2011年11月アーカイブ

要するに政府、地方自治体の医療サービス他を老人他に貸し付ける。しかし本人もしくは配偶者が死ぬまで取り立てない。借金総額は本人たちに常時知らしめる。これで8割の人は返すでしょう。団塊の人たちが「その時節」になったら年間10兆円のお返しがある。他の方策と合わせるとPバラン スをとれるようになる。いかがでしょうか。
「ぼくは最近ベンサムをもう一度読み返す必用を感じる。・・・・・みんなジョン・スチュワート・ミルから読むんだよ。・・・・・これがどうもいかん・・・・・。ベンサムを克服するためにミルがでてきた。ミルはなにをやったか。・・・・・ユーティリティ(功利)はまさにそれなんだ よ。・・・・・福沢先生はさすがに読んどるんだ。福沢は偉えよ。高度のプラグマティズムです。『時事放談「四人組の大放談』192ページより。サ ンデル教授とその日本でのブームを弘達先生が生きておられたらどう評価するでしょうか。
世界一の放射光研究設備のスプリング8を使って大阪大の研究グループが抗生物質を無害化する細菌のメカニズムを解明した。最強の抗生物質バンコマ イシンにも耐性菌が出てきたのだから大変な朗報だ。世界最高レベルの抗生物質メーカーである塩野義製薬がこの発見を応用する方法を開発すれば磐石 の体制、おそらく将来の世界製薬業ナンバー1も夢ではない。
日本国債が残念ながらきなくさくなってきた。論者は日本国債の外国人保有が数%として問題を軽視するが絶対額はとても軽視できない。国内の吸収能力は衰え続けているのだから、それだけで十分にパニックに結びつく。絶対額が問題だ。
先日、三菱証券(略)で1500人規模の希望退職が実施された。先年野村證券では大規模なリーマンの採用がなされたわけだ。別の時期、別の会社だ がトータルでかんがえると日本にとっては整合性のない行動にも見える。マスとしての日本の金融人材の活用法は日本政府はじめどこにも発想すらない のが実情だろう。別にがちがちの全体的な人材活用術が必要ではなかろうが、どこかにその視点をもつ者がいなくては困るのだ。
むかし『なにが彼女をそうさせたか』という小説があった。なんとも思わせぶりで、なにはなにだか、そうはどうだ、とつっこみを入れたくなる。本稿 はカンヌで開かれた20か国会議の記念撮影から入る。一列目は主催国のサルコジ大統領が中央にいる。むかって右から2人めは韓国の李大統領だ。異例の厚遇かもしれない。二列目の右から2人目が我が野豚、いや野田首相である。フランスはむかし老嬢に例えられることが多かった。これもその伝といったら問題か。いま日本を馬鹿にすることが流行りなのは知っていたがさすがおフランスで流行には敏感だ。さっそく日本でひらかれる国際会議の撮影でアルジェリア代表が屁をたれたらサルコジを直撃するよう手配する、それが外交だ。それはともかくどうして日本がおちぶれたか、それが問題だ。武力もよう蓄えないで人様の威を借りる、自分だけ蓄財をして他国の産業に脅威を与える。たしかにそういう側面はある。しかし一番の原因は小泉純一郎氏の米国のブッシュ(英国史のジョン王にあたる)への盲従ぶりが全世界に報道されたことではないか。そしてその後、馬鹿っ鳩がこともあろうに訪日中のオバマ大統領におもいっきり侮辱を与えた。世界のマル暴の親玉にケンカを売ったのだから日本はヘルプレスだ、じゃーおもいっきり馬鹿にした れ。まー下世話に言うとこういう事であろう。そんななかで中国が尖閣に鉄砲玉を送り込んだのは時宜にあっていた(オイオイ)のだが、クリントン姐さんの鶴の一声でアジアのマル暴も一時退散ということにあいなった。サァー日本は、日本人はどうしたらいいのか。サァーお立会い、次のレターをお待ちあれい。
