フォーゲルフライとよみます。ドイツの法制史の用語です。鳥のように自由ということですが、この自由がヤバい。ヤバすぎる。
国家には一切の義務を負わないかわり、国家もその人に一切の保護をしないという法律上の身分・立場です。前稿で非居住者の課税を少し論じたのです。私は、武井武富士氏も松岡ハリー・ポッター女史も竹中どこぞの大臣閣下も納税について悩みがあったと思うのです。しかし納税先をかえるということは国籍を一時的にかえるに準じるくらいの慎重さが必要だったとも思うのです。法人が気楽に(?)移転するのに、個人に何故私はきびしいのかと自問したのですが、理由らしきものが頭に浮かびました。個人は結構税金をはらわない自国に滞在なんかしちゃうんです。フリーで安全なんかを享受するんです。強盗にあっても捜査するな、なんて暴論は吐きませんが、必要経費を払っていないということは大きいのです。それなりのお覚悟を召せ、と申し上げたいのです。甘い国家は続きません。そんな国お嫌いでしょうよ。鳥になって羽ばたくのもいいものです。
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