すこしタイトルから離れるが、『大腸菌』という本と『進化の存在証明』という本を読んだ。大腸菌をテーマにして科学読物が可能なのだから、欧米の一般読書者のレベルは高い。O157とかいう大腸菌の変種もいるのだから日本でも読まれてもいい。志賀潔の発見した赤痢菌も一種なのか、本ではそう読めるのだが。後者の本は利己的遺伝子のドーキンズが書いたもの。大変な博識を詰め込んでいるのだが、本の目的は、進化論を否定する者たちへの反論である。一方では感嘆する読者レベル、一方では高度な内容だが目的が失笑を呼ぶ。ま、こんなものか。
で、タイトルにもどるのだが、ドーキンズは進化論に反対する宗教者の団体が多くの国からの優遇を受けているのに、彼が始めようとするささやかな啓蒙団体に
冷たい事に反発している。そういえば、法の下に平等なはずが、宗教団体だけ優遇されるのは憲法違反でしょうよ。最初は無視しうる課税対象だったのか、でも
今は弊害が多すぎではないのか。すこし変更を考えるべき時だ。
出典:AMAZON
大腸菌 〜進化のカギを握るミクロな生命体:商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
ヒトが一生を通じて"おつきあい"する身近な存在でありながら、みんなに嫌われるばっちい細菌...。しかしその実態は、豊かな個性や生態をもち、進化のしくみをとくカギとなるユニークな生命体だった!数々の分野の研究者にノーベル賞をもたらし、古今東西の科学者たちを魅了しつづける大腸菌―エシェリキア・コリ。いままでの悪役イメージをくつがえす、科学と大腸菌の"愛"を描いたサイエンス書。
出版社からのコメント
「大腸菌にあてはまることは、ゾウにもあてはまる!」----ジャック・モノー(分子生物学者)
O-157のような悪役ばかりが大腸菌じゃない----
科学者たちに華麗なる成果をもたらし、「進化論裁判」の主役をつとめ、はたまた宇宙にまでも行ってしまう(!?)、科学界の小さな大スター。
本書を読めば、たちまちあなたも大腸菌のとりこに!!
カバーの折り返し
ヒトが一生を通じて"おつきあい"する身近な存在でありながら、
みんなに嫌われるばっちい細菌......。
しかしその実態は、豊かな個性や生態をもち、
進化のしくみをとくカギとなるユニークな生命体だった!
数々の分野の研究者にノーベル賞をもたらし、古今東西の科学者たちを魅了しつづける大腸菌----エシェリキア・コリ。
いままでの悪役のイメージをくつがえす、
科学と大腸菌の"愛"を描いたサイエンス書。
著者について
カール・ジンマー Carl Zimmer
1966年米国ニュージャージー州生まれ。イェール大学卒。現在はフリーのサイエンス・ライター。『ニューヨーク・タイムズ』紙、『ナショナル・ジオグラフィック』『サイエンティフィック・アメリカン』『ディスカバー』『サイエンス』『ポピュラー・サイエンス』各誌に寄稿。1994年から98年まで『ディスカバー』誌のシニア編集者を務め、現在は同誌の寄稿編集者。2007年、サイエンスライティングによる啓蒙に貢献したとして、ナショナルアカデミー・コミュニケーション賞を受賞。著書に『水辺で起きた大進化』(渡辺政隆訳、早川書房)、『パラサイト・レックス』(長野敬訳、光文社)、『「進化」大全』(渡辺政隆訳、光文社)。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ジンマー,カール
1966年米国ニュージャージー州生まれ。イェール大学卒。現在はフリーのサイエンス・ライター。『ニューヨーク・タイムズ』紙、『ナショナル・ジオグラフィック』『サイエンティフィック・アメリカン』『ディスカバー』『サイエンス』『ポピュラー・サイエンス』各誌に寄稿。1994年から98年まで『ディスカバー』誌のシニア編集者を務め、現在は同誌の寄稿編集者。2007年、サイエンスライティングによる啓蒙に貢献したとして、ナショナルアカデミー・コミュニケーション賞を受賞
矢野 真千子
翻訳家。兵庫県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
『ニューヨーク・タイムズ』紙
「もし、"ばい菌"についての本を一冊だけ読みたいなら、この本をおすすめする」
『ニュー・サイエンティスト』誌
「大腸菌が繁殖したペトリ皿をレンズにして、ジンマーは分子生物学に焦点をあてる。と、世界が急激に活き活きと動きだす。このありふれた細菌が、ダイナミックで複雑な社会を営んでいることに、本書で紹介される科学者たちと同じく読者も夢中になるだろう。ミクロな視点から"生命"という大きな問題をエレガントに解き明かす、ユニークでエキサイティングな一冊」
『ディスカバー』誌
