厚労省の医系技官に対する批判が起きている。仲間うちからもある。十数年ほど前の宮本政於氏を思い浮かべる人も多かろう。男女の差はあるが立派な経歴の批判者ではある。私が推量するに臨床体験の有無が同じ医学部出身でも微妙な判断の違いの元ではないか。中央官庁だけでなく、各地の保健所長も臨床体験のない女性(男性もが採用されることがままある。表題のトリアージュとは例えば大規模災害の現場で少ない医者の施術能力の配分法をいう。今度のインフルエンザのワクチンにしても世界での生産量が限られているのだから、金にあかした分捕りは国際的な批判をよびかねない。ただ、これはなんとも難しい判断を必要とする。すくなくとも500万人分を最貧国に寄贈するなどの「修辞」がアバウトに必要だ。
ワールド・トリアージュという概念
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