2013年2月アーカイブ

2月・3月になると役所の経費費消の行動が盛んになる。いったい何時までこんな愚劣な慣行を続けるのか。現在の日本にそんな余裕はない。使わない予算は国庫に返納する。やることをやった上で返納額の多い役人を昇格させるのだ。そのシステムが必要だ。
ハナから無理だと言わないで税収42兆円で年間の予算をつくってみてはどうか。本来はそうであって実態がきちがいじみているのはいうまでもない。 厚生省案件だが腎臓透析の1兆数千億円は年間1万件の腎臓移植手術で半減化(米国は術数1万5千例ほど)。医師免許は持っているが臨床体験のない ペーパードライバー職員が強行する莫大なワクチンの諸経費。防衛省では武器の原価を知悉する職員は養成していない。艦船はともかく航空機関係はいないに等しい(参考文献『狡猾の人64ページ)。財務省にもいないのだ。ともかく作ってみてはどうか。

狡猾の人 防衛省を喰い物にした小物高級官僚の大罪
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ガス会社、電力会社のガス、油の国際的な高値掴みは日本の経常収支赤字化も関係して強い批判の対象になるべきだ。原燃料費に連動して小売価格を定る現行方式ではどうしても仕入れ価格低減のインセンティブが働かない。全国のガス会社、電力会社の原燃料費を公表して不真面目な会社に強い批判 をすべきだ。
『新潮45』に寄せられた山折哲雄氏の稿を読んだ。編集部が付けたと推測されるタイトルとは別に静謐で温かい論である。特に聖徳太子を例に出され ている点に碩学の並々ならぬ配慮を拝察した。数ならぬ小生も皇室の変事を感じて数回このブログで意見を述べた。皇室 ボールドウィンや 皇室の出 来事、などで検索していただけたらと思う。率直に申して、皇室のあるべき姿と雅子妃の皇后になられる事とはまったく相容れないものと私は考え、感 じる一人である。昭和天皇は平和を望まれながら、軍人たちの統御に宜しきを得ず、結果的に国家と国民の悲嘆のみならずアジアに戦火をおよぼされ た。お孫さんである皇太子が国民の憂慮する妃の行動を御なされない事とは直接の関連はなかろう。しかし感情的に納得できない国民は多いのではないか。皇室の次に国民があるのではない。国民全体あっての皇室ではないのか。私はそう考え失礼をもかえりみずこの文を発表させていただいた。