「分子生物学の発展にもっとも貢献してきた"知られざる立役者"についての、すばらしい伝記だ!!」
「朝日新聞」(瀬名秀明氏)2010/01/17
しなやかで、豊かで、夢に溢れた大腸菌----と感じて
本を閉じたなら、もうあなたは大腸菌が好きになっている。
それにしても本書の訳者・矢野が手がけた本にはハズレがない。
もはや信頼のブランドだ。
進化の存在証明:出典:AMAZON
商品の説明
内容紹介
科学的事実は信仰よりも
強固である――とばかり、ドーキンスが
本領を120%発揮した進化の概説書。
進化論は「論」とつくからには、単なる理論なのだろうか。いまだに国民の半分近くが進化論に不信を抱いている国もあるというではないか......それは違う、と本書の著者ドーキンスは言う。名作『盲目の時計職人』で進化論への異論をことごとく論破したドーキンスは、本書では珍しい生物の戦略や素晴らしい実験の解説などを随所に配したうえで、著者一流の周到な論理展開により、進化論ではなく進化そのものが理論の産物ではなく事実だということの証明を試みる!
綿密な論理で説得しつつ、想像を超えて精緻な生物の仕組みに読者の想像力を広げる......ダーウィン生誕200周年、『種の起源』刊行150年を記念するダーウィンイヤーに重ね、ドーキンスが満を持して放つ、唯一無二の進化の概説書。
内容(「BOOK」データベースより)
進化論は「論」とつくからには、単なる理論なのだろうか。いまだに国民の半数近くが進化論に不信を抱いている国もあるというではないか...それは違う、と本書の著者ドーキンスは言う。名作『盲目の時計職人』で進化論への異論をことごとく論破したドーキンスは、本書では珍しい生物の戦略や素晴らしい実験の解説などを随所に配したうえで、著者一流の周到な論理展開により、進化論ではなく、進化そのものが理論の産物ではなく事実だということの証明を試みる!―緻密な論理で説得しつつ、想像を超えて精緻な生物の仕組みに読者の想像力を広げる...ダーウィン生誕200周年、『種の起源』刊行150年を記念するダーウィンイヤーに重ね、ドーキンスが満を持して放つ、唯一無二の進化の概説書。
レビュー
マット・リドレー(『やわらかな遺伝子』)
本書は『驚きを納得させる(ワンダースタンディング)』傑作だ。ドーキンスは自然の妙技へのアーティスティックな畏敬の念を、その妙技がいかにしてなされたのかの科学的理解と結びつけるという離れ業を成し遂げている。
著者について
1941年、ナイロビ生まれ。オックスフォード大学にてノーベル賞学者ニコ・ティンバーゲンのもとで学ぶ。その後、カリフォルニア大学バークレー校を経てオックスフォード大学レクチャラー。動物行動研究グループのリーダーの一人として活躍。オックスフォード大学に設置された"科学的精神普及のための寄附講座"の初代教授を務めた。王立協会フェロー。故スティーヴン・ジェイ・グールドと並ぶ、目下欧米で最も人気の高い生物学者であり、『利己的な遺伝子』は世界中でベストセラーになった。
著書はほかに、『神は妄想である』『悪魔に仕える牧師』『虹の解体』『盲目の時計職人』(以上4冊小社刊)、『祖先の物語』『遺伝子の川』『延長された表現型』など。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ドーキンス,リチャード
1941年、ナイロビ生まれ。オックスフォード大学にてノーベル賞学者ニコ・ティンバーゲンのもとで学ぶ。その後、カリフォルニア大学バークレー校を経てオックスフォード大学レクチャラー。動物行動研究グループのリーダーの一人として活躍。オックスフォード大学に設置された"科学的精神普及のための寄付講座"の初代教授を務めた。王立協会フェロー。故スティーヴン・ジェイ・グールドと並ぶ、目下欧米で最も人気の高い生物学者であり、『利己的な遺伝子』は世界中でベストセラーとなった
垂水 雄二
1942年大阪生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。出版社勤務を経て、1999年よりフリージャーナリストとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
大腸菌 〜進化のカギを握るミクロな生命体
posted with amazlet at 10.04.17
カール ジンマー
日本放送出版協会
売り上げランキング: 74503
日本放送出版協会
売り上げランキング: 74503
リチャード・ドーキンス Richard Dawkins
早川書房
売り上げランキング: 7176
早川書房
売り上げランキング: 7176
