2011年4月アーカイブ

3日ほど前の日経一面下の「春秋」欄で、破れ窓の理論」が紹介されていた。建物の一枚の破れガラスの放置が引いては街全体の崩壊に連なるというアメリカで実際に経験された現象である。日本はどうか? 被災地では将来の生活のカギである漁船さえも放置されたままだ。秕政の結果、被災民が生きる意欲さえ失いつつあるのではと失礼ながら危惧する。この政治の罪は許すことが決してできない。
9・11後の戦争でブッシュ大統領は渡河中に馬を換えるなという議論もあり再選された。結果はどうだったか。日本でも大震災の最中で首相交代はい かがかという意見がある。しかしこの馬が川を渡る能力がないとしたら議論の余地はない。一例だが義捐金はほとんど放置されたままに等しい。結論は ハッキリしている。
注水を始めて深さが2,3メートルになったら氷結を始めるべきだ。強い放射性物質を氷層の底部に集めるためだ。
28日は参議院議員会館を訪問。野党の幹部議員に福島原発の人造湖氷結案を提案した。いわば「氷棺案」である。26日にばったりニューシティ事件 でお世話になった弁護士に出会い、その幹部議員と水戸の高校の同窓で面識があるとお聞きしてのことである。28日朝TVでの東電福島第一の所長である吉田氏のコメントでも世界からの新提案を待ち望んでおられるとのことであった。いわば操業チームに修理を依頼されたら発想は限定される。大奮 闘は深い敬意に値するが、廃水を氷にして固定するなどの発想は無理かもしれないのだ。人造湖で4基の原発を水没させて氷結させる案より上策があれ ば私は自分の案に拘泥はしないのだが。
『ドクトル・ジバゴ』を読んでいたらサウナ列車という言葉が出てきた。これだ。被災地の失われた都市機能を補完するのは。病院、ホテル、ランド リー列車等々だ。イオキベ、梅原、御厨、菅総理の政治ゴッコより数層倍よろしかろう。

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25日の参議院で新井議員が「東電にまかすのか」と質問したが、当然の質問だ。毎日154兆ベクレルが大気に放出されているのだから福島どころか 地球全体の危機だ。政府が拱手傍観するなら福島県の番なのだ。福島県知事は衆知をあつめ、人造湖水没氷結案を早期に検討してほしい。
被災地の仮住宅の生産が遅々として進まない。貨車に積載できるコンテナー型の仮住宅を量産すべきではないか。運搬、設置など多くの長所があるはずだ。
いま圧縮天燃ガスを最も必要にしている国はタイだと思います。静岡県富士宮市のエッチ・ケー・エス社は関連エンジン部品をタイで量産されているよ うです。コラボするかは別として貴社に参考になると確信します。
たしか神戸大でながく給料を食(は)んでいた男だろう。今は防衛大の学長らしい。この男、震災の瓦礫を積み上げて慰霊の森を作るのが構想会議議長としての方針らしい。菅内閣を象徴するご立派な方だ。防衛大学生は貴重な学長を持っている。世界のミリタリースクールは多かろうが人間の屑を校 長にしている稀有の体験を現在続けているわけだから。
「私は昭和八年、ーーリットン卿の報告書をーー幾度も精読した。そして予期と異なってーー日本の政治と文化に対してむしろ賞賛と言っていいほどの 好意をもって書かれ、反対に中国に対してはその内乱と軍閥の弊を指摘してーー」。中公文庫『自滅への戦い』 渡辺てつぞう(金偏に夷と蔵)著  169ページ

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本当に書きづらいことだが遺体捜索より優先することがある。被災漁船の修理であり、生活の復旧だ。見舞金も1ヵ月待たして家族に死者がいることが 主な条件だ。もうシュールな政治モドキとしかいえない。25日からの捜索は米軍も参加してくれるとのこと。死者より生者が優先だ。生者が生き残る スベを得てからご遺体をさがすべきだ。かけがえのない代替不可能な集団の力(自衛隊・米軍)の使い道を間違えてはならぬ。
菅政権下ではやっていないのではないか?政府の体をなしていないのだから。
この政権のていたらく。被災漁船は自民政権だったら1,2週間で修理のめどをつけはじめたろう。なにせ漁船に明日からの地域の生活を頼るのは誰が 見ても明々白々だ。それがまったく見えないようだ。首相が一声自衛隊に声をかければ動き始めるのに。この人災の集積に息を呑む。
深夜は発電能力の60%前半以下の消費だ。過度の深夜の節電は東電の補償能力を弱めるだけだ。もちろん盛夏に備えての生活習慣作りの意味は多少あろうが。東京ドームも土日ダブルヘッダーやればいい話なのだ。情緒より論理的・科学的な節電行動が望まれる。
