輿石人事は最低というのが定評となった。参院に人がいないのだろうが本人の反省が必要だ。一川前防衛大臣も農政での実力はともかく国防では無知を自認していた。平成の馬鹿大将といえば言い過ぎだろうか。この御仁が次期戦闘機の選定の最終的判断を名目上したのだから平成元禄も真っ盛りだ。米国も日本独自の戦闘機開発は全力で潰しにきて時間をかけてほぼ成功した。防衛界に広く「影響力の代理人」の網を張り、米国依存の陰然とした人脈を作るのがその手法だ。米国 のやり方については分野が異なるが、文化政策について占領時代の臼井吉見の米軍の検閲体験記が参考になる。話がそれたが、米国としては自衛隊がユーロファイターを選定しても日本人が想像するより穏健な反応だっただろう。ユーロは95%の技術情報開示が売りだった。20年後の自主開発にはよりましな判断だった可能性がある。防衛対象国が中国であるならロシアとの協力も将来的にはおもしろい。手の内がより読めるからだ。ともかく自国の大切な金を遣うのだ。遠慮はいらない。
私は非居住者への課税についての最高裁の判断に疑問を持つ。私なら創業者の子息を香港に派遣した会社自体が税を免脱する意志があったかを吟味す る。それはともかく非居住者には治安ふくめインフラその他の費用をたっぷりはらわせる税制が早急に必要だ。にわか成金の出版屋であるM女史や醜く ふとった元マルチタレントのOに居住者が当然払っている税金による国家の便益をただ乗りされてはたまらない、が国民一般の声であろう。それはさて おき、最近の教員組合への処分にたいする判断だが、失礼ながら丸谷才一の小説にでてくるようなご老人たちが集まって合議する様を想像したりした。 なにか条文の根拠にもとづいてのご判断なのであろうか。勿論すぐれた識見によるのではあろうが。
1941年11月26日、ハル国務長官は日米交渉の努力をほぼ完全に壊す声明を日本の野村大使に手渡した。ハルの日本に対する要求は日本が米国に対してルイジアナ購入の合法性をみずから否認するよう要求するに等しい。手渡されたのが斉藤博(元大使、故人)なら、そう言って文書を集まった米国人の新聞記者たちに掲げただろう。野村の対応は意味不明の笑顔であった。ぎゃくに大使が斉藤であったならハル国務長官も対応をかえたであろう。 私はそう思う。その野村の態度を激しく批判した本は佐藤毅氏の書いた『敗戦の教訓』という本で河出書房の刊行である。2003年の出版である。

敗戦の教訓――太平洋戦争から何を学ぶか
佐藤 毅
河出書房新社
売り上げランキング: 1077708
すこし先取りの事だが、仮に消費税が10%になったとしたら消費税をごまかす店と正直に納税する店とでは競争力に大きな差がでてくる。勿論脱税店が生き延びて正直店は全滅である。隣の中国では、たしかイタリアが元祖と思うがレシートを宝クジ兼用にして脱税を防いでいるとのことだ。一月のう ち一日をさいころで選んでその日のレシートの額を払い戻すとしたら実に愉快だ。その種の工夫があってもよいと思う。
満州と尖閣は面積こそ比較にならない。しかし他人のものを盗む気持ちは同じだ。
韓国のウォン安政策は昭和初期の高橋是清蔵相の円安政策と類似する。昭和10年には世界のトップを独走していた英国の紡績業を完全に振り切り日本は世界の綿製品の41%を占めた。現在の状況だが半導体やTVで韓国の半独占体制を黙認すれば、将来かなりまずい事態が予想できないか。早急に 円・ウォンを1 円10ウォンにすべきだろう。
井伏鱒二の『荻窪風土記』を読んでいたら、大きな鯉がつり針にかかったら傘を逆にして釣り糸を通して陸にあげる技法があったという記述があった。 魚が後ろに行けないから成り立つのか。ビデオで魚が泳いでいる光景を逆にすると後ろにすすむように見える。つまりその動きを魚が再現できれば逆進 は可能であるのだろうか。頭が痛くなってきた。

