厚労省の医系官僚がなんらかの病いをもっているというのは多くの人が気づいている。だがその病いの診察は難しく、したがって治療も困難だ。今回のインフルエンザのワクチンの無駄遣い(結果論としても)は、絶好の症状だ。要するに、限られた情報で最適な発注はいかにすべきかという問題の当時の「解」が、医系官僚のバイアス、思考方式の偏りを浮き彫りにするのではないか。サリンの防護服かと一部の外国人から嗤われた航空機乗客への対応も症状といっていいかもしれない。直感としては、臨床体験の過小、人体の自然治癒力と医療努力の比較感の欠如、ノバルティスの生産能力を買い占める(部分的にしろ)事へのためらいの欠如が表わす幼児性。
以上だが、インフルエンザが大流行した場合、絶賛されたかもしれない「勇断」を厚労省自体がどう総括するのか、すみやかな見解の公表を求める。その際に、
断続的発注を選択しなかった理由の開示が必須だ。300億円以上をドブに捨てた訳だから。
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