スタンリー・ボールドウィンはイギリスの宰相。じつに難しい問題を果断に解決した。エドワード8世とシンプソン夫人の一件である。この宰相は、独身の王であったエドワードの希望を粉砕し、王自身から退位の意思を表明する政治的決断をさせた人物である。
これが、ビクトリア女王、エドワード7世、ジョージ5世と問題なく世襲が続いてきた大英帝国の臣民をどれだけ震憾させたことか。拙稿『タイの教訓』でも書いたが、今平穏にみえる日本も実は一歩誤まると内乱になりかねない事態が進行中である。その恐れを感じているからこそ一部の雑誌メデイアが(分かりにくい表現で)警告しているのだ。東宮家のごたごたがそれである。英国の件では、国教会は関与なしだが、日本はどうか。事態を憂慮させる別の要素がしきりに指摘されている。だれもなにもしなければ、皇太子が将来的に継がれるわけだ。よろしいのか、実におおきな不安がささやかれている。外戚のこともある。雅子妃の双子の妹のひとり池田礼子さんが女官にという報道もながれた。「令外の官」ならぬ「令外の女官」であるのか。昨年の末の『皇室ヤフオク』事件という大不祥事件も解明される必要がある。麻生さん、当ブログはあなたの悪口も書いたが、決断力は大有りのご様子だ。東宮周辺の肯定的なそして氾濫する否定的な情報を総合的に集め政府としての情理を尽くした果断な判断と決定を期待したい。さもなくばタイの現状は日本の近未来である。
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