福島を風評被害者と考える人が多いが、実は「日本」だ。それを無神経にはしゃぎたてているのがドイツだ。いい加減にしてほしいがエミッションがあるのは事実だ。棺政権に期待はできない。どうすればよいのか。我々が動き出すより仕方がない。皆さんどこか集まりましょうよ。
ビキニ水爆は1京ベクレルの排出。中国とフランスの核実験はその1万倍とのことだ。京の上がなんだったか忘れた。摩訶不思議だとかいろいろありま した。ともかく生きているうちに京のつぎが必要になるとは。
昨日の夕刊紙にも出ていたが火力・原子力発電所に大容量の電池を設置するのは必然だ。これさえあれば、新設発電所の必要性は大きく減る。場合に よっては原発3基で操業しているのを1基廃炉にしうる可能性も十分ある。電池産業は何をおいても最重要の未来産業だ。
4月4日に紹介したA氏のブログだが、氏は天然ガス液化プラントの創世記からの技術者である。一番大手のエンジニアリング会社の出身だ。久しぶり にお電話して福島原発の水攻め案を話すと即座に「水棺」ですか、との反応だった。私の考えはさらに進化して「氷棺」プランである。A氏にはお聞き していないが、どうも1号から3号まで(4号は集積状況がちがう)崩壊熱は1000KWくらいらしい。なら5万KWくらいの出力で長さ500メー トル、幅200メートル、深さ20メートルの人造湖はほぼ氷結可能ではないか。これが20万KWでもチェルノブイリ以上再現に比すれば費用などゼ ロに等しい。セメントより氷のほうが堅固だろう。ただ、東電サイドとして内部冷却で現場社員などが死闘を繰り返しているのに今更という事情は人間 として理解できる。だから「政治」なのだが。これが一番の難物だ。あ、あ。
先週の輪番は立花氏。私の採点は立花100点、鹿島茂80点、池澤夏樹75点だ。で、立花氏だが、オウム真理教の本を挙げている。私はこれを読ん で彼が週刊現代に書いたオウム事件と分断国家の一方を関係付けた件はホトボリがさめたと判断した、と判断した。その週のトップ記事だったがいろい ろな意味で大変な内容だった。オウム関係以外の本は国松長官狙撃事件の本だ。私も弾道の分析から「彼」だと推測する。しかし当時の井上幸彦警視総 監は大変なタマだとおもう。山梨出身だが、都教委の小尾(とらお)といい国家に大災害をもたらす男と見られても仕方ないと思う。もっとも山梨は武田信玄のような男もいたのではあるが。最後の本は原発関係。井伊大老がテロに遭ったとき、警護の武士は折りからの雨を避けるため刀に防水の仕掛けをしていて迎撃が遅れたようだ。福島も電源車の件を含め油断があった。けして油断は許されない仕事であったのだが。4月4日紹介したブログの主は引退されたプラント関係の古強者だが彼なら大惨事を手なずけていたのだろうか。電池と既存の高圧線の活用が鍵だったの か。すぐに2000アクセスが記録されたそうである。
今、日本自体、日本企業全体の風評被害が世界的にひろがっている。それを先導・拡散しているのがドイツだ。ドイツ気象局のサイトがややか、きわめてか、誇張的であったとしても現象があるかぎり有効な反撃はむずかしい。東電の現場の努力は多としても、こ れでは日本企業全体の下降はさけられない。1号から4号までの原発全体を水没させる案をとるしかない。大量の汚染水はその表面あるいはほぼ全体を 氷結させる方式をとるしかない。
海外から翻訳の申し出があって、英訳本はあるはずなのだが実はないようだ。要するに彼らにとって都合の悪い本を訳して頒布するほど彼らはお人好しではないのだ。この「有害図書」をどう処理するか。まず翻訳させてください、と申し込んで時間をかせぐ。ごく小部数を出版したか、校正刷りだけですます。ま、そういうことで しょう。30年以上前の話です。

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日曜の時事放談でジェラルド・カーチス氏が民主党を擁護していたが疑問だ。たしかに法務大臣にしても辞任した人もひどいが、自民党時代の女性の南野さんだったかがまったく法相のホの字にもなっていなかった。いまから思うと自民党も国民と国政を舐めきっていたものだ。しかし大震災の対処を見ても官僚機構を排除して政治主導の結果はどうだ。学生自治会レベルの能力で国政は所詮無理だ。むかし地方巧者(ぢかたこうしゃ)という言葉があった。住民の協力を得て生活を向上させた江戸時代の行政官をいう。いまの民主党はその反対の極だろう。

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1940年1月21日、野島崎沖でイギリスの軽巡洋艦リバプールが日本の浅間丸を臨検し敵国のドイツ人乗客21人を拉致し日英間の大問題となっ た。背景にドイツが通商破壊のための仮装巡洋艦を北極海沿いにソ連砕氷船の先導で太平洋に展開し戦果を挙げた事実がある。ホイジンガと石射稿ほどではないがあまり知られていないことなので記して置く。