荻窪風土記 (新潮文庫)
井伏 鱒二
新潮社
売り上げランキング: 169302
イラン制裁問題への対応をどうするか。玄葉さんの回答は落第だと思う。例外適用とはなにか。米国で成立した金融制裁法に例外規定があるのであろうが、それに震災をからめるのはなんとも情けない。ご本人と外務省が頭を使ってこの答案なのか。例外とは試験におけるカンニングに類するものだ。アメリカの使節も国務省と財務省で一番感じの悪い人たちを人選したのだろうか。前稿で、日本の対応の理想を予告したのだが、ついさっきのTVの光景 をみてその前に簡単な文を書いた。
イランが核武装する事に賛成の国はきわめて限られている。もっとも同情的な国ではイランの近くの国も核兵器をもっているから彼等イラン人も持ちたがるのだろうがあまり賛成もしないし、できればこの問題に関係したくない、が最大公約数であろう。米国を除けばEU諸国はイランにきびしい。さて問題の本質はどこにあるか。米国からみれば、タンカーの安全はどこが保証しているのか、と言いたいだろう。危ないのはホルムズ海峡だけじゃない。 極端に言えば、アメリカには原潜もいっぱいあるしディエゴ・ガルシアから爆撃機を飛ばせるのだ、というのが究極の選択だ。つまり、米国は自国がどれほど真剣なのを同盟国にしめさずに同盟国の「自発的」な協力をもとめている所に問題の本質がある。どんな国だって強制されて、脅かされて自発的に何かをさせられるのは(形容矛盾だが理解して欲しい)嫌なのは当然だ。極言すれば、米国の真剣さを示すために、米国は同盟国に対してイラン原油を積んだ船は譬え同盟国船でも撃沈すると宣言するのだ。イラン人の30%が餓死しても責任は米国にあると宣言するのだ。あまりにも極端すぎる設定で読者も困惑されようが筆者の仮定を10%から90%まで希釈してお考えいただければと思う。希釈といったが、米国か他の国による核兵器による攻撃さえ作戦計画書にのっているのは、あくまで究極の選択だが、確実だ。日本はどうすべきか。妥協の逐次投入が一番ありえそうだが。(続)
戦前そして戦後の一時期も家庭用燃料は薪炭だった。薪(まき)と炭(すみ}である。膨大な量が首都圏などに運び込まれた。蒸して発生するガスをバスなどのエンジンの燃料とすることも広くおこなわれていた。原発の停止をうけて薪炭の見直しをすべきだ。製鉄も粘結炭・一般炭の使用を減らし発電 後に残る炭(すみ)の活用を願いたい。北海道の稚内近くの天北炭田では褐炭がまだ20億トンほど眠っている。木材以外にも国内資源に目を向けた い。さらにマレーシアなどにはゴムの廃材が山のようにあってマラヤハタ製鉄の発想がそこにあったのだ。3000KWから5000KW程度の木材火力発電所を各地につくれば失業者も失業状態から失業する。農業分野でも高い重油を使うのは疑問で単に手間を省いているだけだ。失業者を町村や農協 が雇って温室用の木材ストーブの管理にあたらせる工夫が必要だ。蛇足だが、何らかの添加物を加えた木材炭や褐炭に高圧を与えてコークス化して粘結 炭の代用品が出来ないだろうか。高炉にこだわらず、天燃ガスの活用などの画期的技術開発も必要だ。高炉が出来てからすでに百数十年たっているの だ。
脱獄囚は、籍を偽造するなどして入国し不法滞在を続けていたという。入管も責めたいが不法入国などを助ける偽造グループ、行政書士などの公的資格 がありながら不正を助ける者を徹底的に取り締まるべきだ。警察は重点取り締まり対象を変えるべきだ。産業スパイと外国人犯罪者を痛打しよう。
私はドル安が問題ではなくウォン安が主要な問題だと主張してきた。巧妙だが人為的なウォン安政策が国家主動で行われているのだ。自動車もそうだ が、半導体は現在ある危機だ。造船の惨状を見ろ。対策はこうだ。一月おきに、3月は1円14ウォンで交換、4月は1円13ウォンで交換、以下同 じ、日本政府が公表し実施すればいいだけの話だ。
守屋「さん」といえばまだお出にならないのであろう。平成22年の半ばに出た本だが、新潮社の担当者の企画他のセンスはするどい。最近また別の著者の「守屋本」が出たというニュースがあったので再度この本を読み出したのだが、やはり興味ふかい。そして遣る瀬無い。これほど米国を増長させた 自民党とは何なのだ、というのが第一印象である。現地対策の苦労もある。下地議員が稲嶺知事(当時)の目覚まし役で、憤慨している様子は失礼ながら鳥獣戯画の現代版だ。自見さんもいいが、下地さんをはやく閣僚にすべきだろう。防衛大臣は党勢に比べて破格ではあろうが、田中さんの後任にオー ルジャパンとして考慮してもよかろう。話がそれたが、大きくとらえると、戦後の「吉田コース」の、換言すると「吉田茂の選択」の行き着いた先が詳 述されている本と総括できる本だ。

「普天間」交渉秘録
「普天間」交渉秘録
posted with amazlet at 12.01.18
守屋 武昌
新潮社
売り上げランキング: 73020
小川法相はなぜか好感がもてる。脱獄囚がでた広島に謝罪にいくというフットワークの良もある。だがしかし、なぜこんな凶悪に人物が入国できたので しょうか。入管のトップを呼びつけて職員の仕事ぶりに注文をつけるのが先ではないでしょうか。後始末もいいが、ぜひ将来のことを念頭に願います。
いくら消費税を上げても財務省の予算査定がこのままならザルに水を貯めるのと同じです。特に厚労省関係はひどすぎる。ここに失業者にコンピュータ 技術を教える学校のビラがある。授業を受けると金が貰える。勿論税金からだ。狙いは分からないでもないが、金額が半端じゃない。こんなこと出来るのは石油が無尽蔵に湧く国以外考えられないですよ。この事業、競争という概念がない。せめてテストぐらいさせなさいよ。成績上位者だけに払うと か。まさに役人のやることだ。医療分野でも第一三共に300億円の交付金をバラマキだ。ここ数年天文学的金額をワクチンに遣っていた。外資のロ シュ系の中外に主につぎ込んでいたので国産にという名分はあろうが、そもそも中外への支払いが狂気のさた、というものだろう。財政危機は霞ヶ関が 自分で作ったものだ。根本的改革なしでは増税しようが破滅は避けられない。本当に。


2012年1月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

最近のコメント

AD

為替情報

YAHOO AD