大腸菌 〜進化のカギを握るミクロな生命体:商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
ヒトが一生を通じて"おつきあい"する身近な存在でありながら、みんなに嫌われるばっちい細菌...。しかしその実態は、豊かな個性や生態をもち、進化のしくみをとくカギとなるユニークな生命体だった!数々の分野の研究者にノーベル賞をもたらし、古今東西の科学者たちを魅了しつづける大腸菌―エシェリキア・コリ。いままでの悪役イメージをくつがえす、科学と大腸菌の"愛"を描いたサイエンス書。
出版社からのコメント
「大腸菌にあてはまることは、ゾウにもあてはまる!」----ジャック・モノー(分子生物学者)
O-157のような悪役ばかりが大腸菌じゃない----
科学者たちに華麗なる成果をもたらし、「進化論裁判」の主役をつとめ、はたまた宇宙にまでも行ってしまう(!?)、科学界の小さな大スター。
本書を読めば、たちまちあなたも大腸菌のとりこに!!
カバーの折り返し
ヒトが一生を通じて"おつきあい"する身近な存在でありながら、
みんなに嫌われるばっちい細菌......。
しかしその実態は、豊かな個性や生態をもち、
進化のしくみをとくカギとなるユニークな生命体だった!
数々の分野の研究者にノーベル賞をもたらし、古今東西の科学者たちを魅了しつづける大腸菌----エシェリキア・コリ。
いままでの悪役のイメージをくつがえす、
科学と大腸菌の"愛"を描いたサイエンス書。
著者について
カール・ジンマー Carl Zimmer
1966年米国ニュージャージー州生まれ。イェール大学卒。現在はフリーのサイエンス・ライター。『ニューヨーク・タイムズ』紙、『ナショナル・ジオグラフィック』『サイエンティフィック・アメリカン』『ディスカバー』『サイエンス』『ポピュラー・サイエンス』各誌に寄稿。1994年から98年まで『ディスカバー』誌のシニア編集者を務め、現在は同誌の寄稿編集者。2007年、サイエンスライティングによる啓蒙に貢献したとして、ナショナルアカデミー・コミュニケーション賞を受賞。著書に『水辺で起きた大進化』(渡辺政隆訳、早川書房)、『パラサイト・レックス』(長野敬訳、光文社)、『「進化」大全』(渡辺政隆訳、光文社)。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ジンマー,カール
1966年米国ニュージャージー州生まれ。イェール大学卒。現在はフリーのサイエンス・ライター。『ニューヨーク・タイムズ』紙、『ナショナル・ジオグラフィック』『サイエンティフィック・アメリカン』『ディスカバー』『サイエンス』『ポピュラー・サイエンス』各誌に寄稿。1994年から98年まで『ディスカバー』誌のシニア編集者を務め、現在は同誌の寄稿編集者。2007年、サイエンスライティングによる啓蒙に貢献したとして、ナショナルアカデミー・コミュニケーション賞を受賞
矢野 真千子
翻訳家。兵庫県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
『ニューヨーク・タイムズ』紙
「もし、"ばい菌"についての本を一冊だけ読みたいなら、この本をおすすめする」
『ニュー・サイエンティスト』誌
「大腸菌が繁殖したペトリ皿をレンズにして、ジンマーは分子生物学に焦点をあてる。と、世界が急激に活き活きと動きだす。このありふれた細菌が、ダイナミックで複雑な社会を営んでいることに、本書で紹介される科学者たちと同じく読者も夢中になるだろう。ミクロな視点から"生命"という大きな問題をエレガントに解き明かす、ユニークでエキサイティングな一冊」
『ディスカバー』誌
「分子生物学の発展にもっとも貢献してきた"知られざる立役者"についての、すばらしい伝記だ!!」
「朝日新聞」(瀬名秀明氏)2010/01/17
しなやかで、豊かで、夢に溢れた大腸菌----と感じて
本を閉じたなら、もうあなたは大腸菌が好きになっている。
それにしても本書の訳者・矢野が手がけた本にはハズレがない。
もはや信頼のブランドだ。
進化の存在証明:出典:AMAZON
商品の説明
内容紹介
科学的事実は信仰よりも
強固である――とばかり、ドーキンスが
本領を120%発揮した進化の概説書。
進化論は「論」とつくからには、単なる理論なのだろうか。いまだに国民の半分近くが進化論に不信を抱いている国もあるというではないか......それは違う、と本書の著者ドーキンスは言う。名作『盲目の時計職人』で進化論への異論をことごとく論破したドーキンスは、本書では珍しい生物の戦略や素晴らしい実験の解説などを随所に配したうえで、著者一流の周到な論理展開により、進化論ではなく進化そのものが理論の産物ではなく事実だということの証明を試みる!