今回の原発事故で正常に作動したのは緊急停止装置と電池だ。7時間電気を流し続けたが力尽きた。この電池が48時間の能力をもっていたら電源車が作動し一部の電池に再充電し原発の冷却機能を維持し続けた可能性が濃い。残った原発に電池能力を早急に7倍程度にし電源車による再充電を可能にすべきだ。NAS電池を大量に設置しピーク電源に対応できればなお安心だ。
Shadenfreude というドイツ語がある。ドイツ人の特性を示す言葉としてきわめて有名である。他人、場合によって自己の傷を喜ぶドイツ 人の特徴である。ま、リストカットする日本人もいるからドイツ人ばかりではなかろうが。この公的機関から毎日世界中に流される濃厚な原子の風。画 面に、そこはかとなく喜びが見えてくるのは私の誤解だろうか。

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家庭内節電はブレーカーをこまめに降ろすことだ。その際一番支障のなるのが冷蔵庫だ。リチウム電池付きの冷蔵庫があっていい。
ご遺族の気持ちを考えれば書きづらい。しかし自衛隊などのきつい遺体探しは限度を超えているのではないか。生存の可能性がなければ正直士気はふるわない。50代の自衛官が亡くなったが遺体探しでご遺体になってはたまらない。ご遺族の行動に随伴する程度の行動でよいかと思う。
昔、中公の世界思想全集でホイジンガが日本人はエラスムスを野蛮とかいう、と怒っていた。奇異に感じていたが真相はかうだ。石射という独 特な風合いの外交官がいて、エラスムスの船首像を貨荻尊者(荻の草冠ナシ)ということに関してオランダで軽率に説明したのが原因だろう。ふと 思い出したので記す。
実は読んだのだが、秀逸なタイトルの記憶が強い。東大医学部の中川医師(放射線科)が語られたと思うが日本人は患者の寿命を考慮せずハードな治療 を求める傾向がある。きわめて雑駁な私の要約だが。認知症の拒食患者の胃に穴を開けて栄養を注入する極端な例もあるという。実は人の命などいかほ どでもないのだ。素人の骨董好きが集まって褒め合っているようなものだ。などと言ったら身もふたもないから、ほどほどにしているのが現状だろう。

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さて、4個の原発を呑み込んだ人造湖は氷でフタをする。そんな馬鹿なことを、と考えてはいけない。湖底から温泉による温水を放出しながら湖の表面 ががちがちに凍っている湖は枚挙にいとまない。なお余談だが温泉も実は地殻の崩壊熱が熱源だ。なにせ深夜電力はタダ同然だ。私はこう主張する。想像力があって物理法則に反しないものは必ず実現する、と。ただ私は4月4日に紹介させていただいたA氏のようにそれが10万KWでできるか20万 KW必要か計算する能力はない。ただ更なる工夫は提言できる。北海道ガスの小型LNG運搬船を港に停泊し液化天燃ガスを気化させればなお運転費用 はさらに安価になる。
菅さんは東電に見通しを示せと言ったが無理ですよ。出せっこないから困っているのだ。発想が卑しすぎる。原子力不安院のレベル変更も訳がわからな い。どんなメリットがあるのか。参考までにアメリカのビキニ水爆実験やソ連の50メガトン実験は何テラベクレル放出か教えてよ。これも「事故」の 一種でしょ。
もちろん国内裁判が望ましい。しかしそれが不可能なら国際法廷International Tribunal だ。被告のkとkは日本政府の責任者だ。残りのkは東電首脳だ。ベストを尽くした上での放射能汚染水放出なら決して誰も咎めないし、咎 められない。たとえ更なる超高汚染水でもだ。今回はあきらかにベストを尽くしていない。国際社会に対する許しがたい犯罪とみなしていい。私は原発問題が小休止したなら早速裁判を開始すべきと考える。
心配してくれているのだろうが、AC広告は逆に不安を誘う。これしきのことで頑張れ広告は不要だ。チェルノブイリ級の事故が不幸にして起こった時までお蔵入りさせるべきだ。
Surrounding 1,2,3,4nuclear Power
Plants with 20 meter high concrete
dam, Fill with pure water.Surface of
warm lake should be sufficient
weidth for cooling fuel. If adequet
water supply were, every people
might forget it.