英国人のH・ティルトマン著『日本報道三十年』(昭和40年、新潮社刊)は日中戦争の上海戦線の実相を伝える貴重な本だ。実際の本は当時の酸性紙 を使用しているのか保存状態のよいのはすくなかろう。ぜひ新装再版していただきたい本だ。著者は中立国人のボランティアとして中国兵の負傷者を大 量にそして組織的に救助するのだが、その勇気は比類ない。当時の日本陸軍の宣伝の拙劣さも詳しく記されている。しかし日本への理解の深さはこれま た比類なかろう。ぜひ最近ニュースに現れない民主党の蓮舫さんにも読んでもらいたものである。
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カーニー米報道官が記者に質問されて答えに窮したとのことだ。安倍訪米に関しての記者会見であるから尖閣に関して質問されるのは当然予想される事である。オバマ大統領の真意を反映したとも推察できる。
民主党のめちゃくちゃ政治が記憶に新しいので安倍さんの悪口は書きたくない気分だ。民主うんぬんより今のところ外交処理をはじめ絶賛に価する。私もブログ更新を怠ってしまったのは書く事がなかったからでもある。しかし安倍さんの数値目標なるものに限ってはやや疑問視する。というのは数年前にガソリン代用のアルコール生産が話題になった時に安倍さんは600万トンだったか、具体的な数値を挙げて生産目標を語ったことがある。なんとも 違和感が感じられたことであった。それ以来、安倍さんの数値目標にはアレルギーが出てくるのだ。
2日ほどまえに実に考えさせられるニュースがあった。バングラデシュでTV放映中のドラえもんが放送中止させられるとのことだ。どうやらヒンディー語で放送されているので教育上悪いとの判断のようだ。どうして日本大使館や文化庁そして日本の企業が協力してベンガル語での放送ができないのか。人類の宝があるのに活用できない。これは日本の大問題だ。
原子力規制委員会の暴走を止めなければ大変なことになる。委員の構成だが少数すぎる。原子力発電のいわば世界史的位置づけなど吟味できる能力のあ る人がないのだ。ひとりの地震学者が暴走の主役になっているようだ。人文系の学識がなくてはとても手に負える作業ではない。拙稿でも既述したが、世界の3流への道を驀進している日本を全力で後押ししているのが規制委員会だ。
昨年のオリンピック・ロンドン大会日本選手団旗手であったレスリングの吉田選手の発言だ。なにせ開会式の行進中、あとに付いてくるはずの日本選手 団が十数人の英国人の棒をもった妨害者に場外に誘導され扉の鍵をかけられてたのだ。ビートルズのポールの歌など聞けなかったわけだ。その唯一の開 会式完走者(日本選手団で)の吉田さんががまた「あれ、どこにいったの」という趣旨の会見だ。もっとも今度逝ってしまったのはオリンピック種目と してのレスリングだ。東アジアの国のワイロ技術の冴えを2回連続して堪能させていただと感心しても始まらないのだが。
政党助成金の多くは党運営費以外は各党の規定により政党に属する政治家に分配される。その金を更に別の党派に献金する行為は政党助成金分配の規定 を根底から覆すもので違法とみるべきだ。刑法の背任罪にあたるか、他の罪状かは別にして取締当局の吟味が必要だろう。
欧米の議論では中国が北朝鮮の核兵器開発を止める役割をすべきだとする。しかし中国に登場した新しい指導者は隣国にたいする戦争を公然と国民に呼 びかけている。これでは中国に隣接する多くの国々の指導者が自国も核武装しなければ国民に対する責任が果たせないと考えても当然である。中国共産 党は暴動で初期の活動をはじめ銃口で政権を奪取した歴で史を誇っている。当時の指導者がその方法を選択したのは理解できる。しかし一旦人類最大の 人口を持つ国の政権をとって数十年たっても同じ暴力行使の脅迫で国家を運営使用とするのは間違いだ。習近平氏がすべきことは南昌暴動ではなく南昌 市の平穏で粘り強い市民生活向上のための統治だ。それが出来ないからといって市民や国民の目をそらすために平和に暮らす隣国に武力行使の脅かしを 仕掛けるのは極悪人といわれてもしかたない。習氏に隣国の指導者・金正恩氏に核兵器開発の停止を求める道徳的な根拠は一切無い。
福島の原発事故の直後、元財務長官のサマーズは「これで日本は三流国になる」と語った。喜びか悲しみかは日頃の彼の行動でわかろう。さて彼の直感 があたりそうになっている。原子力規制委員会の面々だが、委員長からして東北大の原子力学科出身なのに土掘りが専門になったようだ。活断層は事故 に直結しない。事故の教訓は全電力喪失の回避だ。委員会は理科系だけでなく文化系委員を充当せよ。私だって福島事故の際は怖かった。しかし、日本 の貿易収支を真っ赤にしている燃料費の増加は日本円の暴落に直結しかねない。やむおえないものが原発再稼働である。絶対反対者の気持ちもわからな いではないが、この際は「清浄」な原発電力抜きの電力をkwhで100円くらいで売ってはどうか。喜んでかってくれないか。
2月18日の日経第一面にデンマーク企業が中国に技術を伝えたから後日利益が与られたという記事がのっている。日本から見るととんでもない記事 ではないか。松下が創業者の意図もあり、どれだけ中国に貢献したか。その返事が徹底的な焼き討ちだ。日経記者も足元の事実をもう少し踏まえて記事 を作ったらどうか。
大鵬がなくなった後に佐藤優氏が『東洋経済』に連載中のコラムで大鵬の父について語られていた。その父は資産家だったが日本に財産を没収され戦後語学力をかわれて刑務所の看守をしていた、とある。まったく事実とことなるのではないか。かれは1メートル90以上の長身で革命時に白軍に属していたので日本領の樺太に越境せざるを得なくなった。資産などありようがない。ソ連軍が樺太に侵入したさいは日本軍の軍使を射殺したぐらいだから白 系ロシア人(周辺国をふくむ)が即時銃殺を免れたとは考えにくい。大鵬が訪ソしたときにはミコヤンが歓迎したのだが、そんな際にソ連に有利なお話 が偽造されたと私は考える。なお、大鵬の母は訪ソのさい、息子にお前は日本人なのだから、その気構えでいってこいと励ましたようだ。納谷という姓 についても事情があるようだ。
岡田克也氏が夕刊フジ紙に「政府は北朝鮮や中国に厳しく対応を」というタイトルの発言をしている(2月14日付け)。もっともタイトルは編集部が つけたものと思われ、やや本文とニュアンスは異なる。しかし岡田氏はあの自衛隊と米軍の共同演習にいちゃもんを付けた人物だ(産経新聞による)。 これで逆上陸の共同演習は中止された。このことの評価は各人あろうが、私から言わせなら諸般の状況を勘案しても戦前戦後を通じて最大級の売国行 為、祖国にたいする反逆行為だ。その人物がかかる発言をするのはへそで茶を沸かせる、と申して置く。なお演習中止に対する過去の拙稿もあわせお読みいただきたい。
通貨の番人役だけなら誰でもできる。ただ供給量を絞ればいいだけだ。まさに白川日銀のしてきた事だ。リーマンショックで当時の麻生首相は世界経済 への日本の貢献を語った。それ自体は正しいが、副作用である円高も激甚だった。その間、韓国ウオンは供給量を2倍、3倍として急激なウオン安を実 現させた。それも日本産業の敗北の大きな要因だった。日銀も同情出来ない事もなくはない。ドルの急落は必然だ。韓国通貨だけとの為替を調整するの は 果たして日銀の仕事であるのか。そんな戸惑いがあっても不思議ではない。白川氏の不作為は非難されて当然だ。一人の人から職を不当にうばった ら批判されて当然だ。白川氏のボードは100万人のオーダーで職を奪って平然としていた。しかし、その背景にこの国の生命線の通商の更にカナメで ある為替管理の制度的な欠陥があると見るべきだ。
北朝鮮の核実験が世界中で物議をかもしている。当然のことであろうがちょっと待って欲しい。核保有国の一国が平和に暮らしている隣国に対して公然 と戦争の脅しを仕掛けている。そんな行為が許されるなら隣の国が核保有を希望するのは当然と言えないのか。勿論、脅迫を受けているのは日本であり 北朝鮮も脅迫を受けているかはわからない。しかし、日本に対する理不尽極まる脅迫が明らかなのだから次は自国だと考えてなんの不思議があろうか。 私は北朝鮮の若きリーダー金氏より中国の習近平氏の方がはるかに国際政治の場で批判されるべきと確信する。北朝鮮批判はそれからで良い。


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