2012年8月アーカイブ

韓国政府は「従軍慰安婦」について国際司法裁判所への訴えの受諾を日本政府に求めてきたが、絶好の機会だ。こころよく応訴の知らせをすべきだ。なぜ応じないか私には理解できない。
ロンドン・オリンピック開会式の不祥事だがやはり許してはならない。こういう人種間の不正義が蔓延していた時代をイギリスは引きずっていてこの暴 挙をしでかしたのだ。それを是正するために日本兵300万人余が戦死したといってもさほど誤っていなかろう。すくなくともその側面は厳然としてあ る。だからけっして許してはならない。
『シャドー・メーカーズ』という本に、映画はみていないが、研究所のウランが不注意から臨界に達する場面がある。約60年後のJCO事故と同じと いっていい。それはともかく、この題名はおそらく広島で歩道か橋に自らの影を形作った人の故事から取られているのだろう。この小文の題名は吉川幸次郎博士の随筆からの発想だ。三尺下がって師の影を踏まず、の出典をW大学のM教授に教示された話だ。ちなみに出典は8世紀の唐の道宣という仏僧であるという。この「日本の歪曲」という随筆(全集17巻所収)で吉川氏の師である狩野直喜博士が中国留学中に大倉組の重役と一緒に清末の大政治家を訪問したのだが、大政治家は大倉組を無視しきって学者の狩野青年のみを相手とした。商人なぞ語るに足る相手ではないわけだ。この伝統は続いているに違いない。丹羽大使も苦労するわけだ。もっと苦労したのが在留日本人だ。大使館の庇護が期待できないからだ。民主党の岡田さんもすこし勉強すれば任命の不明を事前に知ったに違いない。国家に大損害をかけた任命であった。といっても、自民党の小泉首相の無知にくらべれば罪は軽い。当時 のノムヒョン新大統領を日本に迎え、温泉地でユカタがけで話し合おう、とさそったのだが、ノムさんは出てこない。あたりまえだろう。むかし池田さんが韓国の使節の方々と会うとき、正装をと羽織・はかまで会ったら大ブーイングだったという故事くらい勉強すべきだった。さて、牽強付会な小文に最後まで付き合ってくださり感謝したい。はたして何人いるやら。

