些 事に はこだわらずより大事をこの組織は実行したのだろうか。ともかくこの本を日本人や日本、そして自分には関係ないと思いがちだが全く違う。この 本がテーマとしていることはガッツリ自分たちを直撃する事なのだ。少なくとも別の事件が直撃した時に参考とすべき「知恵」が詰まっている の だ。マスコミがナイロビ事件で高野氏のコメントを求めないのは間違っている。日本でも起こりうる事件である。あるいはオウム事件・国松狙撃事件で起こった事かもしれない。
核汚染水の処理装置ALPSがトリチウムを処理出来ないなどと騒いでいるがALPS自体が無用だ。核物質ごとに選別できるにしろまったく利用でき ない。廃泥からは更に処理の問題が生じる。核汚染水と汚染土をセメントで固定し例えばドラム缶の大きさを標準とすれば更に表面を厚さ10センチの 無汚染セメントで覆い固化のあと速やかに数千メートルの深海に捨てる。この方式以外に方策は皆無であろう。すぐIAEAとカナダ、アメリカ、ロシアの同意を得ることだ。
米国グレンデール市に対する東大阪市の抗議だが無視させ再度抗議したとのことだ。従軍慰安婦の像が姉妹都市により維持費用が保障されたとの市の公 開情報としてなされたからだ。もっともグ市の姉妹都市は韓国2市とメキシコもあるようだ。しかしグ市の流した情報は東大阪市が像の設置に賛成した かの印象を与える。東大阪市はとりあえず債務不存在確認の訴えをすべきだ。ほかにも姉妹都市の辞退も宣言すべきか検討していただきたい。その旨米国の地元紙にも報道されるようにすべきではないか。
TPP交渉だがあまりにも秘密主義で議会をはじめとして民主主義国家での通常の議論が不可能となっている。こんなやり方は民主主義そして議会主義の否定だ。旧ソ連がコメコンを作った時もこうだったのか。
周辺の国が何か言っているようだ。真摯に聞くべきことも皆無ではない。しかし聞き流すべき事があまりに多過ぎる。近代日本の巨視的評価は決まり きっている。この地球上の白人支配、もっと正確に言うと白人中の強豪連中の談合支配の諍い中に、別のイッシューで参入し、参入させられた非白人国 家だ。ゲバルトも半端ではなく行使し行使させられた。アジア・アフリカの開放という聖戦といって良い要素さえあった。同時に見苦しい弱者に対する 暴力の行使の延長線上でもあった。そこを異質な白人国家である米国に掣肘され大戦争に発展してしまった。しかし当時の大暴力である一部白人国家の 統治に反抗の火の手を上げた功績は否定しようがない。そんな日本に育て上げたのが英国だったのは歴史の皮肉だろうか。
先ほどの非嫡出子の相続に関する最高裁判決だが14人の裁判官が一致している。この案件なら伯仲する判断が出てもおかしくなかった。個人の権利と 結婚制度を守る法益が衝突した事案であろう。結婚後の夫婦の財産は両性の協力で築くものと解釈するなら婚前の非嫡出子と結婚後の非嫡出子に違いがある方が法解釈としてより精緻といわざろう得ない。その見地に立つなら判決の非合理性が浮かび上がってくるのではないか。より具体的に言うと正妻 の法に基づいた期待権の侵害である。さらに不貞の妻による出生児の問題も理論的にありうる。よって判決は決して最高裁への国民の信頼を高めるもの ではなかった。次に地裁判決で幼稚園児の大震災時の避難である。園側は予期しない大きな振動により園児を通園バスで親元に送り届ける判断を下し た。幼稚園の立地は海抜23メートル程度とのことだ。バスはより低地に向かった。この判決は被災地の法律問題をより紛糾させるというのが私の第一 感ではあった。しかし本件特有の前述の状況をどう解釈すべきか、悩む。海沿いの学校等では保護者との事前の取り決めが必要だろう。30年ほど前の日本海地震で海に修学旅行に来ていた学生被害者の父母による訴訟を記憶している。この場合は引率の先生に地震による津波被害防止の教育を怠った国 や地方自治団体を被告とするべきだった。さて本事案に戻ると、愛児を大震災の際、どう扱って貰うか園側に具体策を事前に要請する責任は両親にあ る。幼稚園の標高は裁判後ではなく入園時に調べておくべきだった。愛児の命の保持は園側だけでなく親御さんの側にもあった。そう判断すべきと思う。
