週刊朝日最新号と天木ブログ

1月22号の週刊朝日に9.11事件のビル倒壊が飛行機以外の爆薬によるものではないか、という記事がある。よくある「とんでも」記事かと読み飛ばしていたが、これは怖ろしい記事だ。ただ記事中の磯部准教授の話の扱いが爆破説を擁護するのか、しないのかがわからないので天木ブログ最新記事を読まない限り重要性に気づかない。揺り戻し(スプリングバック)が飛行機衝突のせいであり、爆薬の可能性への言及がない。くわしくは両者(朝日、天木)を読んでいただきたい。私がこれを書いたのは個人的な記憶があるからだ。9.11の翌日だと思う。東京のある国の大使館前を偶然通りかかった時に、大使館の前にその国の人たちが20人ぐらい集まって集会を開いていた。趣旨は正確にはわからないが、どうやら「どうだ、この種の暴力に悩ませられられている苦労がわかったか」、という感情が哀悼の意とともに感じられた。この種の集会は極東の地だけでなく全世界的にみられたのだろうか。いつも警察が警備しているのだが、その日は特に警官の数が多かったのも記憶に残っている。人数はもっと多かったか、公安部が写真撮影しているのは確実と推測する。さて、いい機会なので、東芝機械事件について語ろう。
前記の事と一切直接の関係はない。若い方はまったく記憶がないようなので、事件の概要を書く。東芝機械がココム違反のスクリュー製造装置を違法にソビエト連邦に輸出したことが仲介した日本のW交易社の後日作家になった熊谷独氏によって告発された事件だ。ココム違反と貿易は当時問題になりがちな事だったが、これが特大の大事件になったのは裏がある。米海軍のイスラエル・シンパの要員がソ連潜水艦のスク リューの音紋の極秘資料をイスラエル軍の情報武官に渡し、それだけならありふれた事件なのだが、なんとイスラエルがそれをネタにソ連と裏取引をした疑惑が ワシントンを揺るがしていたその時期に熊谷氏の告発が偶然重なったのだ。この事件の主役・ポラードは米国がナチスからのユダヤ避難民を満載した汽船を米国が拒否した史実に憤激し犯行に及んだと陳述している。これはアメリカのユダヤ人に対する信頼を根底から覆す事件だったので対策が緊急に必要だった。それで妙案としてソビエト潜水艦の追尾が困難になったのは日本のせいだ、という大キャンペーンが張られたわけだ。ま、後日トーシバのパソコンに八つ当たりされた 事は若い人でも記憶にあるかもしれない。ともかく、不正はいけない、という事件ではあった。主犯・ポラードは終身刑になり、ずうずうしいと私は個人的に思うのだが、イスラエル首脳が訪米するたびに保釈要求を米政府にし、米政府がそれを拒否する定例の儀式となっている。W交易のSモスクワ支店長は事件の心労もあってか重篤な病気になられた。


          

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このページは、Makoto Hiroseが2010年1月16日 00:41に書いたブログ記事です。

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