路上でNHKの現状を批判するのぼりとビラを配る青年たちにでくわした。韓国、中国に媚を売り日本を貶める報道をしているという趣旨だ。ビラでは「NHKステラ」という雑誌をも槍玉にあげていたが、、たしかにこの表紙は韓流雑誌をはるかにしのぐ猛烈な入れ込みぶりだ。私はむしろ佐藤首相が 竹島をあたかも放棄したかのような内容の極悪な謀略番組に「感銘」をうけていたが、雑誌もそうなのか。彼等の主張をいいかえるとNHKにCMがな いというのは実体にそぐわない。韓国、中国というCMの大スポンサーがいるが、 広告料が会社(NHKのこと)には入らず各担当者や上司のポッポ には入っている。だから視聴料を国民から取っている。そういう主張らしい。NHKの過半数の方は潔白で外国からワイロを取るような人は仮にいたと しても少数であろう。しかし、深夜に際限なくくりかえす青海チベット方面の鉄道の画像をみているとこの「公共放送」の底なしの腐敗ぶりが実感でき る。かつての満州映画、満映がいまのNHKにあたるのであろうか。いっそ一民間放送会社になり堂々と会社にCM料を入れるようにしたほうがスッキ リするのではないか。
大層なタイトルだが期待しないでほしい。私は日本の多少とも社会的影響力のある職業でもっとも弱体なのが映画監督だと思う。「寅さんシリー ズ」のある作品で 鑑賞中あれっとおもったことがある。やはり監督がちがっていた。別にその監督が低いレベルという訳では毛頭ない。やはり山田監督が傑出しているの だ。『戦場のメリークリスマス』も途中で出た。ビート・たけしはドンピシャのはまり役になる可能性があったが、画面上ではまったくであった。 やはり『人間の条件』の憲兵役である安部徹のレベルに近づいて欲しかった。闘病中の大島監督には申し訳ないががっかりした。野村芳太郎監督の『203高地』も 力作なのだろうが付いて行けなかった。感情過多というかこれでもかこれでもかの感情移入強要とでもいうか。お涙頂戴という便利な言葉がある が、監督が観衆と同じレベルでは困るのだ。同一レベルの国民が多すぎる。それで良しとする風潮が強すぎる。これが映画のド素人である私の日本 映画そして映画監督の診断です。
11月25日の日経新聞・商品欄のコラム「センサー」が面白い。人類の命脈を握っているといっても過言でない原油相場の意外な一面を抉りだしている。品質で優るWTI原油がドバイ原油より安いという怪現象は大手のコノコフィリップ社が自社の利益にため人為的に作り出した現象のようなのだ。要するにWTIの相場をつくりだすオクラオマ州クッシングで原油が過剰在庫される状況をパイプ・ラインの操作でつくっていたようだ。なんとも唖然 とすることで追加の報道が欲しい。執筆した記者のセンサーが素晴らしい。
戦前の貴族院では子爵階級を糾合したたしか水野子爵という怪人物が実権をもっていた。大宅壮一選集(筑摩書房・昭和34年ごろ刊)による。その実態は実に興味深い。近衛文麿の国民的人気はその体制を打破したことからも生まれた。さて私が同時代で記憶している参議院のボスは重宗氏だ。明電舎 出身で権勢をふるった。その後はずーと時代を経て青木氏だ。今は誰かはいうまでもない。週刊誌情報では輿石氏は犬猿の仲の北澤前防衛相の力を削ぐため新防衛相を選んだのだが、失言の連続で頭を抱えていているとの事だ。その輿石氏自身が自分の「栄達」に驚いているのではないか。参議院でこういう良くも悪くもボスがでるのはどうしてなのか。面白い現象だ。
玄葉外相がチャーター便で中国に赴き、東シナ海他での海上衝突防止策を協議した。問題の本質は中国の領土拡張欲であり、その解決・抑止なしに何を 解決するのか。非常にナーバスな問題であり思い付きで解決できるわけがない。協議自体は否定しないが、中国に手玉にとられる材料になるのがオチで あろう。戦前の法制では枢密院が外交活動のお目付役であった。枢密院も多くの弊害があったようだが、それにかわるものを真剣に考える時期だ。