シャドー・メーカーズ (文春文庫)
ロバート マーシャル
文藝春秋
売り上げランキング: 1174267
昨日富士火力演習がひらかれ10式戦車の砲撃訓練もあったと報道されている。最近の世界の戦車砲は英国をのぞいて滑腔砲が全てのようだ。もちろん 対戦車戦を考えてのことだ。これは正しい選択なのだろうか。滑腔砲からの榴弾発射も可能なのだろうが研究が進んでいるとは聞かない。なにか自衛隊も間違いをしているのではないか。そんな漠然とした感想を私は持っている。
きたるべき新政権の第一の仕事。それは国防であろう。そのなかでもわが国の領土を侵略し続ける韓国のために日本の首都圏の航空管制権を米軍に委譲 し続けたという自民党政権(主に)の秕政の断固たる否定であらねばならない。同様に台湾も尖閣の領海を意図的に侵犯したのだから米海軍の日本の基 地からの台湾海峡出動には首相の了解事項と安保条約をあらためるべきだ。要するに日米安保体制の見直しだ。日本の戦闘機の開発を妨害しつつ中国と 対抗させるなどあってはならない。米国との協調は大切だが、自主防衛がベースにあってこその協調だ。
11月総選挙となれば、新政権の発足は必然だ。新政権に、防衛行政の抜本的改革を期待したい。装備品の調達に関する人員は費用あたりで米国の 10%程度、英国やフランスと比しても格段に少ない。詳しくは森功著『狡猾の人』64ページを見られたい。外国品調達は今日の防衛のためで明日に はつながらない。最低でもノック・ダウンでこれさえ忌避すべきだろう。さらに日本企業の社員が積極的に研究本部やできうれば内局、そして調達本部 さえ一時出向してかまわないのではないか。日本が一丸となって祖国防衛に結束すべき時である。
狡猾の人
狡猾の人
posted with amazlet at 12.08.28
森 功
幻冬舎
売り上げランキング: 23977
野田首相だが、領土問題を前面にだすのは良いのだが、竹島と尖閣をそして国後島ほかをごっちゃに言う、言い換えれば日本の領土問題について網羅的 に声明をだすのは決して得策ではない。もっとも悪質なのは竹島、見方によっては北方領土だ。かれらを共闘させる策をとってはならない。話かわる が、たしか日本の北米局長であったか、国務省のキャンベル氏などと会見し米国が日本よりとの印象を与える言辞を吐いたが、報道官が否定した。子供のようでみっともない事おびただしい。オバマ大統領下の米国でそれは通らないだろう。品位とディグニティを求めたい。
韓国非難決議に反対したのは大地、社民、共産だ。その中で、最近とみに大衆迎合路線を突っ走っていると私が感じるのが共産党だ。日本全体の知的劣化が語られているが、その先端を行くのがTV業界と共産党指導部ではないか。以前なら、意見は違っていても筋はとおす、理屈には合っているとひそかに一目置かれていたものだが、最近はそうでもない。むしろ泡沫政党にも時々負けているとさえ感じられる。韓国にたいしてだが、日韓条約の完全かつ最終的決着と党首発言はどう整合性があるのだろう。おそらく指導部内でも新日本出版社からでている日本領土に関する文庫本さえ腹に収めている人物は少数派なのではないか。好き嫌いは別として宮本時代には、想像もつかなかった知的退廃が進行しているのではないか。
香港からの活動家が尖閣に上陸できたのは意外だった。これには裏がありそうだ。不明朗な海上保安庁長官の国会における答弁や玄葉外相の日中間にさまざまな折衝があった発言から推測するとどうもこういう事ではないか。香港グループに一旦上陸させる。その後に逮捕し、強制送還する、というシナ リオの密約だ。これが事実だとすると極めて危険な密約だ。日本政府が一旦とはいえ中国人に上陸を許すという由々しい事実を残すからだ。まして自国民にさえ許していなかっ上陸だ。中国政府としては一歩前進と受け止めているのではないか。海上保安庁職員の士気にも悪影響必至だ。玄葉さんも早急に政治の舞台から消えていただきたい。
ロンドン・オリンピックの開会式から行進途中で日本選手団が排除された件だが、いくつかの情報を得た。欧米では、エ リザベス女王のお言葉を日本人が聞きたくないための日本人自体の意志表示でけしからぬ、という意見が出ている、との事だ。まったくの誤解である。また、今回の大会の最大のスポンサーとなったのが韓国のサムスン財閥でありそれとの関連を示唆する意見もある。偶発説もあるが、 状況から見て有り得ないだろう。猪瀬・東京副知事がツイッターでこの件に関しコメントしたとのことだが、私は未読である。以上、中間報告である。塾生の情報収集に感謝したい。
韓国への制裁案は各省が持ち寄る、とのことだ。それが事実なら卑劣すぎないか。やりやすく賞賛をえられそうな事は政冶主導。面倒な事は役人にまかせる。笑止の極みだ。
許しがたい開会式だった。ジャマイカのあとを行進していた日本選手団の前方に12,3人の係員が棒を横向きにもって行進を妨害し、場外に誘導、内側からカギをかけて排除した、という。日本を憎悪するのはご自由だが、オリンピックを舞台にするのは無礼きわまる。ロンドン市長などが対象となろ うが、民事及び刑事の訴訟が必要だ。具体的にはきめていないが私も音頭とりの一員として検討する。その際はぜひ皆様のお力を貸していただきたい。
韓国のある新興宗教の教義である。日本はサタンの国だから、善の国・韓国にあらゆる奉仕をしなければならない。ひとづての話ではあるが意外とその国の人々の潜在意識をとらえている可能性も濃い。もちろん、そんな教義はねがいさげだが、隣国のあまりの暴論にまじめに反論しないでついにはキレるというのは隣国にたいして不親切だ。噴火山の火口で踊り狂っているのが実情だろうが、踊っている人たちは気づいていない。噴火山だって、鳴動し たりして噴火を予知させるのだから、日本も少しは真剣な警告をするのが親切というものだ。
私自身、原発はこわいと思う。緊急時に制御棒さえ落下・挿入すれば安全という意識が強すぎた。そんな甘いものではなかった。しかし、現実に戻れ ば、使わざろうえない。次世代に原発の是非は決めてもらおう。さて、関電さん、あなたが大飯の2基を再開して化石燃料の8基の発電を停止したのな ら、二酸化炭素の削減量を公表しなさい。なにをためらっているのか私には理解できない。即刻そうしなさい。経産省でも環境省でもよい。データをだせば、国民が後は議論し結論をだすのだ。
8月20日発行の夕刊紙に鈴木棟一氏の興味深い示唆が載っている。8月9日の自公を除く野党6党の内閣不信任案への対応をめぐるものだ。もちろん 「欠席」したのだが、実質それは「信任」に等しい、という批判が自民党内部にもあり、現に塩崎恭久議員ら7人が議場にのこり不信任案に賛成したのだ。非常に多くの政治的ないきさつが重なった状況であり、まさしく今の自民党の谷垣・石原の政冶への判断能力をテストする絶好の機会であった。 ここで露呈してきたのは、自民党が増税に賛成しながら民主党のその他に対する断固たる反対をどうスリあわせるか、という政冶的態度をどう表明する かのシナリオつくりが下手すぎる、という事実だ。これでは、蒙古襲来に瀕する日本が三文役者を執権に当てる、という事になりかねない。第2次世界 大戦前夜は、国家群がまさに非常事態に直面したのだが、現在の日本の危機は、それに匹敵いやそれ以上といっても過言でない。「あんたが大将」の谷垣氏や親父ならともかく石原息子氏に対応できるような状況には絶対ない。今回の政冶劇がそれを証明していると思うのだ。
日米安保には色々の面があるが、日本としては美味しい所のみを望めば良いのだ。小沢一郎の第7艦隊だけでよい、というのも彼には珍しく正論の類 だ。おもいやり予算と称するものが金銭的負担はともかく、他のもろもろの実質的、精神的負担を招来していると感ずるのは私だけだろうか。割り切っ たお付き合いが必要だ。国と国のお付き合いは、感情も大切だが基礎は勘定だ。米軍が良いことをやってくれたら積極的に感状をだすのも重要だ。オス プレイといえば、事故に遭われた兵士と遺族の方々にも思いをすこしは馳せてもよい。要するに、くだらない遠慮は捨ててお互い自国を愛するもの同士 の徹底的な話合いがすこしかけているのだろう。せっかくオバマ大統領が来日しても接遇も半ばで外国に出た鳩山は言語道断のやからであった。
手形の決済に関する210日、10月10日(お産手形)などの戯語があるが、今回は衆議院解散の件だ。首相が替われば約束は反故だ、という輿石氏 に代表される暴論は発言者の低劣さの証明である。一旦振り出された以上は、民主党が「倒産」しないかぎり、しかるべき時期に決済されなければ政冶不信は極限に達する。自民代表戦の時期にからめて「近いうち」などという文言がでてくるあたりに谷垣氏の力量が露呈しているのではないか。
蒙古襲来を想わせる世情だ。海音寺潮五郎の『蒙古来る』を読みかけているのだが、23歳の北条時宗は世人が肝っ玉が甕みたいにぶっとい、と評したとおりの人物としてえがかれている。元の国書を無視し続けたのも使者を竜の口で斬ったのも元のやり口を読みきっていたからだ。同時代の河野通有を 国書への返信支持派として書いている。史実にもあっているのであろう。さて現代だが、次期首相が深厚な性格で果断な決断の出来る人物である事は当然であろうが、自民党の林芳正が適任なのかどうか。いまだ判断できない。谷垣、石原(息子)は不適任だろう。茂木(もてぎ)は下馬表にはないがどうなのか、伊吹という選択も老人ではあるがゼロではあるまい。佐々淳行著『救国の八策』では橋下大阪市長に期待しているが、判断が正しいか、微妙だ。結局、林芳正という選択になるのだろうか。

