『自衛隊「影の部隊」情報戦秘録』松本重夫を読む

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金大中氏が九段のホテルから拉致された時、自衛隊OBの調査会社の関連が報道された。三井警察庁長官の事前警告を無視して強行された犯行にもし協力していたとすればけしからぬ事だ。実は著者の松本氏がその会社の社長だ。陸軍大学校出身だけに半端な記述・内容ではない。この本で興味深いのは、自衛隊草創期の情報部門の内部で、インド独立工作のF機関長だった藤原岩市氏と著者の確執だ。その他戦後の国会内のスパイ・調査活動も唖然とさせられる告白だ。嘘はないとみた。どこかで佐藤優氏と松本氏の対談を企画しないものか。なお意外なことだが、金大中事件については、車谷長吉氏がサイドストリーを書いている。

『自衛隊「影の部隊」情報戦秘録』 著 松本重夫


商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
かつてマスコミや革新政党から「影の部隊」あるいは「影の軍隊」と呼ばれ、警戒された組織があった。自衛隊にあって情報収集と分析を専門に行う「調査隊」と情報教育を行う「調査学校」だ。戦後、米国陸軍情報部(CIC)にかかわり、「調査隊」の生みの親の一人である著者の、知られざる戦後情報戦の内実が今ここに明かされる。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
松本 重夫
1920年、韓国生まれ。陸軍大学校卒。終戦後、新聞記者を務める一方で、CIC(米国陸軍情報部)の情報機関員として活動。自衛隊設立に向け警察予備隊が設立されると51年に入隊し、CICから学んだ理論をもとに「調査隊」「調査学校」創設・発展に尽力。64年退職。退職後も軍事情報紙を発行するかたわらCIA、KGB、中国情報機関、KCIAなどとのパイプを生かし、諜報活動に従事。野戦砲兵学校会代表幹事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)



          

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このページは、Makoto Hiroseが2009年6月 7日 23:04に書いたブログ記事です。

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