ダライ・ラマと政府関係者が接触してはいけないという禁令。とんでもない話だが、これによりこの禁令が出された経緯、メカニズムを分析すれば日本 に巣食う売国奴をあぶり出せる。今後の課題だが、決して売国奴を許してはならない。
別に過半数とはいわない。20%でも30%でもいい。日産の危機を救ってくれたのは否定できない。円を世界がこれほど過大評価してくださるのなら 100兆円くらい刷ってルノーにかぎらずどんどん世界の有力企業を買収してはいかがか。たぶん2,3年後は1ドル120円くらいではないか。
『深夜食堂』というTBSのドラマをスナックで見ていたらつかこうへい氏にいじめ、いやしごき抜かれた俳優がでていたようだ。正にしごき、つか氏 のしごきは配下の俳優だけでなく角川時代の見城・幻冬舎社長等の編集者にも及んだにみえる。ところが生前も死後も差別の被害者として描かれ、ご本人も苦笑されていたようだ。舞台の鬼・つか氏も日本劇場のあいまいな役ふりには、にが笑いされていたのか。
藤村官房長官が長島首相補佐官を口頭注意した。長島氏が来日中のダライ・ラマに会ったのが理由だ。ダライ・ラマと日本政府の人間が接触するのを禁じた政府の方針があるから、という。これは本年最大の政治・外交問題だ。こんな禁令は北京政府日本出張所が出すならともかく、独立国が出すなど常 軌を逸している。夕刊紙の片隅でこの記事を見たが、各有力紙が第1面で大々的に批判記事を張るべき内容だ。私はこの禁令を出した全ての関係者を決して許さない。
私が言わなくとも、ではあるがオリンパス事件で監査法人はなにをしていたのか。マスコミでこの面への言及が少ないのは奇妙である。
85歳の主筆の援護に75歳の病気上がりの方が参戦。新聞自体は私は好きなのだが気が重くなる。予兆はあった。松井がNYヤンキースに移籍してからヤンキースタジアムに異様な漢字4文字の看板が立っていた。この無神経さはただごとではなかった。日本向けだけにコンピューターで画面操作する技術もあるようだがこれは違いそうだ。松井の再移籍はこの看板のせいじゃないか、とおもったほどだ。清武氏が国税当局に人脈があるとの報道もある。記者時代の取材活動を通じてである。もちろんつつかれるような事はあるまいが一挙に堤が壊れる可能性も皆無ではあるまい。正力オーナー時代に巨人の最善のトレードはただ一人だというジョークがあった。事態は変わっていないのか。
警察庁が幅3メートル以下の歩道での自転車走行を禁じる通達をだした。しかしこれは痛い。歩道での時速10キロ程度以上の自転車走行を禁じて速度を超えた場合は外部に表示する装置を付けさせてはどうか。それはさておき、自転車用のナビ装置(ポタナビ)がパイオニアから来年2月発売、パナソニック(ゴリラ,12月)、ソニー(ナブ・ユー、発売中)も自転車に利用できるナビ装置を発売する。詳しくは夕刊フジ11月20日7面を。
仙谷・菅の尖閣ビデオ処理は実質的に戦後日本の最悪の叛逆・売国行為といえよう。もちろん「見ないという行為」はありえなかったのである。公平を取る意味でも自民党時代の福田康夫官房長官時代のブッシュ米大統領の幻の靖国神社訪問をとりあげよう。米国からの参拝申し入れは高度の政治判断で あるが、同時に韓国・中国の執拗な抗議にたいする不快感の共有というセンチメントのあらわれだろう。もっとも激しく争った当事国の元首が参拝する のだから他の国は文句のつけようがないのである。所がしかるに日本から謝絶したのだから話しにならない。小泉首相にどう報告したのか分明でないが まったくひどい対応でありこれでは日本に後ろ暗い理由があり韓国他が正しいといっているのに等しい。福田氏には対応は無理だったのである。まこと に愚かきわまることであった。ただしこの件に関してはかなりの力量のある政治家のみが決断できることだったのは間違いない。外務省の反応はどうだったのか次官以下の行動も歴史に書き残したいものだ。
