私が原田氏のブログを勝手に推奨しているのは、彼が『日本叩きを封殺せよ』という明治の官僚・政治家である伊藤巳代治の優れた伝記をだしているからだ。
この冷徹な愛国・熱血漢の活躍を願っているのだ。元駐日大使のベーカー氏とどんな関係があるのか。拙稿『駐日大使について』でも彼は書き漏らしている。なにかセレモニーとパーテーのすきな方という印象だった。その彼が日経の「私の履歴書」に掲載したのが今年の1月。最後の方でパパブッシュが父島の海で瞑想している写真が載っていた。これがすごいのだ。ブッシュ父の憎悪に満ちた対日政策が日本にも原因があるということを最も効果的に訴えているのである。父島の対空砲火はきわめて優秀で若きブッシュが操縦するアベンジャー攻撃機も命中弾をあたえた。その後に重大な非違があった。ベーカー氏が専門家と相談したかは不明だが外交は宣伝戦という見地からは立派な仕事をしているのだ。なかなか原田氏につながらないが、原田氏は宣伝戦に負け続ける日本外交を憂えて、明治期にその仕事を天才的にうまくやってのけた巳代治の伝記を書いた。私はそう理解している。ザカリア氏も日本の若い外交官が他国と比べて劣っていると評価しているが、原田氏の後輩も勇気をもって職務に邁進してほしい。だれかが見ている。皆さん若き原田武夫氏を応援いたしましょう。
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