2010年6月アーカイブ

厚労省の医系官僚がなんらかの病いをもっているというのは多くの人が気づいている。だがその病いの診察は難しく、したがって治療も困難だ。今回のインフルエンザのワクチンの無駄遣い(結果論としても)は、絶好の症状だ。要するに、限られた情報で最適な発注はいかにすべきかという問題の当時の「解」が、医系官僚のバイアス、思考方式の偏りを浮き彫りにするのではないか。サリンの防護服かと一部の外国人から嗤われた航空機乗客への対応も症状といっていいかもしれない。直感としては、臨床体験の過小、人体の自然治癒力と医療努力の比較感の欠如、ノバルティスの生産能力を買い占める(部分的にしろ)事へのためらいの欠如が表わす幼児性。
菅内閣の決定したアフガンへの4500億円の援助だが、すでに全国の警察官の給与は日本持ちだから一国への援助としてはかなり突出している。しかも政府の腐敗度は高いから日本人の血税がならず者達に流される可能性は濃い。
丹羽氏が中国大使になりそうだ。民間大使はよいのだが、心配なのは大使館の幹 部の協力だ。野村大使がワシントンに赴任して、恐るべき大使館幹部の怠慢ぶり に遭遇したのは70年ほど前のことだ。勿論、宣戦布告の遅延にも直結する。幹 部の息子さんが冤罪を叫んでいるが、日本大使館の怠慢ぶりは国務省でも有名で エマーソンなどの回顧録でも特記されている。私は、そのサボタージュの原因の 一つは海軍出身者が大使になった反発があると推察している。
国家が国民に裁判員の義務を課せられるのなら防衛員も介護員も課せられておか しくないのだろう。さらなる議論が必要だ。
6月22日の日経新聞に丸紅が小型水力発電所を再生、との報道があります。地味ではありますが、頭のさがることです。ひるがえって貴社は、消費者に適切な消費の抑制を訴えながら、本来の電力供給においてこのような真摯な努力 をなさっておられますか。
この事を知る人は日本で何人いるだろう。1人かもしれない。関東大震災でアメ リカは心のこもった救援品を贈ってくれたのに、心ないジャーアリストの筆で日本人の憤激を買ったことがある。その米人はこう書いた。「たしかにこの大地震 は悲惨だが、この国は慢性的な人口の過多に悩まされているらしいから幸いかも しれない」(大略)。このコラムはシンジケートで各紙に配信され日本でも広く知られた。本人は気が利いた表現とでもおもったのであろう。
サミットの起源は、実質は石油輸入国機構だった。ランブイエでの会談の内容は オペックへの対抗手段だった。いま必要なのは鉄鉱石を もつ資源国への対抗だ。 値上げはまさに仁義なき値上げで、とくにブラジルは豪快だ。1年で倍、しかも 追加の値上げ含みだ。
いま裁判になっているNHK番組だが、べつに思想とか高尚な問題ではない。 要するに、現金なり女性なりワイロをもらったか否かという事だ。これが中国 だから、まだ対日工作に洗練さが不足していて裁判ざたになったのだ。これが もっと日本の国情を知っていてワイロに巧みな国ならおおどうりな訳だ。数日 まえの番組もNHK職員や役員がどんな女流スターを抱かしてもらったか否 か、現金なら何千万もらったか否か。これがNHK番組を見る際の楽しみだ。
いま、BBCはユニオン・カーバイド(のちダウ・ケミカルと合併)による、インド・ボパールでの大惨事の報道を盛んに報じている。20年ほど前のことだ が、後遺症はひどい、という報道だ。たしかに被害は石油流出の比ではなく。化学事故のヒロシマだ。昔、シマゲジとあだ名されたNHKの島会長がGNNとい うCNNの日本版を構想し、おそらくその実現を望まない勢力(国も入る)により失脚した。だから、今も日本はカウンター報道の能力を持っていない。BBCなみの報道機関が必要だ。
日本の産業を衰退すれこそ強化できなかった役所が経産省である。そこに一点の疑いもない。今回の石油精製の規制も例外ではない、と私は危惧する。週刊ダイヤモンド6月26日号に新規制の概略が解説されている。重質油の精製を強化するのは間違っていないが、重質油の精製を日本のこれからの重点産業ととらえて拡大育成し改質した精製油を世界に輸出しようという積極さがまるでない。
優れた石油知識の概説書である。一例をあげるとオイルシェールからの生産例 を中国・撫順やコロラドでの例を引いて語っている稀な本だ。目の配り方が広 く、日本の読者の関心を網羅している。優れた石油概説書は、集英社新書の 『石油の呪縛』があったが、併読すると必要最小限の知識は装備できる。これにパンローリング社の本を加えてもいい。岩間氏のイラン原油生産の近未来の予想は極めて厳しいが、そこまで欧米の技術導入が重要か疑問をもつ。

