習副主席の天皇会見申請の遅延の謎をどう解くか。前回の胡副主席(当時)の外交上の手続きは十分参考にしているからうっかりミスの可能性は極微だ。11月中旬にすべきをほぼ1週間おくらせた。上海閥(江沢民等の反日派)の習に対して中国政府組織(外交部など)が十全な協力をしなかったのが理由かもしれない。しかし一旦会見がきまった後は工作の手はずは万全だ。隣国など他国を揺さぶり、操縦することのノウハウを数千年にわたって外交文化の中心に置いてきたお国柄である。日本で発表された写真よりより習が優位にたつアングルの会見写真が配信された。
これらの狙いは、隣国の鬱っとおしい元首システムの威信をすこしでも切り崩す。オバマ大統領と比して副主席の権能を誇示する、などが目的として挙げられ
る。平成4年の天皇訪中の大詐欺絵図を書いた一人の中央宣伝部の哀牧部長(故人)もたしか副首相まで出世したはずだ。この種のシナリオライターは数多いる
と考えていい。読売新聞の竹内記者だったと思うが、かれのコラム「編集手帳」で天皇を貶める舞台設定が隣国の王に舞いを強いる故事から来ているのでは、と指摘したのはさすがと思った事がある。例によって鳩山首相は「相手が重要ならルールはまげてもいい」という趣旨の発言をし、反日・江沢民派の習副主席を
「後継者」などと軽率きわまる言動である。対中国に関しては相手の国内事情を十分考察し、会見に相手側カメラマンを峻拒することも必要だ。(付記)胡主席の異例の小沢参拝団優遇は、後継者として不好(プーハオ)な習が上海閥の次期首領として訪日する効果を減殺することで、習のライバルの李克強(小沢の長年の知己)を助ける狙いがある、このような推理もありうる。この場合、鳩山の習副主席擁護は反・小沢に直結するが、そこまで考えているだろうか。
コメントする