英国のやり方

前稿で永久債にふれたが、これは利払いは続けるが、元本は永久に償還しない債券だ。直前まで、外国勢に所有を勧めて、利払いの停止を宣言すれば紙屑以下の存在になる訳だ。92年のソロス・ショックの前後、詐欺同然のみじめな手法に頼ってきた国がある。BBCなどで、日ごろ中正な報道をするのは、一旦勝負となったら、その信用を逆用するためだ、という冗談があるが、あながち冗談ばかりという訳ではない。
その他、ユーロ・トンネルの火災も興銀などのユーロ・トンネル所有株投売りを誘うための御用火事という推測や住友商事の銅取引での大幅欠損の原因の有力な 一つ、LIME逆ザヤ規制、など洗練された手口が当時みられた。なお住商事案については、講談社文庫『メタル・トレーダー』徳本栄一郎著(キモは220 ページ)をよまれたい。ま、なにか、重要な事件で書き忘れたこともあろうが、とりあえず出稿する。付言、最近EUはカルテルで巨額の罰金を課しているが日 本もまずダイヤモンドに関して中国と協力してもいいから厳罰を欧州勢に課するべきだ。

メタル・トレーダー (講談社文庫)
徳本 栄一郎
講談社
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出典:AMAZON

内容(「BOOK」データベースより) 大手商社・住倉物産の部長が簿外取引で巨額損失―「ミスター・ファイブ・パーセント」の異名で国際銅市場に君臨した上杉健二の転落は世界を震撼させた。2 年後、この事件を調べ始めたグローブ通信社の記者・根本誠一は、さまざまな思惑が渦巻くマーケットの暗部を目の当たりに。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 徳本 栄一郎 1963年佐賀県生まれ。英国ロイター通信特派員を経て、ジャーナリストとして活躍。国際政治・経済を主なテーマに取材・執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


          

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このページは、Makoto Hiroseが2010年2月 8日 17:01に書いたブログ記事です。

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コメント(1)

広瀬の付言
日本の悪しき例としては、ある文具メーカーがスイスで起債して倒産。いままた営業しているようだが、アルファベット表記を変えているようだ。ただ、故意か否か不明。日本側の例も少なくないであろう。

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