尖閣諸島への中国漁船突入は、直後のレアメタルの事実上の禁輸措置などを考慮すると入念に仕掛けられた謀略戦であったことは間違いなかろう。中国 にとってこの事実上の戦争行為の過程でもっとも困る事は日本側取り締まり船のビデオ7の公開であることは事前にわかっていた。したがって日本の政 府・民主党に公開をしないように事件前から要請し工作していた可能性がある。それでなければ日本側の無様な対応は説明が不可能だ。事件前の鳩山訪中(ほぼ1月前)が関係あるかは解明できていないが、それ以外にもなんらかのルートで当時の官房長官や首相に常軌を逸した対応をとらせる伏線が引 かれていた可能性がある。
日本政府による為替介入だが、たむしチンキの1回分を浴槽で薄めて入浴するようなものだ。円ドルで介入するのは金額がかさむだけで効力はない。 リーマン以来に韓国ウォンが6割安、円が3割高だ。ここはウォンにピンポイントで対応しなければ意味がない。戦前の日本はソーシァル・ダンピング という批判を欧米から受けたが、韓国は巧妙な操作であたかも市場の総意でウォンが下落しているかのように装ってナンチャッテ・ダンピングをしてい る。もちろんかつてのIMF管理があったわけだから幾分の市場のバイアスは仕方ないが、韓国がそれに悪乗りしている面が否定できない。現在の韓国 財務部為替担当が相当の手練れであることは報道でもあきらかだ。たむしチンキは処方どおりに塗布するべきだ。
中国現代史にも似た例がある。張学良による蒋介石の幽閉事件である西安事件だ。妙なことから私は張学良のお孫さんと接触したことがある。日本人の婦人とのお子さんが台湾で医者になっていてその息子が日本に留学していたのだ。東京の駒込に縁者がスナックをやっていて偶然日大に留学し ていた姉とその弟と遭遇したのだ。事件後、張学良は助命こそされたが、取り扱いは特にその配下の軍閥幹部にたいして過酷であったらしい。これは当然のことであろう。スナック縁者は寧将軍という張・配下の軍人の家族であったらしいが、真偽はわからない。ま、話しを織田・明智に戻すと、織田に蒋介石の余裕(ないし見得)があるとは思えない。明智も、大博打はうったが、軍師はいなかったということか。話しをマタマタ駒込の スナックにもどすと、戦前の高砂族・いまの高山族の歌がカラオケの画面に出るとこっちを指差す。つまり日本人も漢民族とくらべると高砂と同じ、という意味なのだ。ことほどさように人を食ったオバハンだったが、ご高齢の日本人が店にふらっと入ってきて、戦前の風習なのだろう頭ごなしに威張りちらすとこれがまた「きく」のである。オバハンがヘイコラしだしたのだ。好ましいことではなかろうが、人間は人間なのであった。
織田信長の宿泊地を焼き討ちにせず、包囲を続けるという選択はなかったか。
ゴムへの硫黄の添加つまり加硫は人類の発明史に残るものだがこれも偶然の誤操作による。創造が誤解からうまれるケースは多い。たとえば炊飯器メー カーを例に取る。研いだ米をいれて誤って保温モードにしていると捨てるより仕様のない状態になるようだ。これだけでは駄目だがなにか素晴らしい状 態をつくりだせないか。答えはいまだない。あるかもしれないがないかもしれない。誤操作を故意にするのは創薬の過程のケースに近いのかもしれな い。コントロールド・エラーの概念が全ての産業分野の開発部門に求められているのだろう。
