現代のブラジルを知るための最良の本。著者イシ氏は日系3世で日本とブラジルの両国事情を熟知しているし、ラテン的のりも十分なので実に楽しく読める。このシリーズは70冊を超えたが、ベストの本の一つだろう。紹介したもう一つの理由は、本書113ページのテレビニュース番組の章だ。ブラジルの人気ニュース番組『ジョナール・ナショナル』は米国の9.11事件の報道の際、自前の取材でNYに住むブラジル人生存者を探し出し、さらに世界各国の反響を特派員がリポートした。日本のマスコミも日本人のサーバイバーを取材すべきだ。けっして今からでも遅くない。謎を解く努力を日本の視点ですべきだ。
ブラジルを知るための56章 (エリア・スタディーズ)
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アンジェロ イシ
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イシ,アンジェロ
ブラジル・サンパウロ市生まれの日系3世、自称「在日ブラジル人1世」。ひいきのサッカー・チームはサンパウロFC。サンパウロ大学ジャーナリズム学科卒 業後、Abril出版社勤務。1990年に国費留学生として来日。新潟大学大学院および東京大学大学院を経て、在日ブラジル人向けのポルトガル語新聞の編 集長を3年間務める。日伯の移民やメディアを研究するかたわら、ジャーナリストとしても活動。日本各地で日本人市民やブラジル人住民を対象に国際交流や共 生をテーマに数多くの講演を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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