蒙古来たる〈上〉 (文春文庫)
海音寺 潮五郎
文藝春秋
売り上げランキング: 274740
救国の八策
救国の八策
posted with amazlet at 12.08.19
佐々 淳行
幻冬舎
売り上げランキング: 261
守屋元防衛次官の『「普天間」交渉秘録』だが、24ページを再録させていただく。そして現在でも東京の港区、渋谷区、新宿区、西部地域の上空七千メートルまでは、米軍の空域となっている。朝鮮戦争の際ハワイ、グアムの米軍基地から最短距離で朝鮮半島に至る航空路がそこにあり、東京、神奈川、山梨、長野、そして新潟のそれぞれ一部は、現在もコリドー(回廊)として米軍が使用しているからだ。西日本や北陸から羽田空港に向かう民間航 空機が伊豆大島から高度を下げ、銚子から回り込むように羽田に着陸するのは、この空域を避けて飛ばなければならないからである。(略) ここから私の意見だが、おいおい、自民党(民主党も)はなにをやってきたのかだ。世界最悪の反日国家の生存のために独立国家としてあってはならない忍従を 60年以上してきたわけだ。絶対許せない。即時、首都圏の空域を日本にもどせ。これが反日国家への必要最低限の「ご返事」だ。尖閣の領海を犯した台湾にも日米安保の極東条項の見直しが必須だ。