国民にとって肝心なのが一つ欠けている。民主党対策本部だ。全ての元凶への対策だ。
今日の世界の最大の問題はタイトルどおりだ。はるかにマイナーな問題のカダフィさえ空爆されるのだから同様な処断があってもいい。極端すぎるというなら常識(日本の)に戻っていい。一義的には東京電力だ。しかしここのコマンドは完全に狂っている。核汚染水の海への放出を福島現業所の発表にゆだねる一点で世界の常識からかけ離れている。政府はどうか。この問題の解決は常識ではできない。常識とは内部循環をあらゆる危険と労苦を現場に 押し付けて「復活」し、数年いや十数年以上放射性物質を風にゆだねる結果をいう。それでは駄目だ。駄目だが、原発群を堤で囲み水没させるという最 善の方策は前例がない。前例がないことをやって責任をとる人物は閣内に一人としていない。チェルノブイリ以上の事態を起こさないためにどうする か。正直いってその最大の支障は日本の内閣である。
ハイブリッド原子炉論をさらに進化させると、原子炉は発電工程から分離していい。隣接する数箇所の数十万KW程度の化石燃料燃焼発電所に100度C程度、1,2気圧程度の熱水を供給する役目に限定すればどうか。電力需要の変動に従来より機動的な対応が可能になると思う。
石原都知事の天罰論は別に新しい発想ではない。関東大震災でも天譴論が盛んに論じられた。譴は譴責のことです。後藤の大風呂敷な東京改造を阻 止したのが井上馨、財閥の土地所有に大ナタをふるったのが原因です。復興院に高い価格(庶民から見て)で土地を売ったがゆえに市民の憎しみをかったの が渡辺銀行。片岡蔵相の失言で有名です。歌舞伎評論の第一人者が直接の御子孫です。
今度の事故の本質だ。私はまえからハイブリッド原発を考えていた。原子炉で適度に加温した水蒸気(BWR)か加圧水(PWR)をさらに化石燃料ボイラーで加熱する。このシステムなら緊急停止後も電気は得られやすい。緊急停止は原子炉マターでその後の発電工程は本来関係ない。緊急停止後もガ スなり重油なり石炭の燃焼量を急増させればいいだけの話だ。危ない工程で過酷なテンシヨンの仕事をさせてはいけないのだ。パイプが擦り切れるよう な高温・高圧は在来技術の工程でひきうけるのが本筋だ。この考えを在来50基の原発に適用するのは1基1000億円として古い順に10基づつ施工 すればよい。しかし新規から新設計ですべきか。
福島が加圧水型原発ならどうであったか、という議論が足らない。炉心内燃料棒溶融の開始が遅かったであろう。有能な指揮者がいれば電源車が活用できたか。4月4日紹介のサイトによる。第一次水系の致命的な線量の水量は多いが噴出し気化する量はどうか。大事なのは今後だが、緊急停止した後の 安全策がどちらがとりやすいか。専門家の議論が望まれる。
被災地のどこの港も漁民の生活が懸かっている。わざわざ視察へ行って不和を醸成するのだから所詮首相の資質はゼロだったのだろう。
緊急停止は想定内だ。刈谷もいくつかは再開した例がある。再開した場合だが、事前に復興財団に施設を委譲する。発電した電気代は1KWh40 円と して消費者が負担してもいい。完全復旧すれば1時間1億円程度の代金が入る。年間4000億円程度の収入が入る。経費を引いても3000億円の実収がある のではないか。踏んだり蹴ったりの福島が当然得るべきだ。
4月9日の読売新聞13面で、松浦祥次郎元原子力安全委員長は依然として「チェルノブイリ以上」の大惨事が起こりうる、と明言している。窒素注入が失敗し、水素爆発が格納容器を破壊したら、あらゆる方策は尽きる、との事だ。福島50がいても即死し、風向きがクルクル変わると九州も北海道も ほぼ居住不能になるというシナリオだろう。原発群を堤で囲繞し慎重に水没させる策しかない。
汚染水のタレ流しの発表は政府なら菅さん、東電なら勝俣さんがすべきでした。おかしいですよ、これは。
