ジャパノロジストとも違う、要するに日本のことを解説して食っている人がいる。そのなかで日本語ができない人がいる。それらの人はおおむね日本への点が からい。ある日本のモンゴル学者が和光大のモンゴル人に冷たくしている。彼らは偶然酒場で遭遇した。事情はこうだ。高齢のモンゴル学者はシベリア抑留経験者で学問はすべてキリル文字経由。ソ連によるモンゴル研究がベースだったわけだ。モンゴル語にうといことがバレるとまずいと考えるなら不機嫌を装うしかない。その伝でいくと、チャルマーズ・ジョンソン(沖縄渡航まえの)などの反日的な論調も実はそこらにも原因があったと邪推していたわけだ。
昨年早川書房から出たエーモン・フィングルトンの『巨龍・中国がアメリカを食う』は次の理由 で購入した。私はクリントンの愚かな円高政策が日本の中国投資を生み、アメリカ人労働者を苦しめさせている。その中国投資がどの程度のダイナモになったかしりたっかたのだ。おそらく早川の編集者の意図 もそうだったろう。しかしこの本はおそらく前述の理由でおそろしく偏見に満ち、下品な記述が多かった。むしろ欧米人の偏見を研究する本として有益である。私の望む本はまだない。
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