イタリア人と居酒屋で隣り合わせになって会話した。映画の『苦い米』の話しになって甘いはドルチェだろうが苦いはなんですかとたずねた。答えは 「甘―露」つまりアマーロらしい。今週の週刊誌にイタリアの庶民の生活ぶりがリポートされているのだが、米が5キログラムで38ユーロから43ユーロに騰がったという(週刊文春)。少年のころ望月優子の『米』がイタリア映画の翻案だと聞いていたし、兄の地理の参考書にもロンバルディア平 野が米の産地だと書いてあった。昔はともかく、イタリアの(そしておそらく欧州の)この米の価格なら相当の保護がなされているのではないか。アメ リカのそして豪州の圧倒的な低価格はわかっているがECは米価格をどう管理しているのか。そんな疑問が湧いてきたのだが。
最近のアメリカの医療統計では米国内で年間16899例の腎臓移植手術がおこなわれているとのことだ。米国では透析は腎移植手術のまえの緊急措置で半年以上も続けるのは想定外のようだ。腎臓病でなくなられた作家・遠藤周作氏の夫人の順子さんが『夫・遠藤周作を語る』(文春刊)で語っている。慶応病院の主治医は「今、内科で一番遅れているのが腎臓病です」と率直に奥さんに話したという。今週号の週刊文春でも食事療法等で透析を回避できうる患者が大量に透析になだれ込む実態が明かにされている。透析はたしかに一面進歩だが、根本的な治療とは一切無関係であり、根本治療の心理 的障害となっているのが実態だ(医者と患者双方にとって)。他の病気でなくなる方の健全な腎臓は焼却されている。透析自体は大きな苦痛と莫大な費 用が国費として使われる(年間1.4兆円)。年間10000件の腎臓移植手術が緊急の目標だ。
経済の現象でもっとも劇的なのはパニックだ。この現象はエコノミー理論より群れ全体の逸走つまりスタンピードを解析する動物行動学・エソロジーの 出番ではないか。TPP論議にしても単純な経済理論だけで割り切れるものではないだろう。財貨を奪う最善の方法は他人をパニックにおとしいれるか 擬似宗教かだ。それ以外は詐欺類似行為だ。ここでガン保険を例にだすのは穏当ではなかろうが、つい身近にもガン保険を掛けていてガンの切除手術を したのに保険会社はガンモドキ(近藤医師でおなじみ)でないという証明がないなどの理由で支払いを拒否するケースが多いという。これなら2兆円という含み資産を保険会社が築くのもうなずける。経済は狡知を尽くした騙しあいでもある。動物行動学を知らぬ経済学者は身の程をしりつつ議論してほ しい。
Comitt を研究社の『新英和大辞典』で引くと、A (罪、過ち)などを行う、犯すB 託する、委す、言質を与える、危うくする、期待に陥らせるC累を及ぼす などとなっている。これは堀田善衛氏の『広場の孤独』のエピグラフにも使われているようだが、今回の「TPP騒動」を一語で言い尽くしている。まず、日本が運命をかける(託す他のBやCの訳語すべて)なら制度の発想、根幹の決りをつくる当初から応分のコミットをしていなければならない。当然のことだろう。日独伊三国同盟の加盟の場合もドイツの執拗な慫 慂があってのもので条約の根幹・発想はドイツ製であり日本が利用されたものだった。他国の戦略に乗っかる者の運命は知れている。言葉は悪い が、案に他国をひっかける部分のない条文・構想があったとしたら戦略家の職分を尽くしてはいまい。案にのるかは即断してはならない。まず自国 の案を作りなさい。そしてぶつけなさい。一国の命運がかかっているならこれまた当然至極だ。TPP関連はワシントンでは報道はいたって地味だ という。ペリーのときの米国本土での報道ぶりもそんなものだったにちがいない。
