2012年12月アーカイブ

生活保護に対する世論は厳しさを増している。ともかくギャンブルに血税を費消することは許されないだろう。それはそうだが受給者に生きがいをあた える仕事を紹介することも大事だ。体が動かないのならともかくそうでないなら仕事はいくらでもある。無駄に動いている駅などのエスカレーターをス トップさせる仕事や夜間などに道路の信号機を適宜操作して自動車の走行をスムーズにする仕事。シュレッダーされた紙は現在は再生紙の原料にならないが、紙の繊維を寸断しない丁寧な操作をすれば立派に原料紙になる。もっとも大量に人員が必要になるのは廃プラスッチクの活用だろう。分別すれば 立派なディーゼル発電の燃料になる。溶かして気化させれば熱量は大きい。スーパーなどでの賞味期間関係の仕事もあろう。現行の生活保護制度への批 判は当然だが、別の発想も必要だ。
鹿島圭介氏が書いたこの本は戦慄的だ。解説の立花隆氏が「これだけおもしろい本に、ここ数年であったことがない」と激賞しているのもうなづける。 要するに、オウム事件の最中におこった国松警察庁長官の狙撃事件の真犯人は、この本の主人公・中村泰(ひろし)であってオウム教団はいっさい関係 がない、ということだ。その詳細は本書を読めば十分に納得できる。ある部分をピックアップしよう。真犯人は南千住の現場に北朝鮮メダルと韓国コインを残置する。中村泰が知人を通じてコルト拳銃と交換したものだ。その提供者は韓国安全企画部の要員というのだ。本書ではその時点で彼が籍を有していたか、つまり現役の要員かは判読できないし、それが意味を持つかもわからない(形式的解雇もありうる)。要員だったことは確実のようだ。現在の日本では拳銃の違法所持は重罪だ。よほど腹を割った付き合いでないかぎり交換にはいたらない。なぜこれらの残置物がえらばれたのか。捜査の混乱が目的とされているが、それならオウム関連でもよい。これからは推測だが、要員氏が(元?)上司にアピールする狙いがあった可能性が否定できない。これだけの大事件をもし事前に知ったとしたら報告しないわけはないと思うのだ。想像をたくましくすれば安企部部長、韓国政界の要路者は隣国の警察のトップが「処断」されるのを事前に知っていた?。まさか、とは思うがこんな想像も不可能ではない。もちろん要員氏が北のダブルであった可能性もある。それならまったく別の想像もできる。なお中村泰は受刑者だった時に製版技術を体得し、仮出獄後にその技術をパスポート偽造その他に活用 した。行刑上、心すべき事だ。つまり刑務所では印刷にとどめ製版業務は不可ということであろう。

