池袋駅到着。西口の池袋古書館なる古本屋で尾佐竹猛著『幕末遣外使節物語』と以前紹介した芳賀やすし氏が書いた『言論と日本人』を買う。
幕末の鎖港使節のことは鈴木明著『維新前夜』で、その間のもろもろは鹿島茂著『白山伯』にくわしい。後者の題名はうろ覚え、モンブラン伯のもじり。力作だがヒットせず。改題して文庫化すべき。芳賀氏の本は日本の雄弁家の紹介で実に幅広い人選だ。軍国の嵐に抗す、の節がいいのは当然として、溶鉱炉の火は消えたり、で有名な浅原健三が当節の派遣村の湯浅誠氏にダブってみえる。日本中が派遣村になりそうな雰囲気だ。しけもくをばらしてコンサイス由来のマニラ紙で巻く器械があったそうだがあと数年でリバイバルするか。サンシャイン方面に移動。一風堂、ラーメン二郎、屯珍、大勝軒、があつまるラーメン激戦区で意を決して二郎にはいる。三田本店は慶応野球部などが常連らしいが、とても完食は無理だった。冒頭の二書はいずれも講談社学術文庫。立派な仕事と思う。
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