ブログ界の指導者である池田信夫教授は賛成派で、内田樹氏の「素人論」をどういう国に日本をするつもりかと叱っておられる。まさにどういう国にするかが問題だ。池田教授は別稿でグローバリゼーションが一部の資本家に利益が集中し先進国の労働者一般の取り分がすくなくなるのはみとめておられ るようだ。以下私の雑感を申し述べる。主唱国アメリカやカナダ、コロンビア、中米国の一部は両洋国家でヤーヌス国家といっていい。これをどう理解 するか。わたしなどは関税自主権を取り戻すための先人の苦闘がまず頭にうかぶ。今回は比較にならぬほど内政に干渉されそうだ。特に民間医療保険会 社が跳梁している米国の惨状を日本で再現されかねない。ここは経済の純理論だけでなく幅広い議論がかなりの期間を費やしておこなわれるべきだ。バ スに乗り遅れるぞ論は厳禁だ。評論家としては日下公人氏の意見を重く徴すべきだ。堺屋氏も同様である。最後になんでこんな「いいもの」がなぜ今出 てきたのでしょうか。米中関係が大きいのでしょうが、主唱者の大戦略をその腹の中まで、しっかり理解すべきは当然なのだが、正直ワタクシは準備不 足で期待(もしあれば)には添えない現状で申し訳ありません。現代の高橋亀吉よ、快筆を揮え。
野田首相が新聞社のぶら下がり取材を拒否している。基本的に支持する。山本七平氏であったろうか、新聞記者と往年の青年将校の類似性を指摘する意見がある。たしかに部下に靴をピカピカにみがかせるのとハイヤー乗り放題という浮薄な類似だけでなく思い上がりやすい職業像が浮かび上がりやすい とみるのは私の思い過ごしだろうか。故山本氏が一部の軍人と右翼に見出したのは「とっつく」という現象だ。政治家などの片言隻句に難癖をつけて批 判しまくると一応解説しておこう。新聞記者も紙面をつくるという基本ノルマを達成する要請がありできればハデにというスケベ根性は理解できる。しかし当今は、いや当今もヤリスギと見る一般人は多かろう。首相の発言は考え抜かれた上で、しかるべき場所でおこなって欲しい。野田さん、このままで結構です。
カダフィのやったことに賛成できないことがおおい。ロッカビーのパンナム機爆破はレーガン大統領のイギリス米軍基地からの爆撃に対する報復のよう だがやりすぎであろう。そのほかにも奇矯な行動は多かった。しかし今回の追い落としには英仏軍なかんずくフランス軍機の直接軍事介入があからさま 過ぎる気がしてならない。歴史をひもとけばナセルのスエズ運河国有化に対しての英仏とイスラエル軍による侵攻があった。たしか米国のアイゼンハ ワー大統領の賢明な判断で失敗したと記憶している。仏英の首脳は当然に米国の反応を注視していただろうが結局カダフィの車列を空爆するにいたっ た。カダフィ側から国際司法裁判所への訴えはなかったようだが、その対応もあり、だったろう。国際法の見地からの特にフランスへの法的価値付けも必用だろう。
湖北人といっても日本人は首をかしげるが、同じ中国人の反応は強烈だ。正しいか、適切かは別として嫌いぬく中国人がきわめて多い。江沢民がまさに 湖北人だ。北京の動乱後に敵を日本に求める政策は中国にとっては良かったかもしれないが副作用も激甚だ。中国人全体が湖北人の策謀に飲み込まれ日 本への憎悪ははかりしれない。中国共産党の中央宣伝部は巧妙で信じ込ませる能力は抜群だ。なぜ登小平が江沢民を選んだのか(登は正字にあらず)。 もちろん文化大革命時の彼の上海市長としての行動を買ったわけだが、登のルーツが特殊であった事も湖北人を後継者にするきっかけであったかもしれ ない。これは登自身も意識になく無意識に選択した可能性もある。先日の中国でのサッカーの試合でも日章旗を中国人が毀損したようだが、まさに湖北 人の「能力」を証明しているとも言えよう。ただし中国人でそれに気づく人はゼロに等しい。

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