「普天間」交渉秘録
「普天間」交渉秘録
posted with amazlet at 12.01.18
守屋 武昌
新潮社
売り上げランキング: 73020
五輪という場所を借りて憎悪と戦争の種子をまいたロンドン市だ。けしてこのままではすまされる訳がない。
大津市のイジメ事件はマスコミの大取材となったが、ロンドン五輪入場式の日本に対する言語道断のイジメ事件はほぼ完全なスルーだ。これはマスコミ が間違っている。オリンピック精神と正反対の公然たる犯罪行為が主催者によって行われたのだ。今からでも遅くはない。徹底的な報道を望む。マスコ ミの縦割り組織が報道を阻んでいる要素もあろう。運動部だけでなく全社あげての取材が必要だ。
ロンドン大会入場式の暴挙をIOCで審議してもらいたい。イギリスのオリンピックを利用した下品きわまる行動をみすごしたならば今後の五輪大会は 平和ではなく憎悪ひいては戦争の種を育てる場所となる。竹田IOC委員(JOCの会長)は、その旨を国際的に主張願いたい。新任だからという遠慮 はまったく不要である。
日本における米国海軍の駐留費は韓国と台湾に応分の請求書を回すべきだ。彼等の負担分があれば、日本に応分の請求書が来ていい。いやなら、日本からの米海軍の両国海域への出撃は日本の首相と米国大統領の協議による、と日米安保条約の改定を求めるだけだ。
インド人の間違え、ロンドン市長の宙吊り事件、これらは本命の日本イヤガラセ工作をミスとみせるための工作にすぎない。日本に恨みを持つのは英国の勝手だが、五輪の場を借りて晴らすのは絶対に許せない。キャメロン英首相が日本にきて謝罪するまでIMFへの莫大な出資を日本は停止すべきだ。 ヨーロッパ諸国も理解してくれるだろう。
ロンドン大会入場式の暴挙だが、会田雄次著『アーロン収容所』の映画化で対抗するべきだ。まったく許しがたいイヤガラセだが、少しは反省させるた めに会田先生の名著を映画化するのが最良の対抗策である。

アーロン収容所 (中公文庫)
会田 雄次
中央公論社
売り上げランキング: 6125
ロシアの首相の国後島訪問や英国の五輪入場式のイヤガラセ、これらは全て中国との関連とみていい。中国に尖閣、あれいはそれ以上の日本侵略を慫慂 して、中国の国力を長期的に削ぐ作戦であろう。最終的には共産中国の解体である。民主党の3人の首相は各人各様の亡国の舞いを踊っている。鳩山が 亡国の序の舞い、というか全ての始まりだ。訪日時のオバマ大統領をおもいっきり侮辱し、報復を日本にもたらした。菅は尖閣ビデオを秘匿し続けて、 フジタの社員の逮捕の直後、300億円の毒ガス兵器処理費を中国に献上した。野田現首相はまったく常軌を逸した中国にたいする挑発を国家レベルで 繰り広げている。まったく無益で大害をもたらす行動だ。日本がこの災いから抜け出すのは朝鮮半島の政治状況のマグマ化しかないだろう。韓国が中国 に反日共闘の働きかけをしているのが確認されたら一切の韓国への配慮は無用だ。
64年前のロンドン・オリンピックは日本、ドイツは出場できなかった(イタリアは?)。などと考えていたらイギリスさんやってくれました。12人ほどのの誘導員と称する青年が入場した日本選手団をあらぬ方向に「誘導」して退場させてしまった。これは完全なイヤガラセだ。イジメといってもいい。下劣きわまる所業だ。しかし、東京オリンピックの最終聖火ランナーの坂井さんも原爆投下の日に広島で出生した人と記憶している。ブランデージさんは別にコメントはしなかったが。話はロンドンに戻るが、この12人ほどの「誘導員」が全員、日本の捕虜収容所で死んだ兵士を祖父にもっているとしても私は驚かない。
日経7月25日の『多面鏡』欄でサウジの人口急増で石油の輸出余力が減るという事が報じられている。先頃のエクソン社の日本資産売却とあい通 ずる ニュースだ。つまり、エクソンは日本への原油供給を事実上断念するという事だろう。サウジ状勢だが、この裏を考えると膨大な新規の真水需要が生じ るということだ。真水を持ち込める者に優先的に原油を売ることになるだろう。最近号の雑誌『WEDGE』が石油不足に頻する世界を記事にして いる ようだが、未見である。

ブログ村

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
プロフィール

検索

翻訳

月別 アーカイブ

お気に入りリンク

邱永漢(きゅう えいかん)のブログ
池田信夫blog
米流時評
高橋和夫の国際政治ブログ
太田述正のブログ
原田武夫のブログ
岡崎研究所
天木直人のブログ
本質
YukikazeのBlog
ジャパン・ハンドラーズ

2017年1月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

AD