2011年6月アーカイブ

福島原発の循環処理だが循環が経済効率で最上なのだろうか。別に誰も証明はしていない。汚染水処理は処理でして冷却はバージン・ウォターも十分ありうる。野党ももう少し研究しなさい。みんな東電まかせなら菅氏とどこが違うのか。
菅さんの辞任のための3点セットだが、これが満たされたら辞めるといっている訳ではない。辞任のための一つの条件として3点があるのだ。ご本人が そういっているのだから間違いない。弁理士というのは権利の範囲の主張が命でこの経験が生かされている訳だ。今日の夕刊紙でも市川房江さんの若き 菅氏への深い不信の念が紹介されていた。失政による広範な被災者への痛苦への想像力の欠如,自己への陶酔。舛添議員がおなじ夕刊紙である精神の疾 患の症例を紹介していたがことごとく合致する。国民を苦しめる政党なら解散すべきだ。国会を解散すれば党の解散にも直結するのだが。民主党の衆院 議員も腹をきめる時だろう。
日産がルノーへの送金装置になっているという批判がある。以前は赤字製造装置だったのだから大きなことはいえない。ただキャッシュ・リッチな日本企業がルノーの議決権株をじっくり購入してある程度の存在感を示すことは日本の国益になりそうだ。勝手に社名をあげて恐縮だがファナックなどがルノーの大株主になれば新たな大きな視野の構築が可能になってはこないか。
硫黄島戦にしろ日米どちらがより勇者なのか、私は以前から疑問に思っていた。べつに海兵隊に反感を持ってはいない。ただ米国内からの批判が少ない状況では海兵隊が自分の歴史の認識に甘いところがでてくるのは避けがたい。強襲上陸艦の名に戦争中でさえ批判があった大統領の長男が蛮行をおこ なった島の名前が命名されている。戦時下でも示されたアメリカの良識が最終的にはアメリカの防衛に寄与するのだ。なぜならアメリカにはまもるべき ものがあり良識もその一つだ。それを軽視することは歴戦の勇者にも許されるべきではない。
米国の傲岸で有名なサマーズ元財務長官が3.11の直後、「日本は貧乏な国になるのです、残念だが」といったそうだ。残念などと心にも無いであろ う言葉がでてくるのだから彼の長足の進歩がみられるのだ。たしかにその兆しは随所にみられる。と、同時に節電への国民の協力姿勢などをみてもこの 国は強靭な体質を内に秘めているのが如実に感じられる。良い指導者を得られればジャパン・アズ・ナンバー5くらいには張り付ける力はある、と私は 思う。良い指導者、これが問題だ。
電力の消費が供給を上回った瞬間に回復・復旧が至難の停電がおこる。その原因の大部分である空調はたいていの場合30分停止しても人の生き死にの 問題にはならない。だから需要が93%ぐらいになると企業・家庭の空調を停止する命令を出せばいいのである。罰金は50万円くらいでよかろう。これなら安心して電気を消費できよう。

1933年度のノーベル物理学賞はシュレージンガーとディラックでもちこしの32年度のハイゼルベルクも33年に同時受賞であった。ディラックの 卓越した数学の才能はオッペンハイマ?がボーアの数学への無関心との対比で逆説的に認めているのだが、これはディラックの言語表現(特に発声による)への嫌悪・無関心が数学的思考・表現への深化に結びついたせいもあるのだろう。ボーアの数学への無関心が多様な彼の言語での活躍に結びついた かもしれない事よりもディラックの現象のほうが興味深いのはなにによるか興味ふかい。駄文を弄しすぎるようだが、この本はわたしのような門外漢に も英国の伝記作者の高い能力・教養を知らせてくれる良い例でお読みくだっさても失望しないでしょう。