世界がわかる石油戦略 (ちくま新書)
岩間 敏
筑摩書房
売り上げランキング: 23758
最近の韓国の相次ぐ原発の受注の報道は波紋を日本に投げかけている。韓国は外 交通商省として外務と通商が一元化している。日本は5大国時代の旧弊な仕組み と今は無い目標を追い求める外務省と外部団体に世界の経済情報を収集・発信さ せている経産省が混線した業務を非効率に展開している。2省と外部団体すなわちジェトロを統合すべきだ。
神保町で飲んでいたら、顔見知りのフリー編集者が現物を見せてくれた。ページ のめくりが新鮮な印象だが、これとて子供だましの類か もしれない。全機能は把 握できないが、日本のメーカーが作れないとは思えない。PRの仕方は抜群だが それ以外は日本が先行できないものではあるまい。オーナー経営者の不在が原因 なのか。たとえばSONYに盛田氏がいれば2,3年ま えに発売できた、と思う。
あの日韓共催の不愉快な記憶を検証する。KOREA-JAPANなど、国に後先をつけるなど国際常識でありえないことで、もし強制なら戦争になってもおか しくない。FIFAも後難をおそれて次の作戦をたてた。小泉首相と会見しその 席で英文の大会名を表示し、首相がにこやかに会見している光景をTVで全世界 に放映したのだ。話はずれるが、同じことがあったようだ。
欧米では、歳出の徹底的なカットがなされつつある。はるかに財政状況の悪い日 本でそれと真反対のことが亀井大臣によって強行されている。郵政事業は大量の 正社員化などで毎年2兆円の経費増となる。やはり勤務実績などの評価なしでの 一律処遇は国営事業特有の荒っぽさ丸出しだ。局内の監視カメラも撤去、30億 円がパーだ。じつは郵便局での金銭の事故率は銀行より悪いとのことだ。労組の 意を汲んでのことだろうが不正の奨励になるとすれば許せない。
福祉を経済成長のもとにする、という主張は舛添要一氏が都知事選挙に出た際も 同様趣旨を述べ、実は私のヒントが影響したのかと書いたことがある。誰が発案 者でもいいことだが。菅氏の世代が80才代になれば、それを介護する国民的労 力はピークに達する。それまでに、老人と息子・娘夫婦、孫たちが介護しやすい 構造の集合住宅を300万戸造るとする。
沖縄の基地に関して提案があります。日米政府が共同声明をだした米国海兵隊の辺野古基地ですが、これを飛行艇の基地にしていただきたいのです。海兵隊の任務のひとつである米国市民の救出にも最適です。さらに軍艦のステルス化が進む近未来に人間の目による哨戒は重要性を大きく増すでしょう。テロ容疑の船舶の長時間の追跡にも使えます。日本の新明和工業製のUS2型飛行艇を例にとると、辺野古を基地にした場合、上海在住の米国市民を黄浦江に着水して救出できます。4500キロメートルの哨戒飛行が可能であり、このことは海兵隊だけでなく米軍全体の早期警戒に資する所が大です。
私が沖縄の外国軍基地の永続に反対なのは当然で、くだくだしく言わないのはその必要のある大物ブログじゃないからだ。飛行艇基地の利点は、自然破壊が劇的 に少なくなることが一点だ。海兵隊としても AMPHIBIOUS と自称す るなら飛行艇部隊は世界中に一つくらいあっていい。たとえば、将来に上海で暴 乱が発生したとして、黄浦江のガーデンブリッジ近くの河面に着水して自国民を 救助できるのは、現状では新明和の飛行艇を沖縄に配備するの以外に考えられない。
いま、飛行艇を新しく開発しているのは日本の新明和以外ほとんどないといってもいい。今度の辺野古だが、国防総省に海兵隊の飛行艇基地化を提言、協議 すべきだ。航続距離も新型のオスプレーより優る。ヘリ機能はないが、パラ シュート部隊の運用に支障はない。オスプレーの航続距離では、友好国の日本 などの制圧以外に使い道はないのではないか。きつい皮肉はともかく、日本政府はこの線で交渉すべきだ。

日本語は会話を習得するのは難しくない。途方も無く複雑で難しいのは表記法 だ。ドイツの大学では、漢字習得を本格的にせず、会話のみ教える課程もある、 とのことだ。漢字をすべてアルファベットにする。ひらがな、カタカナは活か す。音読みの単語の頭文字は大文字(勿論アルファベット)、訓読みの単語の頭 文字は小文字だ。これだけでも十分だ。

wATASI の mAE の GENKOU は sUKOSI  KANJOUTEKI でした。GE-TUさん は それほど wARUI  hITO ではありません。といった具合です。
この人物どこまで日本嫌いなのか。しかも傲慢だ。たしかに米国は戦争中だ。気が立つことも多かろう。しかし日本には日本の事情がある。気に入らぬ日本の行動もあろうが、すぐに「それなら土地は返さない」など感情丸出しの表現をためらうことなくする。
鳩山氏の政府声明という最後の「仕事」を次期政権がどう具体化するか、なかなか難しいことだろう。解決は、亀井氏の国民新党がいうとうり15年から20年後に全基地撤収のデッドラインを設ける事にあるのではないか。正直言って15年後に極東がどうなっているか判らない。しかし原則を打ち立てるのは悪いとはおもわない。もう一つ重要なのは基地提供の責任だ。
官僚は権力の侍女だ。民主が野党の時にすげなくされ冷たくされたのは当然だ。それを根に持って官僚を使わないのは馬鹿げている。一旦、政権を取ったなら、官僚を徹底的に使いこなすのは、義務であり権利だ。どうせ給料をはらっているのだ。彼らをヘチヘトに使いこなして欲しい。

ブログ村

にほんブログ村 政治ブログ 政治評論へ
プロフィール

検索

翻訳

月別 アーカイブ

お気に入りリンク

邱永漢(きゅう えいかん)のブログ
池田信夫blog
米流時評
高橋和夫の国際政治ブログ
太田述正のブログ
原田武夫のブログ
岡崎研究所
天木直人のブログ
本質
YukikazeのBlog
ジャパン・ハンドラーズ

2017年1月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

AD