日米関係がぎくしゃくしている。ツーカーの関係がいいともいいきれないのが国家間の関係だ。といってむやみに関係を悪化させるのは特に日米関係ではまずい。原因は鳩山首相の態度にもある。日米関係が全てだ、と愚劣なまともな政治家ならけっして吐かない言葉を明言しているのだ。なにをされても容認すると理解されかねないこの言葉は政治家として禁句だ。しかも沖縄の基地に関しては実にしぶとい。TRUST ME などとこれまた常軌を逸した表現をしていながら、その後しれっと相手をじらしているのだから。ま、反米的な態度がスタイリシッシュだと思い込んでいるのかもしれない。
ここで思い出すのがイランのモサデク首相だ。この御仁もイランの元祖・宇宙人で、反英・反米は明確だがその他はひょうたん鯰みたいにわかりずらい人の印象がある。モザデクの場合、反英に関しては十分な根拠がある。悪辣な英帝国主義の対象のひとつがイランだったからだ。米国人が鳩山にいぶかるのは、日本人が米軍基地に過去あまりにも従順で、なんの問題もないと思い込んでいるからだ。ここに自由民主党の最大の罪科がある。原罪といってもよかろう。だから鳩山の早急にすべき事は、日本人が、とくに沖縄県人がどういう思いで過去耐えてきたかの率直な表明だ。声涙ともに下る大演説だ。私が反米でないのはこうすればわかってもらえる、という米国人への信頼があるからだ。勿論米国も国益がかかっているのだからそれほど甘い態度は簡単にしめさなかろうが。それしか道はない。堅物の岡田外相がNBCでもABCでもオファーをだしてやってもいい。率直さだけが今必要だ。
僕は、過去の自民党政権が対米関係で従順だったというよりは、歴代総理で9条改正に積極的だったのは安倍元総理ぐらいなもので、米国頼みの防衛政策に終始していたことが問題であったと思います。
ですから、沖縄の件で鳩山総理がどんな感動的な演説をしたとしても、向こう側からは「反抗期のドラ息子」以上の評価は得られないと思います。
「守ってもらっているくせに、随分と偉そうな物言いだな。出て行ってもいいが、困るのはひたすら日本側だろう(冷笑)」という具合で。
9条の改正と自衛力の増強をセットで行えば、在沖米軍の更なる縮小は可能でしょうが、旧社会党系やマスコミ好みの「沖縄の軍事的負担の軽減」というのは無理筋でしょう。
そういうのを現政権が認識した上で行動しているとは、到底思えないのが心配です。
フフン様
ブログのジャパンハンドラーズによるとM.グリーンが東京で講演するとのことです。なにをいうか、注目しています。