女川原発でも4月7日の余震で大事故の芽が生じかけたのだから空いた口がふさがらない。原発設計には根本的欠落がある。緊急停止しても炉内温度は1000度を超えるのだから冷却水を駆動する電気くらいいくらでも発電できるのだ。正確な例えではないが、電源をすべて失った旅客機は小型プロペ ラを機体外に飛び出させ発電させるデバイスで最小限の制御が可能になる(ない機種もある)。もうこれ以上の説明は不要だろう。残った50基ほどの原発を改造するのは早急にすべきだ。その過程でPWRのBWRに対する優位性が露呈する可能性もある。また、小規模緊急炉心熱ジェネレーション・ システムがあれば使用済核燃料を同一敷地で冷却する合理性が増える。
ドイツの外相に事故の公開性を保証し、今度はASEANの緊急外相会議で日本食品の安全性を訴えるという。出来ないことを請合って、軍部が全部 破って結果として信用をゼロにしたのが戦前の日本政府だ。ドイツ外相には日本政府と東電の官僚制の実情を腹を割って話し、ASEANではただ、日 本政府の輸出食品に対する検疫・検査の実情をありのままに語ってほしい。言ったことのケアも重要だ。
北澤防衛相の統幕議長への「責任委譲」発言も爆笑ものだったが、このゲテモノ内閣は責任をとる人物が払底している。しいていえば官房長官くらい か。東電のあきれ果てたタレ流しも当然政府の承認はあったのだろう。これはハッキリいって選挙目当てのロシア大統領の国後島訪問をはるかに上回る 暴挙中の暴挙だ。なんらかの国内的、国際的けじめは必要だし、有りうる。私は実質的にカダフィ政権より酷い政権だと菅さん達を評価する。
補修部品として20年保存する分を飛行場の近くに保存しておいてはどうか。世界のあちこちで操業がストップしているのに手をうっている気配が感じ られない。勿論、部品ごとに供給ストップのリスクと備蓄のコストの対比の合理的な計算がなされているとは思うのだが。
原発の復旧現場の奮闘と本社の無能さは日露戦争の乃木指揮下の第二軍に酷似している。乃木と伊知地幸介参謀長の突撃一辺倒主義が将兵の生命を大量 に蕩尽しているのを見兼ねた児玉源太郎は攻撃方法を一変させた。東電の勝俣・清水も発想を一変させなさい。原発群の周囲に堤を造り原発を水没させるのだ。
事故現場の勇者に比し東電本社のていたらくはどうだ。広報マンはどんな基準で出てくるのか。「低レベル」と称する毒水を放出した際の「泣き男」は演技力で選ばれたのだろうか。なすべき努力をしていなかったのはミエミエだ。タンカーの用意とか防波堤で隔離された前浜の水位をあらかじめ下げて おれば良かったのだ。あの苦痛に満ちた表情は自社の途方もないエゴと甘えに向けられたものなのか。これで日本人は世界に顔向けできなくなった。
大地震があって航空自衛隊松島基地に津波が襲来したのは約1時間後だった。東京でも揺れは異常で判断力を維持するのは大変だった。震源に近い宮城はさらにひどいのはわかる。しかし、70年まえのオアフ島のホィーラー基地の状態に比すればどうだろう。天国とはいわないが比較にならないほどコ マンドは容易だ。杉山司令の仕事は何なのか。外敵の突然の襲来に備えることであろう。1時間の余裕があって全機を失うなどという失態があっていい訳がない。
私は依然として日本ガイシ5333が電力復興の大本命という見方を堅持している。この間新神戸6944が高騰しているがいかがなものか。いろいろ考えたのだがNAS電池を発電所に設置するのはどうか。
近隣国からの義捐はありがたいが、わが国には生活保護でくらす外国人が、たとえば大阪では約1万世帯ある。できれば該当国は半分でもいいから負担 していただけないか。
もういい加減に気がついたらどうだ。冷却のための内部循環の復旧が難しいなら、堰堤で原子炉群を囲み、淡水を流し込み広い水面で外気に熱を移し、冷えた水は人造湖の底に下降する。立派な循環系だ。人造湖の大きさにもよるが湖水は60度くらいになり、一日50トンくらい蒸発するかもしれな い。給水すれ