 警察庁長官を撃った男
安倍氏が白川日銀総裁と会談し、白川氏は数値目標設定を12月20日に表明した。安倍氏は総理就任は確定的ではあるが別に総理になっていたわけで はない。安倍氏が意気込むのはある程度わからないでもない。しかし白川氏の言動には首をかしげざろうえない。民主党の脱法・不法というか非法政 冶、つまり法に基づかない政冶には呆れたがまさに安倍政権前夜にくりひろげられた総理以外の人物による脱法政冶を日銀が率先して協力している訳だ。たかが数日されど数日だ。おそらく次期の正・副日銀総裁から日銀プロパーを外すという示唆も あったのだろうと推測する。この推測が正しいとしても白川氏のとるべき態度が現に彼が示した対応でないことは明白だろう。みっともなくはないか。 総裁に価しない人物を総裁にした民主党(当時は野党)の仙谷氏らの秕政の責任は重大である。安倍氏もやりすぎで彼の再スタートを切った、と言わざ ろうえない。
前政権、といっておく、の多くの仕事のノロさは犯罪的だったが、被災地復旧もそうだ。まず交通機関そして水産業復興のための冷蔵機能と漁船の修復 が急務だったのだ。その遅れといったら。さて現在、JR常磐線は亘理ー相馬間の27キロと原ノ町ー広野間54キロが不通だ。前者は津波被害だから JR東日本の仕事が遅いのだろう。アトレの建設も否定しないが本職はなにかを考えるべきだ。後者は原発被害警戒地域だから一見不通の理由は違うよ うに見える。しかし考えていただきたい。別に通過するだけ居住ではないのだ。炉心ちかくで数千人が働いている事を考慮すれば除染の優先的実行と走 行時に受ける放射能量の科学的な調査を済ませれば再開は十分に可能ではないのか。私は54キロの区間を30分で通過するならラジュウム温泉に30分浸かるより格段に受ける放射能量は少ないと思うが、ともかく科学的調査だ。新政権の象徴的仕事として官民一体で常磐線の再開に取り組んで欲しい。JRに対する助けも必要だろう。
新しい国会は民主党政権の鳩山から野田氏にいたる対中外交のすべての過程を徹底的に調査する委員会をつくるべきだ。歴代の首相と外務大臣ほかを証 人喚問して尖閣のビデオ隠蔽事案やその直後の菅による300億円対中支払いの妥当性、玄葉によるとみられる尖閣上陸逮捕劇の真相糾明などてんこ盛 りの内容になろう。
米国のクリントン大統領も政権が最末期に乱発したのが疑惑の人物に対する免責だ 。大統領特権のパードンである。日本でもそれに近い例はあるの か。先日、韓国の刑務所に残余の刑を勤めるために移送されるイトマン事件ほか重大な犯罪に関与した受刑者の場合はどうか。裁判中に近親の葬儀に参 列の理由で逃亡もしているから便宜をはかる理由は乏しい。この日韓の協定にもとずく移送は合法的ではあるが妥当性にいちじるしく反するものではな いか。マスコミの司法記者はこの折衝が田中前法相のもとでどう行われたか報道すべきだはないか。
古い本による論考である事をまず言っておきたい。それによると全農・農協グループは近隣国の製油所からわずかの価格差を理由にガソリンその他の石油製品の輸入を急増させている。その被害をもろに受けているのが民族系の石油会社だ。現在の農業で石油がなくなれば事実上耕作は不可能だ。あらゆる農業生産がストップだ。民族系なら原油の貯蔵も備蓄も操業を続けるために必然的に増える。しかしいくら近隣といえ外国製品は政治上などからストップの危険は避けられない。全農も自由に選択する自由はあると思うが度を過ぎるなら食料安保などという言い分は通用しなかろう。
文化学院の西村伊作氏だったとおもうが、「戦争をするにしてももっと名分のあるものを」という趣旨の嘆息をもらされたようだ。太平洋戦争前のこと だ。ルーズベルト大統領にも正当な多くの理由があったのであろうが、日本を対米戦争に引き入れるための計略には後世の批判にたえないものもある。 詳述はさけるが石油禁輸後に3隻のタンカーをし立ててサハリン産の原油がたっぷり供給されていたウラジオストクまで千島列島を縫うようにして航行 させたなど決して紳士の振る舞いとは言えまい。皮肉なことに最後の日米戦争にやや名分らしきものがあったのか。彼の日本嫌悪は幼年時代から祖父に 叩き込まれたのは有名だが残念なことだ。ひるがえって今日いくらでも名分が立ちそうな戦争の種は多い。戦前ならドンパチだし、それ以前に日本に喧 嘩を売る勇気を持つ国は極くすくなかったのだ。名分はおおいにありそうだが戦争までの行為は出来そうにないし、それを読まれて更につけこまれるの が昨今の状況だ。ここは真剣に国交断絶、経済断交の研究が必要だ。実際に戦争をすることに比すれば数千倍いい。これも有力な抑止力の一つだ。
IMF専務理事のラガルドさんが「円は高すぎる」との趣旨の発言を何度かしていた。白川日銀総裁には「企業には潤沢な支払い資金がある」との発言が記憶にのこっている。お札を過剰に刷りたくないという事だ。円価値の維持は異論がないがどこかが狂っている。円の価値は資源のない日本にとって 工業製品の輸出によって保たれているはずだ。現に壊滅状態の電子組立産業が円の価値を将来保つとは思えない。白川氏も自分の仕事と信じる事をやっているに違いないが、お札の供給を為替水準の適正化に関連させる意思と意図は乏しいのだろう。ここに基本的問題が存在する。誰が円の価値を毀損し ないで適切な為替水準を保つ仕事をするのか。日本の国家体制・法制の一大欠落があるのだろう。むかし高橋是清が蔵相をしていた時代に為替はポンドとドルが主役で、脇役の円は大幅な円安を見逃してもらっていた。それによる英国の紡績産業の壊滅は有名な事実だ。韓国ウォンも脇役として韓国政府の超ウォン安政策がみすごされてきた。それによる日本製造業の衰退はやや似ている現象といえよう。体制的な是正が緊急に必要だ。
ダイアナさんだが、もし万一謀殺であったなら、当時つきあっておられたデパートオーナーの息子関連というのが定説だった。息子をなくしたオーナー もその線の訴えを続けていた。ところがとんでもない事実を最近私は知った。なんと日本の徳間康快氏が生前企画していたアヘン戦争の映画にダイアナさんの出演をお願いしていたのだ。ダイアナさんは提示された2億円の出演料を代表をされていたエイズ基金に寄付する事を条件に内諾されたようだ。 これは危ない。危なすぎる。詳しく知りたい方は『飲水思源』佐高信著187ページをお読みください。

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ドイツを電力問題の参考にするのは余り適当ではない。独仏国境に密集するフランスの原発群から大量の電力を購入しているからだ。ドイツの電力事情 はフランスの原発抜きに論じることはナンセンスだ。それを百もしりながら論議する事は誠実さの欠如以外の何物でもない。島国の英国の方がどちらか というと参考になろう。
PCの具合が絶不調で休載を続けた。さて、在日米軍の兵士の士気はどうなのか。相続ぐ夜間外出禁止は通常の兵士には複雑なものがあろう。ここは日本政府が主催して自衛隊の優秀な狙撃手と海兵隊などのスナイパーとの射撃競技会を挙行してはいかがか。優勝者には3000ドルの賞金を与え日本政 府のトップも気軽に出かけて賞金とメダルをあげてはどうか。随分と雰囲気もかわってこよう。ぜひそうしてはどうか。

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