日本の覚せい剤摘発が急増している。メキシコからの「ブツ」が多い。原料はインドの製薬会社だ。数年前北朝鮮にも輸出された。日本政府は事前に情報を得ていたが外交能力の欠如から輸出を阻止できなかった経緯があると記憶する。国際的な原料生産・輸出の規制が緊急に必要だ。
昨年公開のこの映画を見てきた。DVDは最近発売されたようだ。陰惨な拷問シーンが続き愉快とはとてもいえない。筋書きだが日本人なら誰しも忠臣蔵を思い起こすだろう。米国のCIAの忠臣がビン・ラーデンを追い詰め米海軍特殊部隊が殺害するのだ。この女性監督だがイラク戦争の際の設置爆弾の処理班の映画で一躍注目された。強靭な神経とホロとする小ワザの才能に恵まれている。極秘のステルス・ヘリに乗り込む襲撃班員が除隊後のために ビジネス・啓発テープを機内で聴取・学習している光景には実話なのだろうが、つまり原作本にあるのだろうが印象的な挿話である。2時間半ほどの上映時間だった。おすすめできるか微妙としか言い様がない。

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ブログを書いていて公表すべきか悩むこともある。福島県知事に関する先稿もそうだ。砂を噛むような感じもするのだが止むをえない。その時点で今回 の「ヒゲの隊長」を知事にという発想は一切なかった。実は20日の夜に偶然防衛関係の方と赤提灯の隣席になり佐藤参議院議員の出身地について質問 したのだ。その方は「さぁー、九州の気がします」といっておられた。しかし私の記憶をたどって翌朝つまり今日の今「福島じゃないか」と脳裏に浮かんだ。調べるとやはりそうだ。しかも防大では化学を専攻し放射能関係の資格もお持ちだ。天の配剤という言葉が浮かぶ。もちろん2期めの当選を決め たばかりだ。ご本人は国全体の外交・防衛問題をテーマとして小生の発想など迷惑至極かもしれない。しかし現県政がこのままで良い訳が無く国政上の最大の課題が累積しているのだ。あくまでご当人および福島県民のお決めになることだ。
知事は知事権限の発動が仕事と言って良い。あの日本始まって以来の大事故の後にその知事権限の不発動で批判されているのが2期目の佐藤雄平知事で ある。確かに極めて困難な職務である事は言うまでもない。しかし知事が復興の構想を練り先頭に立って実行しなければならないのは当然だ。渡部黄門様の秘書として大過なく経歴を重ねたこられたのだろうが、3月11日以来、その職務の内容は一変した。自民党推薦の森女史が当選していたらどうだったかそれはわからない。仮にそうであっても莫大で一つ一つが重大な決断にたじろいたかもしれない。しかし現知事は決断しないという確固たる決断の下に政治責任を回避しておられるのではないか。結果が重大だけに同情の余地もなくはない。しかし浪江町の被災手帳にしても県の支援を期待でき ないのが前提のようだ。この際1年余の任期を残して辞職なさってはいかがか。この職務をこなす人は普通の能力の人では困難だ。ぜひそのような人物 にバトンタッチしていただきたい。福島県民は温かくそのつきにくかろう決断を迎えるのではないか。
