『俺は、中小企業のおやじ』鈴木修を読む

suzuki.jpg軽自動車のトップメーカー・スズキの鈴木修社長の自叙伝。自動車の経営者の本といえば、GMのスローンの本や名古屋大学出版会からでている豊田喜一郎の事跡を表した本がある。後者は全国の学校図書館に常備されていい。鈴木氏のこの本は肩肘はらない楽しくてためになる本だ。さらにこの本の価値は、スズキのインドとハンガリーでの大成功までの経緯を語っている点にもある。スペインからの撤退も示唆する点が多い。第一三共、王子製紙などの経営者も熟読してほしかった。アメリカでの法務実務の重要性の記述も参考になる。トヨタも大気汚染関連の言いがかりに苦慮していたことが思い出させられる。ただ、自動車のコストダウンの努力に比し、本書の1700円はどんなものか。推薦には十分な内容だがぜひ2冊めにはご配慮いただきたい。それと愛妻のことも記述して欲しい。

『俺は、中小企業のおやじ』


内容紹介

かつてない危機のいまこそ、トップは現場へ行かなくちゃならん。数々の苦境を乗り越え、いままた「世界自動車不況」に敢然と立ち向かうべく、2008年 12月に社長兼任を発表し、注目を集めるスズキ会長による初の書き下ろし。テレビ東京系列「カンブリア宮殿」の出演も決定しており、数々の苦境を乗り越えてきた経験と、徹底して現場にこだわり続けるユニークな経営を初めて紹介。

内容(「BOOK」データベースより)
かつてない危機をどう乗り越えるか。創業期以来の数々の苦境を乗り越え、いままた世界自動車不況に敢然と立ち向かう!スズキ会長兼社長が初めて語る。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
鈴木 修
スズキ株式会社代表取締役会長兼社長。1930年1月30日、岐阜県益田郡下呂町(現下呂市)生まれ。中央大学法学部卒業後、銀行勤務を経て、58年4 月、鈴木自動車工業(現スズキ)に入社。2代目社長、鈴木俊三氏の娘婿となる。63年11月、取締役に就任。67年12月に常務、73年11月に専務、 78年6月に社長就任を経て、2000年6月から会長、2008年12月には再び社長を兼務する。ハンガリー名誉総領事も務める。徹底して現場にこだわる強いリーダーシップで、社長就任時に売上高3,232億円だったスズキを、30年間で3兆円企業にまで育て上げた。この間、軽自動車トップの地位を固めるとともに、インドやハンガリーでの現地生産、米GMとの提携などを進める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


          

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このページは、Makoto Hiroseが2009年4月18日 17:59に書いたブログ記事です。

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