綿密な論理で説得しつつ、想像を超えて精緻な生物の仕組みに読者の想像力を広げる......ダーウィン生誕200周年、『種の起源』刊行150年を記念するダーウィンイヤーに重ね、ドーキンスが満を持して放つ、唯一無二の進化の概説書。
内容(「BOOK」データベースより)
進化論は「論」とつくからには、単なる理論なのだろうか。いまだに国民の半数近くが進化論に不信を抱いている国もあるというではないか...それは違う、と本書の著者ドーキンスは言う。名作『盲目の時計職人』で進化論への異論をことごとく論破したドーキンスは、本書では珍しい生物の戦略や素晴らしい実験の解説などを随所に配したうえで、著者一流の周到な論理展開により、進化論ではなく、進化そのものが理論の産物ではなく事実だということの証明を試みる!―緻密な論理で説得しつつ、想像を超えて精緻な生物の仕組みに読者の想像力を広げる...ダーウィン生誕200周年、『種の起源』刊行150年を記念するダーウィンイヤーに重ね、ドーキンスが満を持して放つ、唯一無二の進化の概説書。
レビュー
マット・リドレー(『やわらかな遺伝子』)
本書は『驚きを納得させる(ワンダースタンディング)』傑作だ。ドーキンスは自然の妙技へのアーティスティックな畏敬の念を、その妙技がいかにしてなされたのかの科学的理解と結びつけるという離れ業を成し遂げている。
著者について
1941年、ナイロビ生まれ。オックスフォード大学にてノーベル賞学者ニコ・ティンバーゲンのもとで学ぶ。その後、カリフォルニア大学バークレー校を経てオックスフォード大学レクチャラー。動物行動研究グループのリーダーの一人として活躍。オックスフォード大学に設置された"科学的精神普及のための寄附講座"の初代教授を務めた。王立協会フェロー。故スティーヴン・ジェイ・グールドと並ぶ、目下欧米で最も人気の高い生物学者であり、『利己的な遺伝子』は世界中でベストセラーになった。
著書はほかに、『神は妄想である』『悪魔に仕える牧師』『虹の解体』『盲目の時計職人』(以上4冊小社刊)、『祖先の物語』『遺伝子の川』『延長された表現型』など。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ドーキンス,リチャード
1941年、ナイロビ生まれ。オックスフォード大学にてノーベル賞学者ニコ・ティンバーゲンのもとで学ぶ。その後、カリフォルニア大学バークレー校を経てオックスフォード大学レクチャラー。動物行動研究グループのリーダーの一人として活躍。オックスフォード大学に設置された"科学的精神普及のための寄付講座"の初代教授を務めた。王立協会フェロー。故スティーヴン・ジェイ・グールドと並ぶ、目下欧米で最も人気の高い生物学者であり、『利己的な遺伝子』は世界中でベストセラーとなった
垂水 雄二
1942年大阪生まれ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了。出版社勤務を経て、1999年よりフリージャーナリストとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


コメントする