今の日本でもっとも大切な課題は北朝鮮の核武装にどう対処するかである。キューバ危機の時は世界を破滅させる全面核戦争を準備したくせに米国の日本に対する配慮は今回少ない。対米外交はその点を積極的にアピールすべきである。
発売中の週刊誌で恵谷治氏が北朝鮮の時間稼ぎが核弾頭の実戦配備のためと分析しているが頷けれる。核攻撃そのものと脅しにどう対処するか、日米安保を肯定するなら、核報復決定への何らかのアクセス権が議論の対象になるべきだろう。誰も発想したくないだろうが。米大統領は任期の終了が近づくと、自分の記念館の建設に頭の多くの部分が占められる。竹島に対する大統領の発言がそれと関連するかは憶測に属するが、外交効果と倫理の逸脱のバランスはどの国の外交にとっても課題のひとつだ。竹島は米国の地名に関する機関が問題を最初に提起したとされるが疑わしい。やはり韓国訪問のオミヤゲを持つためのシナリオの一環だろう。こんな例がある。東京他を焼き尽くしたカーチス・ルメイ空軍大将に日本の勲一等が贈られた経緯である。まず真珠湾攻撃の源田実氏に米国勲章が贈られたのだが、米議会が問題視した。しかたなくルメイに贈勲したのだが、これもシナリオどおりだったかもしれない。
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