ばよい。雨が降れば給水を減らせばよい。問題は圧力容器や格納容器に水が接するときだろうが軽微だろう。政府や東電は復旧の遅れを楽 しんでいるのか。
首相の被災地視察だが、入っていました。一本松が。一概にPRを否定するものではないが、3月12日のヘリ視察も元TBSTVのPR担当が同乗していたという。東電の計画停電のときも蓮ホウと海江田両氏が麗々しく挨拶したが、そのために緊急を要する東電の発表を遅延させる馬鹿馬鹿しさだ。 しかも東電の要請により、という文言はしっかり入っていた。あざといPRをしても国民に嗤われるだけだ。堰堤で1,2号炉と3,4号炉を水没させるという判断を早くしなさい。粛々と正しい判断を続けることだけに専念せよ。
昨日は久しぶりに出版社の多い町で飲んだ。夏も冬も一切空調のないので有名な店からもう一軒。そこはG大学のバイトがいる。先週、実家の気仙沼で おばあさんの葬儀をしにもどったのだが、3日前に本当のご遺体が発見されたので、また帰るよし。店のカンパ缶に些少の気持ちを入れさせてもらう。 
欧米空軍機はカダフィ政権を空爆した。しかし公平かつ実質的に現在世界中に、ほぼ全地球的にカダフィより迷惑をかけている政権がありはしないか。 私はある、と思う。これ以上は語らない。私の役割は考えられないことを考えることだからだ。単純なことほど発想しにくいことはない。私は発想した。発想したことを是認すべきか。内心で悩む。
タンカーの用意や前浜の防波堤で閉鎖された海水面の水位をあらかじめ下げておく措置はできたはずだ。アメリカ、カナダ、メキシコ他に対する事前通報もない。国、東電ともなってない。最低でも黒潮をこえた海域で捨てるべきだった。
表題のページを紹介いたします。

東北地方太平洋地震と福島原発メルトダウン

プリウス 給電 でググッたら出てきました。宏観亭見聞録 2009年1月10日付 アメリカで天災のための停電が3日続いたのでプリウスの直流を交流に変えて17KWhを生産して冷蔵庫他を動かし急場を凌いだとのことです。インバーターが必要です。
海上自衛隊の幕僚長は福島第一原発の30キロメートル以内に艦船を近づかせないよう明言し実行しているようだ。これが事実なら彼は重要な軍事秘密 を自ら漏洩しているのではないか。尖閣に中国が侵攻する際に原子力艦艇が放射能漏れしていると言えば自衛艦は近づかないのか。それとも近づくのか はっきりすべきだ。
この夏が炎暑でもしのぎやすくする方法があります。新潟の消雪道路をイメージしてください。東京ガスがLNGの気化の際に東京湾に流している冷熱 はガスの持つエネルギーの15%でまさに莫大としかいいようがありません。この膨大な冷水をパイプかタンカーで風上の幹線道路で散水するのです。 5度Cくらいの冷水を時間あたり1万トンとなれば都内の気温におおきな冷却力をもつことになります。
富士川以西の静岡と神奈川に60ヘルツ送電をすべきだ。最近の家電の多くが50・60両方のヘルツで使用可能ということだ。ならば、東電でも中電でもいいから神奈川まで架線をしたほうがいい。電気事業法がうんたらかんたらなら東電が主体でよかろう。去年なみの猛暑なら60ヘルツでも大歓迎という事態になるのは必定だ。
東電の将来はまったく不明だ。忘れてならないのは毎月4000億円以上の電気代が入ってくることに何ら変わりはないことだ。だから安泰とはとても 言えないが冷静に判断すべきだ。その結果が投売りならそうすればいいだけの話だ。玄葉という政治家は比較的間違いの少ない人物と思っていたが大間 違いだった。状況を読めない愚かな発言で「真価」を露呈したのは日本にとって悪いことではない。

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