新日本石油に合併した三菱石油は、新聞と「噂の真相」の妙な取り合わせのメディアから攻撃されたことがある。政商を使ったとのことによるが、その政商は東南アジアの某国の沖合いの石油権益の取得に尽力した訳だ。
続きを読む: 三菱石油最後のCM
塩爺の自伝である。発刊元の藤原書店となにかのご縁での刊行である。たしか書店の社長は新評論から独立されたと記憶する。塩爺も88歳、ガンの大手術を2回ほどなされたようだが、お元気だ。温和な性格とおもいきやご自分は瞬間湯沸器と自覚しているとの事。提言編で高級公務員の定年延長を提唱。私も拙稿で提言していたので意を強くした。年金の基礎年金は月6万円くらいで中途半端の指摘もされている。これは解説すると、むかし商店主などが引退すると、息子が後を継ぎ、たまに店番と孫の世話をするなら小遣銭ていどの金額でいい、との発想からだ。ところが息子は会社員になる世の中になった訳だ。生活保護との比較でもこれではまずい。新知識として、慶応の送球部にいたとのことだが、これがハンドボールのこと。また学徒出陣即入営と誤解していたが1月ほどの猶予があったとのこと。ただ北海道の人からみたら広尾線など生活に重要だった線路を廃線にして関空を偏愛するとんでもない狸親爺ということになろう。勿論正直に廃線のことを書くのが素晴らしい点でもある。この本の白眉は、サミットでジスカールヂスタンに慫慂されて戦前の体験をかたり各国首脳から深い尊敬をあつめた福田赳夫の記述である。塩爺ファン必読の本。
最近のコメント