産経新聞の8月31日・7面に再度注目したい。関連する私の先稿は広瀬誠  ホン・ヒョン で検索していただきたい。私が注目するのはホン氏 (洪氏)が韓国陸軍士官学校出身で安全保障関係で駐日本大使館の公使を務めた、いわば日韓の安全保障の専門家中の専門家にかかわらず産経に書かれ た「自由人の思索」と題された小論文が理解にきわめて苦しむ内容なのである。おそらく日本国内の専門家も注視していよう。その難解さをである。ま ず私は韓国の日本誹謗を経済的な合理性を持つものとして捉える。なにせ韓国産品が日本では売れないのだ。だから経済のレベルが似たようになったな ら世界の市場で争っているのだから日本を誹謗するのは韓国にとって当然といって良い。やらない日本が酷薄な世界の非常識なのかもしれない。さて洪 論文だが、日本が韓国の中国接近を過度に気にしすぎると諭すのだがいささか論理は強引ではないか。田中角栄の中国接近はニクソン大統領の密使を 使った頭越しの米中交渉の存在が前提だ。とても洪氏が日本人を説得出来るとは思えない。というか洪氏が日本人を説得する意思が見えないし感じられ ないのだ。そこに難解さの源があるのかもしれない。「異常状態の国同士が望ましい正常な関係を作るのは論理的にも不可能だ」そうである。ここでの 両国は日韓両国を指す。洪氏にとってそしておそらく韓国人にとって安全保障とは自分本位の我意を貫き尽くすことなのだろうか。もしそうなら我々に も感ずるところがなくもない。この伝でいけば飯島勲氏の北朝鮮訪問など万死に価する妨害行動なのであろう。ともかく日本も韓国もお互いどうしが理 解し合うのは至難のことであるようだ。
岡田元副総理が尖閣国有化で自己の正当化をはかっている。石原慎太郎氏に都有地化させたより国有化がよかったと強弁しているようだ。私はこの岡田氏は戦後の政界での最悪の食わせ物 だと思っている。一見真面目そうだが、やることが日本に害悪をなすことだらけだ。その一例が伊藤忠の丹羽氏を中国大使にした事で、これまた最悪の 結果を招いた。伊藤忠と出身母体のイオンとの取引額は知らないが半端なものではあるまい。イオンあって日本無し。あくまで私の直感だがそう感じざろう得ない。三重県民も実情を直視していただきたいものだ。ともかく「都有地の尖閣に灯台」と「国有化」の中国に与える口実の度合いをまだわからないなら政治に口を出さないでいただきたい。
核汚染水と核汚染土はセメントで固定化して深海に投棄するべきだ。IAEAのトップがせっかく処理問題で相談に乗ると言っているのだからこの線で会議を招集してもらえば良い。セメントで固定し深海に投棄すれば問題は一切発生しない。より丁寧にやるなら10センチぐらい表層を通常のもので塗 布すれば万全だ騒ぎ屋さんはどこにでもいる。粛々と実践するのみだ。これからは尾籠なたとえ話になる。経産相が汚染水などから核種ごとに抽出する処理方式に興味をお持ちのようだがこれはウンコから未消化の成分を取り出すようなもので、趣味の世界ではありえるのかもしれないが実際には話にもならない。
正直言って猪瀬都知事の雰囲気は好きになれない。しかし信州大学で知り合い結婚された令夫人の遺影には感動した。こんな素敵なお顔の夫人の亭主と はつぞ知らなかった。日刊スポーツの8月5日頃だったかKLM航空の日本人アドバイザーが猪瀬流のプレゼンテーションに苦言を呈していた。それは最後まで当たっていたようだが、結果を出したのは猪瀬氏だ。電通か博報堂か被災地のバスケをテーマにしたCMもさりながらクリステルさんの 「100円なくせば100円が戻ってくる国」という絶妙のコメントは単純だけに「禅味」を選考委員にアピールしたのだろう。昭和15年の五輪中止 とそれ以前の国際連盟脱退は再びは許されない。やるしかない。その前に福島の汚染水がコントロールされているという政府要路者の発言をまことにしなければならない。
