『アメリカ大統領が死んだ日』 仲晃 著を読む

一気に読んだ。アメリカ史上空前絶後?の4選大統領は、多くの国民への報告義務を果たすことなく政治活動を執り行った。ラヂオの時代故に許されたことと後世の歴史家は評する。彼の国民に報告すべき事は何だったか。隠された妻への背信か。しかし、彼の愛娘は、母エレノアを裏切って、父大統領のために愛人との逢瀬をつくる。なぜか。確実な敵国の攻撃の情報を得つつ、部下の軍人には通知せず、怠慢のゆえに軍事法廷への召喚を準備させる最高指揮官とはそも何ぞや。もろもろの疑問に応えるための良書である。
ひとつ要望するのは、長男ジェームスは、海兵隊の佐官で戦時中なのになぜワシントンの父の元にいたのか(32P)。大統領の4人の息子はすべて前線にいた はずだ(7P)。この矛盾をあきらかにして欲しい。おそらくマキン島の戦闘での非難のせいではないのか。拙稿でも以前このことを書いたことがある。

アメリカ大統領が死んだ日――一九四五年春、ローズベルト (岩波現代文庫)

アメリカ大統領が死んだ日――一九四五年春、ローズベルト (岩波現代文庫)


          

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このページは、Makoto Hiroseが2010年4月28日 08:50に書いたブログ記事です。

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