量子の海、ディラックの深淵――天才物理学者の華々しき業績と寡黙なる生涯
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鳩山の二酸化炭素25%削減や菅首相の太陽光パネルに関する国際公約は閣議を経たものではない。内閣法第四条は内閣の職権は閣議による、と規定されているから国家の宣言としては適法な過程を経ていないのである。諸外国は当然正式と考えるだろうからその齟齬は大きい。菅首相の場合は主務大臣 さえ知らなかったのだから話にならない。首相にそもそもなるべき人ではないのであろうし民主党も与党になるには30年以上早かったのだろう。
震災対策の遅延は首相への信任を損なった。その具体的な理由があるのだが、むしろ詐術的な方法がなければ衆院の不信任が通りかねなかったのは首相の性格であり人格だったのではないか。これは異例なことであり、実は普遍的なことでもありそうだ。すこしでも法的側面での理解をするなら(首相の明白な違法な行為は一例だけである)内閣法が想定しているチームワークの菅首相による軽視が問題だ。内閣法4条では内閣がその職権を行うのは、閣議によるものとする、とある。この規定への敬意が首相には歴代にくらべて少ないのは性格・人格によるのだろうが法的にも問題視できるレベルと私は 思う。
野党がすべきことは福島原発収束の工程表の代案の提出である。それがないのなら野党存立の意味がない。ようやく自民党の村上誠一郎氏が中 心に なっ て原発収束法案が提出されそうだ。『サンデー毎日』6月26日号によると国会会期延長があれば議員提案できそうだという。村上議員は村上水軍の18代目と いう。活躍を祈りたい。
タイトルは児玉源太郎が、旅順攻撃中の第三軍参謀長・伊地知参謀長を評した言葉である。一時間毎に数百人の日本兵が殺されても彼は反省ひとつしな い。突撃一本やりである。悪いのは砲弾を支給しない陸軍中央である。28サンチ砲は砲弾も潤沢にあったにもかかわらずである。工夫をしない、能力 を有しない自分がどれだけ多くの他人に迷惑をかけている事か、という想像力の完全な欠如。106年後にもそっくりさんがいるのである。
乃木将軍と伊地知幸介参謀長の無能ぶりが1万人以上の日本兵の死を招来したのは有名だ。その詳細を史実にてらして著述したのが『殉死』である。今 度の福島原発処理の東電への丸投げは日露戦争で旅順攻撃を第三軍に担当させた際以上の被害を日本に与えるのは確実である。児玉源太郎が一時的に指 揮権を奪取して作戦指導を取り始めてから数日で勝利を勝ち取るのだから乃木じっさいは伊地知の無能は際立っている。今福島はそして日本は106年 まえの乃木・伊地知が政権のトップにいると同じだ。自分が無能であるという自覚がないのが伊地知と菅の共通点だ。いつまでこの破廉恥「菅」が居座 るのだ。本当に日本は菅災にいつまで耐えなければならないのだ。
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免震技術の進歩は着実のようだが、いま最も必要なのは原子炉への応用だ。旧式のマーク1型の原子炉は停止して同じ敷地に免震炉を建設すべきだろ う。ともかく原子力発電政策のしっかりした思いつきでない再構築が急務だ。
菅総理では震災復興のメドがつかない。それが国民的な通念だ。だからこそペテンとも評される方法で不信任決議を回避せざろうえなかったのだ。中韓の首脳をあつめてカイワレ食い(今回は別の食品だが)をやってみるなど愚行をやるくらいならなら福島原発を完全解決するための手段を公募しろ。メ ドをつけれぬ男がメドをつけるまで、という事は永遠に首相に居座るつもりだろうか。天災の次は菅災である。
むかし清浦「内閣」でしたか、鰻香(まんこう)内閣というのがあった。変な語感で恐縮だが、実態がないという事だ。今度の続行内閣はさしずめ 「焼香 内閣」だ。まさに死に体だ。メドをつけられなくて不信任案をつきつけられた男がメドをつけるまでというのだからあやしいとの第一勘が必要だった。鳩山氏の 怒りが演 技ならたいしたものだがそこまでの悪人ではない。菅さんに「トラスト・ミー」といわれたわけではないが、コロっと騙されたのが真相に近いのだろう。北澤大 臣の助言もあったようだ。たいしたテクニックだ。さすがにこのままで済む訳はなかろう。首相夫人が恥ずかしくて公道をあるけないのでは、と推 測される首相はさすがに歴史を創る人物にふさわしい。
福島原発の処理に最大30兆円強の金がかかるという試算が新聞紙上で横行している。私が何回となく提唱している方策は、堰堤で1号炉から4号炉ま でを囲み、徐々に水没させさらに氷結(凍結)させれば、数十年間は安定させれるから徐々に汚染水を処理していくことだ。。初期費用は1000億円、電気代は5万KWとして年間50億円だ(時間50万円の原価として。1 日1200万円)。菅さんが督戦隊長のクリントン長官が来日するので急ぎ作成させた工程表は吉田所長も前日内容を知った代物でコスト無視、亡国まっしぐらのペーパーだ。吉田氏は世界から智恵を募っておられた。そこが菅氏と違うところだ。ともかく肝心なことをやらずパフォーマンスだけの亡国宰相がいたので原発事故収束への智恵がでてこない。別に私の案が最高とは思っていない。ともかくさまざまな意見を徴すべきだ。あたりまえだろう。
民主党政権になってから日本を襲った数々の亡国的事態。こんなことを三隣亡というらしい。鳩山もひどかったが菅はどうか。酷いことの連続で健忘症 気味だが、あの尖閣事件は菅政権の初期だった。ビデオを見ないという選択もある、と言ったのも菅首相だった。国家の一大事より自分の保身という選 択だった。鳩山の異常性に慣らされていたせいかこの途方もない暴言もそれほどの反響はなかった。そのときに引導を渡すべきだったのだろうが国民に そのすべはなかった。この国をどこまで破壊させるのか、国民にはその結果を「見ないという選択」はない。とりあえずアレバからの請求書、中国の恩 着せ行為への請求書が中期的に問題になる。北の出方、竹島への侵略正当化の動きは風雲急と覚悟すべきだ。北条時宗の敵は元だったが我らの敵は内な る民主党だ。自民も頼りにならないのだからどうすればいいのか。とりあえず拙ブログをお読みいただきたい。

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