憲法改正だが、まず文言の改正、例えば第9条の「文民」だが、時代に合致していない文言からやってはどうか。シビリアンを訳すための工夫 だろ うが 対語の軍人がいないはずの空虚な規定だ。現憲法の成立だが、占領時での法の変更を禁じたヘーグ陸戦規則の侵害で成立に瑕疵があるという説もある が、その前史の長い戦争をどう理解するかも重要だ。と言って自虐史観は無用だ。林房雄にいわせれば大東亜戦争の戦争目的はすべて実現し た、日 本の 敗北以外は、のことだが巨視的に見れば当たっていなくもない。集団的自衛権だが、憲法解釈の変更より憲法条文の追加がふさわしいのではないか。外国と具体 的には米国と共同行動をするのだから日本の時の政権が断りやすい歯止めを工夫すべきだ。さて最後に消費税アップだが、総理大臣の個人的決 断も さりながら閣議での白熱討議が重要だ。近年閣議がないがしろにされる傾向はないか?形骸化したシャンシャン閣議より辞任大臣が出るくらい の真剣な討議を望む。その上での増税ならOKだ。
まず第一にTPP交渉を年内に妥結させるとのブルネイでの合意の見直しだ。国の独立性を大きく損なう危険性を見抜かれることを危惧した米国による 早期合意のゴリ押しと捉えるべきだ。急ぐ必要性は一切無い。次に核汚染水と汚染残土をセメントで固定し深海への投棄だ。これは最低でも米国、カナダ、ロシアの同意が望しい。次に殘任期1年余だが住民によるリコールも含めて福島県知事のすげ替えが必要だ。常磐線の貫通に向けJRと協議す る。福島第2を再稼働し、復興と賠償の資金源とする。外交では、韓国の最高裁判決の内容によっては韓国との国交の大幅制限を順時強めていく準備が必要だ。尖閣には漁船を国際観光船に仕立てて外国人客を満載し常時10隻以上を尖閣周辺に航行させるのが妙策だ。最後に国債償還安定本部を創設し 首相が本部長となり予算額から20%を天引きして残りの80%を省庁が使い切って時点で再申請させる。 以上、やや奇抜と取られる提言もあろうが検討していただきたいものだ。
マレーシアのマハティール元首相がTPPでまた(白人の)植民地になる、と警告している。最近の合意を早める決定などまさに植民地への第一歩だ。甘利 大臣も安倍内閣の弱点の一人と多くの人が思っていただろうが、その通りの展開だ。わずか数十日の読み合せで娘ならぬ一家の身売り証文にサインする らしい。狂気の沙汰だ。安政条約よりはるかに実害のある不平等の可能性の濃い協定だ。安倍首相も対米関係はノーズロも極まっている。 冗談はやめて欲しい。日刊ゲンダイではないが大マスコミの交渉期間短縮への無関心状態は度し難い。たとえTPPに賛成でも反対でもだ。
産経新聞の8月31日の7面にホン・ヒョン氏が「自由人の思索」と題する一文を表している。正直いって難解だ。要旨であるが韓国の中国接近は気にするな、ということが少なくとも柱の一つであるようだ。そうは言われても尖閣と竹島がリンクしていると見るのが当然の日本人にとっては説得力はゼロに等しい。ホン氏の主眼はやはり対北に向いていてこれまた難解だが結局北と妥協するなと言っておられるようだ。その背景に先稿でも指摘したが、 朝鮮戦争で韓国が先に手を出したと思っている韓国の高校生が69%という奇態な数字が暗示する状態、言い換えると韓国と北朝鮮のどちらが正当政府 かという認識戦争の現状があるようだ。日本で言う「南北朝正潤論」の現代版と言ってもよかろう。それぞれの楠木正成だらけの韓国と北朝鮮だ、収拾 がつくわけがない。先の69%という数字が示すように、経済は圧倒的だが「正潤論」では韓国側が(韓国内でも)劣勢であるかのごとしだ。ここが日 本人にとって最大の理解不可能領域ではないか。さてかくの如き状態で韓国が対北で誇りうる民族闘争の(唯一の)実績が竹島ではないのか。対日つっ ぱり路線の根っこがここにあるようだ。ま、ホン氏の考えは多数の「親北」にあらざる韓国人の最大公約数であろう。これで済むかどうか私には予想がつかない。ただ日本の妥協できない事柄の実現を要求するだけである。

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